ダーク・ファンタジー小説

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夢の中の死んだ少年
日時: 2016/12/26 18:27
名前: 青蓬 (ID: UJz1k79g)

ある日いつも通りに私は寝ていた。その時ある夢を見た。
「此処はどこ?」
私の周りには何も無くただ広い野原だった。此処から見ても出口は無い。
「とりあえず歩いてみよう。」
そう思い、ベッドから降りた。
そうするとベッドは消えた。
……………………………………………………………
しばらく歩いて、立ち止まった時、肩を叩かれた。
『ねぇ』
後ろを向くと、赤い帽子をかぶり、ゴーグルの様なのをかけた赤いパーカーをかぶった男の子が立っていた。その子は私より背が小さく小学生低学年だと考えた。
男の子は
『僕と遊んで?いいでしょ』
私は承諾した。そして男の子は言った。
また明日。と。
次の日。
また会った。その時は
『明日あいにいくよ。』
意味が分からなかった。
次の日。
帰り道はいつも暗い。
今日も暗い。
その時、
『ねぇ』
夢で聴いた声だった。そして男の子はこういった
『久しぶりだね沙弥夏ちゃん僕は君にこれを渡すために話しかけたんだ。』
そう言って小さな可愛らしい箱を渡した。
『僕は渡すものは渡したからね。じゃあね。』
そういわれたとき、深い眠りに堕ちた。
起きた時。そこはベッドの上だった。渡された箱は持ったままだった。

私はその箱を開けた時、私は彼が誰だか解った。
それは去年高校卒業の時期。
彼は卒業式から間もなくして交通事故にあった[優雅]だと。
何故解ったのかというと箱の中身が青く輝く星型の石がついたペンダントが入っていたからだ。それは彼の前で欲しいと言ったからだ。
そういえば小さい時あの格好を良くしていた。
だから小さくなってわざわざ渡しにきたと思った。
彼はそれまでして渡したかったと思った。
ありがとう。私が死ぬまでそっちで元気に過ごしてて。
〜私が死ぬまで〜


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