ダーク・ファンタジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ダルマさんが転んだ【コメント募集中】
日時: 2017/06/03 17:47
名前: 花水木 (ID: pKTCdvWc)

語彙力の欠片があるか怪しいですが、是非、見ていただけると幸いです。

Re: ダルマさんが転んだ ( No.1 )
日時: 2017/03/12 21:05
名前: 花水木 (ID: pKTCdvWc)

リリリリリッッツ!!
がシャン!っと、力任せに目覚まし時計を止める。
いつも通りの朝…。深い深い夢の世界から呼び起こされた私
「神上 優花」女子中学生です。…………。あ、3年になります。はい………。
って、今何時だっけ?などと呑気な事を考えながら、先ほどの目覚まし時計を
覗き込むと…。えっと、3時…。へっ!?遅刻!?完全に遅刻した?私!?
もう一度、時計をまじまじと見て…。カーテンをめくりながら…。
早朝じゃん…。しかも、新聞屋さんすら来てないし…。
うう…。早起きしすぎた。ちゃんと、目覚ましセットした筈なのに…。
馬鹿だ、知ってたけど!  まぁ、立ち直りの早さは他の誰よりも負けないし…。
いっか!!早起きは三文の得!

でも、昨日は確かに目覚ましセットを確認した…。家に私以外いるはずがない。
いや、正確に言うといるけど。黒猫が…。

にゃ〜ん。  チリンと首輪の鈴を鳴らしながら黒猫の姫がやってきた。
可愛いなぁ〜!まさか、この子がいたずらする訳ない!ない!
ワシワシ姫を撫でながら、親バカ(?)丸出しの私はニコニコする。
これが、私の日常。

そろそろ、学校に行く時間なので登校用の靴を引っ掛けながら愛猫に対して
声をかけた。

          「行って来まーす!!」


これが、私の最後の日常になるとは誰が思っただろうか?

私は、知らなかった姫がただの黒猫ではないことを…。

この世界が、もう半分壊れかけていることを…。

私は知らなかった。






ダルマさんが転んだ ( No.2 )
日時: 2017/03/13 07:13
名前: 花水木 (ID: pKTCdvWc)

  「おはよう〜!」 そう、いつも通りに挨拶をした。はずだった…。
あれ、人の気配がしない?いつより早く学校に来たから皆を驚かせようとしていた 
私は意気消沈としていた。まぁ、大袈裟かも知れないけど、結構しょんぼりとしていた。うぅ、今日に限って皆遅いなんて…。等と思いながら自分の席に着く。


んぁ…。?あれ、皆は?どこ?まだ、来てないの〜!もぅ、ホームルームの時間って
言うのに…。クラスメイトが来てない事を良いことに居眠りしていた私は棚に上げておく。うん!これでよし!!って、今日は、早く来る筈のメンバーがいない事に気付く。今日、もしかして、休校日だったの?普段から、真面目な子すら来ていない教室で、ふとそんなことが頭に過ぎる。私なら、遅刻ギリギリなのもいつも通りと言えるだろう。……。そんな中、水を打ったように静かな教室に廊下からか、足音が響いてきた。  

良かった!!誰か来る!先生かな?それとも、遅刻ギリギリのクラスメイトかな?
とワクワクしていた私。さっきの焦りは何処へやら…。といった感じだ。
でも、やけに足音が静かだ…。何て言うか…。その、底冷えする様な冷たさというか…。
何と言うか…。


その時の私は、この後の出来事を予想すらしていなかった。ただ、不気味に響き渡る
それをずっと聞き続けたのを覚えている。

コツ………コツ……コツ…コツ………コツ


Page:1 2



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。