ダーク・ファンタジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

どこか暗い場所
日時: 2017/07/20 01:49
名前: 黒犬乃輪 (ID: nqtZqZHy)

     序章 
 2006年の事だった。福島県郡山市において、3人の女子高生が突然、姿を消したのだ。彼女らは非常に仲が良かったらしく、当初は家出と見られた。しかし、三日経っても、彼女らは帰ってこなかった。心配した彼女らのリーダー格である、朝倉みずほさんの家族は、捜索願が出され、他二人の捜索願も後日出された。
 しかし、彼女らは見つからなかった。見つかったのは、彼女らの靴とバッグだけだった。
 悲しくも、彼女らは帰らなかったのだ。事件については、深海に投げられた。
   第1章
 2010年 二月六日
 源多が郡山市に来て、1年が経つ。源多こと、住寄源多は、宮城県の白石市からやってきた中学生だ。最初こそ、馴染めていなかったものの、日が経つうちに、友達が出来ていた。郡山市の風土に触れ、彼の心の表面は変色していった。

Re: どこか暗い場所 ( No.1 )
日時: 2017/07/20 01:58
名前: 黒犬乃輪 (ID: nqtZqZHy)

 彼の通う中学校からは、郡山市で一番高いビルである、ビッグアイが見える。何でも、ビッグアイの最上階はプラネタリウムとなっていて、世界で一番高いところにあるプラネタリウムとして、ギネス世界記録を保持している。

Re: どこか暗い場所 ( No.2 )
日時: 2017/07/20 03:48
名前: 黒犬乃輪 (ID: nqtZqZHy)

源多らの遊び場となっている郡山駅前には、人気バンドGReeeeNのメンバーらの手形などがあったりと、何かとエンタメ性があふれている街だ。
 源多は、駅前のベンチに座り、ケータイをじっと見つめ、友人らの到着を期待していた。3分ぐらいたった頃に、友人らはやってきた。
「おまえら、5分遅刻だぞ」
 源多は怒りに満ちた目で、友人らを睨む。
「たかが5分だろ? お堅いなー、源ちゃんは——」
 源多にそう言ったのは、源多が郡山に来て、初めて出来た仲の良い友達である、啓治だった。
「お堅いとかじゃなくて、一般常識だろ。一般常識」
「まーでも、来ないよりはましじゃない?」
 源多の言い分に口を挟んだのは、女友達の鈴。おてんばな性格の持ち主だ。
「そうだよな」
 鈴に便乗したのは、源多に馴れ馴れしくしている、槙壱だ。
「そんで、どこ行くんだ? ここらは、ゲーセンぐらいしかねーぞ」
 啓治は背伸びしながら、源多に問う。

Re: どこか暗い場所 ( No.3 )
日時: 2017/07/27 08:55
名前: 黒犬乃輪 (ID: bxOWKuH4)

「いや、まあね。あのー・・・」
「早く、言えよ。じらすな」
「ええとね、あの00森に行こうかなと・・・」
 それを聞き、周りは唖然とした。

Re: どこか暗い場所 ( No.4 )
日時: 2017/08/03 14:34
名前: 四季 ◆7ago4vfbe2 (ID: MSa8mdRp)

初めまして、こんにちは。四季といいます。
リアルさが不気味でなかなかいい雰囲気のお話ですね。続きが気になります!
更新楽しみにしています。


Page:1



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。