ダーク・ファンタジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

人狼ゲーム 〜始まりの村〜
日時: 2017/05/14 23:48
名前: 鹿 (ID: vQ/ewclL)

初めまして!鹿と申します!更新速度は、亀、蝸牛と張り合うくらいの
遅さです・・・。こういった小説を書くなどは、あまり無いので、
誤字、脱字があるかもしれませんし、文の途中で、矛盾点などが
生まれしまうと思います。その場合は、コメント頂けると、幸いです。
雑談おkです!楽しくいきましょう!

注意!
幾ら小説の方を馬鹿にするのは構いませんが、他人に迷惑を掛ける行為
だけは、絶対にやめてください!!


それでは、次の更新まで気楽にお待ちください〜。

Re: 人狼ゲーム 〜始まりの村〜 ( No.1 )
日時: 2017/05/28 16:20
名前: 桐谷 (ID: AxfLwmKD)






 はじめまして、桐谷です。
 私も一時期人狼に嵌まっていたので楽しみです。
それではお邪魔しました。


桐谷

Re: 人狼ゲーム 〜始まりの村〜 ( No.2 )
日時: 2017/07/07 20:44
名前: 鹿 (ID: vQ/ewclL)

桐谷さん
コメントしてくださり、有り難う御座います。1ヶ月以上も返信
出来なく申し訳ありません。



久しぶりにこのスレに戻って来ました。ずっとサボってしまい、本当に申し訳ありません。これからはしっかり更新しますので、宜しくお願いします。

Re: 人狼ゲーム 〜始まりの村〜 ( No.3 )
日時: 2017/07/11 23:45
名前: 鹿 (ID: vQ/ewclL)



「……ねぇ、いつになったら、この『ゲーム』を、始められるかな?」

声が聞こえる。げーむ、とその声の主は言う。
まるで、頭に直接語り掛けてくるような。
これは…夢?いや、きっとそうだ。だって僕はこんな場所を知らない。
そんな違和感を覚えながらも、声の主…そうだなぁ、「天の声さん」、と
でも呼んでおこうかな。

「『ゲーム』?始める?何の事?」
何処から話しかけられてるか分からない為、取り敢えずは辺りを
見回しながら、気持ち大きな声でそう言う。
「うーん…。そうだな、最初から説明するのもメンドーだからなぁ。
ま、いっか!ねぇねぇ、近くにドアがあるでしょ?」
ドア…?そんな物はあるかな…と改めて見回すと、本当にドアがあった。
何時の間に!と驚きたいくらいだったが、所詮これは夢だ。
何が出てきても可笑しく無い筈だ。
「このドアがどうしたの?」
あるでしょ?と問われただけで、何をしろ、とは言われてない為、
尋ねてみる。
「そのドアを開けて?そして…入ってごらん?きっと、君に
とってはとても面白い世界が広がってると思うよ……?」
面白い世界…その言葉に僕は激しく反応した。
なぜなら、今過ごしている世界は、とてもつまらない、退屈な
世界だから。朝起き、ご飯を食べ、学校に行き、勉強し、またご飯を食べ、家に帰り、またもやご飯を食べ、そして眠り、また新たな朝が来る。
そんな退屈なことが繰り返される世界には、もう飽きた。
だから、せめて夢だけでも、楽しめる所があるならば、空想の世界
でも構わない。僕はもう、そんなものにしか縋るものがない。
「へぇ、面白い世界…ね。良いね。そんな世界があったら」
「…………」
天の声さんは、何も言わない。でも、そんなの関係無い。
僕はドアノブに手を掛け、ゆっくりと回す。
そして躊躇無く足をその先に踏む。
あぁ…でも、これは夢。そろそろ、覚める頃…かな。

そう思いながら、僕はだんだんと、暖かい何かに包まれるのを
感じながら、その先を見据えた。



Re: 人狼ゲーム 〜始まりの村〜 ( No.4 )
日時: 2017/08/09 00:57
名前: 鹿 (ID: ktFX/uOB)

「ん……?」
目が覚めるとそこには、見知らぬ天井。あれ、まだ夢の中なのかな?
ボッーっとする頭でそんな事を考え、だるい体を頑張って起こす。
「あら、起きたの?…ふふっ、どうしたの、その顔。まだ寝ぼけてるの?」



「え………?」
言葉が出ない。だって、今いるこの夢は、とてもリアルだ。
匂い、音…全て感じられる。じゃあ、これは…夢じゃない?
「本当に寝ぼけてるの?…もう、早くちゃんと目を覚ましてね。朝ご飯
出来てるから。じゃあお母さんは北の村に行ってくるからね。……多分、
また暫く帰ってこれないの。いつもごめんね」
理解が追いつかない。お母さん?北の村?
「あ、あの…」
「ん?なぁに。どうしたの?」
優しく言ってくれるこの綺麗な人は、お母さん?
でも、僕の知っているお母さんはこんな人じゃない。
こんなに澄んだ瞳をしてない。
こんなに甘くて思わずその匂いに酔ってしまいそうな香りはしない。
こんなに優しく笑わない。

……こんなに、優しくなんて、してくれない。






なぜか、涙が溢れる。拭っても拭っても溢れて、止まらない。
「……何かあったの?」
また、そうやって優しく言葉をかけてくれる。

でも、この人は本当のお母さんじゃない。
だとしたら、この人は誰?
ぐるぐると頭の中でその疑問が回り、沈黙が続く。

すると、僕はあの夢の中で言われた事を思い出す。
『ゲーム』、『面白い世界』。
まさか…いや、そんなはずは無い。
でも、其れしか今思い浮かぶ事は無い。


Re: 人狼ゲーム 〜始まりの村〜 ( No.5 )
日時: 2017/09/02 02:00
名前: 鹿 (ID: ktFX/uOB)

「あ、あの……お母さん?」
覚悟を承知でそう言う。これで間違っていたら、相当恥ずかしい。
でももう言ってしっまったものはどうしようもない。
違った時のための適当な言い訳……理由を考えておこう。
「なに?」
どうやら当たっていたようだ。良かった。
僕は思わず安堵の息を漏らす。
「え、えっと…北の村、だっけ?行くんだよね?いってらっしゃい」
今出来る精一杯の笑顔を作る。少し顔が引きつってるかな?
「え?う、うん……いってきます」
‘お母さん‘は僕に背を向けてドアのところまで行く。
良かった。とりあえずは状況を整理しないといけないからな…。
あの人が行ったら、暫くしてからまずは外に出よう。









・・・・今回短くてすいません!次は恐らく早く更新出来ると思うので
気長にお待ちください。


Page:1



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。