ダーク・ファンタジー小説
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- これはある夏のお話
- 日時: 2016/12/25 11:34
- 名前: 雪 (ID: AjzyS2SC)
不気味な館を少しお休みしてこちらを書きます!
- Re: これはある夏のお話 ( No.1 )
- 日時: 2016/12/26 17:43
- 名前: 雪 (ID: AjzyS2SC)
「プロローグ」
ここは何処?
私は誰?
何もわからない何故ここにいるのかもここが何処なのかも分からない
ヘッドフォンからは誰かの声が流れ続けている。
私は気づいた。一本の白い光が指している事を
私は走り続ける。白い一筋の光りに向かって。
- Re: これはある夏のお話 ( No.2 )
- 日時: 2016/12/28 07:28
- 名前: 雪 (ID: AjzyS2SC)
設定
名前、冬川 詩織
年齢、15歳
性格、少し大雑把で、でも優しい
容姿、髪は肩寄り少し下で水色の髪を後ろで一つに束ねてる。瞳の色は青。
服、制服の時は赤いネクタイに赤のチェック柄のスカートにタイツにローファ
私服は、黒いパーカーに水色のスカートにヒール
小物、いつも雪の結晶型のネックレッスを形見放さず着用している。
その他、いつも学校にはヘッドフォン着用
- Re: これはある夏のお話 ( No.3 )
- 日時: 2017/01/01 14:44
- 名前: 雪 (ID: AjzyS2SC)
ジリリリリ〜
「うっ、うるさい!」
私は寝起きが一番機嫌が悪い。何故かっていつも決まって同じ夢を見るから。
私は隣にあった携帯のアラームを強引に止めると少しベッドの上に座って少し、ぼっ〜とする。
「また、あの夢か、ここ最近ずっと同じ夢ばっかりだ。何処を走ってるのかもわからないしあぁ、もう!」
そこまで一人でブツブツ言ってると母親が来た。
「詩織、いつまでそうやってぼっとしてるの?早くご飯食べなさい!」
「分かったよ、もう、いつもいつもうるさいな〜」
私は母親の言葉に少しイラつきを覚えながら一階へ降りた。
私はご飯を済ませると、学校へ行く準備を始めた。
制服を着て、ヘッドホンを付ける。いつもと変わらない光景だ。
「行ってきます。」
私は少しイライラしながら家を出た。
あの夢がもう少しで現実になるとも知らないで・・・
- Re: これはある夏のお話 ( No.4 )
- 日時: 2017/01/04 16:21
- 名前: 雪 (ID: AjzyS2SC)
いつもの通学路
「はぁ、つまんな・・・」
私がため息をつくと後ろから声がした。
「よっ、おはようどうした?ため息なんかついて〜」
私は後ろを振り向かなくても声の主が誰なのか分かった。
「ああ、莢那か、うんうんなんでもないよ・・・」
私はそっけない態度で返事を返した。
「何?私じゃ悪いわけ?」
「悪いとはいってないじゃん」
ヘッドホンを肩に掛けて莢那と話し始める。
「詩織〜また音楽?どんなの聞いてるわけ?」
「何でもいいでしょ・・・」
「はいはい、今日も冷たいね〜」
私は少しうんざりしながら返す
「あんたがうるさいの・・・なんでそんな元気な訳?」
「元気の秘訣を教えてあげようか?」
「別に、いらない」
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いつもと変わらない生活・・・
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こんな生活がもう少しで壊れることはまだこの二人は知らない・・・
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