ダーク・ファンタジー小説
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- ソウルウェーブ
- 日時: 2017/05/27 00:12
- 名前: すぅ㌧ (ID: akJ4B8EN)
どーも!
すぅ㌧と申します!
ここで小説を書くのは初めてです。
語彙力が無かったり日本語がおかしかったりしたらごめんなさい。
初めてなので軽く説明させていただきます
舞台は現代の日本の裏の世界です。
そこでは表向きの世界よりも科学が進んでおり「波動」と呼ばれる生命エネルギーの存在が実証されていた。
そして波動には様々な力があるということがわかっていた。
近年、裏社会では波動を使い、法では裁く事のできない犯罪が増えていた。
それらの犯罪を裁くために発足された国際組織「FORCE」という波動を使って犯罪を防ぐための組織の話です。
- Re: ソウルウェーブ ( No.1 )
- 日時: 2017/05/27 16:05
- 名前: すぅ㌧ (ID: akJ4B8EN)
ここは日本。
「はぁ、授業めんどくせー」
高校生の彼が言う当たり前の様なセリフだ。
彼の名前は「柏木蓮」
テストでは毎回学年上位におり、運動神経もバツグン。容姿もかなり整っており、クラスの学級委員だ。
そして、女子からもかなりモテる。
後ろから金髪のハーフの少年が近づいてくる。
「よぉ!蓮!」
彼の名前は「鈴村飛鳥」
小学生の頃からの蓮の友達であり、一見するとただの不良だ。
両耳にリング状のピアスを付けており、ネクタイも緩めて、シャツもでている。
そして見かけによらずテストでは毎回の学年トップ。
天才肌で何でも器用にこなすタイプの人間だ。
よく気晴らしと言って近くの高校の不良をぼこぼこにしている。
今日はそれの停学処分がとけ1週間ぶりの登校である。
- Re: ソウルウェーブ ( No.2 )
- 日時: 2017/05/27 15:21
- 名前: すぅ㌧ (ID: akJ4B8EN)
蓮 「よぉ!じゃねーよ!次停学くらったら本当に卒業できねーぞ!」
飛鳥「分かってるって〜。卒業はちゃんとするからよ!」
飛鳥は小学生の頃から喧嘩が強く、よく暴走するのを蓮が止める。それが2人の当たり前になっていた。
蓮は昔から正義感が強く、ケンカも飛鳥なみに強い。だがケンカをしたのは2回程である。
飛鳥「えっとー、今日テストだっけ?」
蓮「そーだよ、お前はどーせ勉強してねーだろ」
飛鳥「あたりめーじゃん」
・
・
・
飛鳥「やっと終わっかぁー、帰ろーぜ、蓮!」
蓮「悪い、今日は親父に呼ばれてっから親父の会社に寄っていくから1人で帰ってくれ。」
飛鳥はつまらなそうな顔をして何も答えず帰っていった。
蓮の父親は水道関係の会社を経営しており、仕事が忙しくほとんど家にはおらず、母親も物心つく前に亡くしており、家にはいつも1人でいる。
今日は何故か父親に呼び出された。
蓮「そういや、親父の会社にいくのは小3以来だな」
そんなことを思いながら電車に乗り、会社の最寄り駅から10分程度歩くと、すぐに着いた。小さい会社で、従業員は5人程しかいない。ビルの1室を借りて経営しているらしい。
ドアを開けるとそこには1人の男が立っていた。
- Re: ソウルウェーブ ( No.3 )
- 日時: 2017/05/27 15:55
- 名前: 黒豆ゆーと (ID: akJ4B8EN)
蓮の父親、柏木蘭だ。
蘭「おぉ、久しぶりだな!今日は話があて呼んだんだ。」
笑いながら蘭はそう言うと、蓮は
蓮「久しぶりだね、親父。話って何?」
三ヶ月ぶりに会ったが、こんなのはもう蓮にはなれていたことだった。
蘭「突然だが、蓮、お前にはずっと嘘を付いていた。おれがやっている仕事は水道関係の仕事じゃくて、もっと危ない仕事なんだ」
蓮は父親の突然の告白に動揺を隠す事ができなかった。
蘭「まぁ、ざっくり言うと裏社会で起きている犯罪を取り締まる国際組織の日本支部のボスをやっている。」
蓮「ちょ、ちょっとまてよ!全く意味分かんないだけど。裏社会?国際組織?そんな意味分かんない事言われても全然わかんねーよ!」
蓮の頭の中は混乱していた。ついさっきまで親父は普通の会社経営者だと思っていたのが突然、国際組織の日本支部のボスと言われても信じられる訳がなかった。
蘭「信じられないと言うのも無理はない。ずっと隠していて申し訳なかった。子供のお前を巻き込みたくなかったんだ。だが、もうお前も1人で生きられる年齢になった。これからは心配な所もあるがお前もここで働いて欲しいんだ。」
突然言われたその言葉に蓮は不思議なリアリティを感じた。
- Re: ソウルウェーブ ( No.4 )
- 日時: 2017/05/27 20:14
- 名前: すぅ㌧ (ID: akJ4B8EN)
蓮「は?働く?ふざけんなよ!親父の冗談話に付き合っていられる程暇じゃないんだ!」
蓮はそのまま部屋を出ようとドアへ向かって歩こうとしたその瞬間、蓮の体は動かなくなった。
蘭「蓮、なにをされているかわからないだろ?これは波動といってな、お前の脳におれの波動を送ってお前の脳を乗とったんだ。俺たちはこれを使った法では裁くことができない犯罪を取り締まっている。信じてくれるか?」
と言うと蘭は波動による脳の操作を解いた。
蓮「はぁ、はぁ、信じるも何もこんなことされたら信じるしかねーだろ。ってか波動ってなんだよ」
蘭「波動ってんのは人間の生命エネルギーのようなもので、近年、裏社会でそれの存在が発見された。そして波動には、様々な力があるんだ。今のはそれの基本的な技だ。」
蓮は驚きながらも今自分の置かれた状況を理解しようとしていた。
蘭「そして今からはお前のやる仕事について説明するぞ。この裏社会の波動による犯罪を防ぐための組織の名前はFORCEだ。今からお前はFORCEの1員になる。だから今からお前にもこの波動を使えるようになってもらう。」
蓮「え?おれが波動をつかうの?」
蘭「あぁ、そのためにお前に波動を教えるための人を用意した。入ってくれ」
「はい」
ドアが開くとともに蓮には聞き覚えのある声が聞こえた。
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