ダーク・ファンタジー小説

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ワールド・ループ 小説版
日時: 2017/05/04 09:53
名前: setokousuke (ID: 3fcgg5If)


プロローグ:一般サイエンスⅠ




カタッ、カタカタッ
「よし。これでまずプロトタイプができた。        
 後はバグの修正をするだけだ。」
 暗闇に包まれた部屋に、一人の人間。その人間は、ニヤリと笑い、何処かへ消えていった。

 「よし、こんなものでいいかな。」
まったく売れない小説家、翔陽は、今朝見た不思議な夢をパソコンでまとめていた。そして、パソコンを閉じたとき、翔陽はふっと思う。
(思えば、もうあれから、5年も経つのか。あいつは元気だろうか。頼むから、死なないでくれ。)
そう思って、病院に行こうとする、翔陽だった。
 病院につくと、真っ直ぐにある病室に向かった。病室につくと、それはいつも通り眠っていた。そして、翔陽はいつも通り、話しかける。
「頑張れ、頑張れ、」
と。そこまで命にかかわる病気ではない、と先生は言っていたのだから、ほかの人から見たら、風邪の患者に、死なないで、と言っているようなものに見えるだろう。
 翔陽は思う。






いつも通りが、明日も続け。

と。


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