ダーク・ファンタジー小説
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- Oz Myth Story ー少女と5人の大賢者ー
- 日時: 2017/10/15 00:19
- 名前: Alice (ID: uJGVqhgC)
ーある夜、私は夢を見た。その夢の内容は…
オズからのお告げだった。
………………
はじめまして!Aliceです。よろしくお願いします。小説書くのは初めてです。
お願い
・私は文才がありません。
・更新不定期です。
・荒らし&マナーのない奴は帰れ。というか来んな。
それでもいい方だけゆっくりしていってね!
【冒険の記録】
【登場人物】その1>>1
【世界観】>>2
Oz Myth Story>>3
Prolog>>4
The first chapter『はじまりの風が乗せてゆく想いは。』
Part:a『国王陛下からの手紙。』>>7
Part:b『王都グリンピア』>>8
Part:c『グリンピア城の女番長!?』
Epilog>>
- Re: Oz Myth Story ー少女と5人の大賢者ー ( No.1 )
- 日時: 2017/09/30 21:07
- 名前: Alice (ID: 32zLlHLc)
【登場人物】その1
リアン・ファンタジア
この物語の主人公。16歳。神話に出てくる神様のオズからお告げを受け、5大大賢者とその孫を集める旅に出る。
出身、育ち共にフォレストピア王国。
茶色のボブヘアに青い瞳をしている。
成績は普通、光属性魔導師見習い。
ベス・アッシリア
リアンの親友。大賢者以外で全属性の魔術が使える天才少年。16歳。リアンの旅をサポートするように言われ旅に出ることに。
リアンよりも短い青緑の髪に橙色の瞳をしている。
ライトレスト国出身、育ちはフォレストピア王国。
成績は優秀、全属性魔導師見習い。
ロゼ・クッカルドゥ
リアンの親友の女の子。16歳。大賢者ターニャの孫娘。リアンの旅について行き知らない世界を見に行きたいと思っている。
肩ぐらいの髪を両サイド編み込みにした朱色の髪に、黄緑色の瞳をしている。まだ世代交代をしていないため今は全属性魔術を使うことは出来ない。
成績はそこそこ、今は草属性魔導師見習い。
- Re: Oz Myth Story ー少女と5人の大賢者ー ( No.2 )
- 日時: 2017/10/03 16:27
- 名前: Alice (ID: 9ihy0/Vy)
【世界観】※随時更新
『アッシリア地方』
創造神オズを信仰する地方。主に5つ国がある。白夜と極夜が近くで発生するという謎多き地方でもある。
『フォレストピア王国』
緑豊かな国。森林や花畑などが多く点在し、御伽の国の様なメルヘンチックなログハウスやレンガの家などが立ち並んでいる。
『バーニダリ帝国』
砂漠の真ん中にあるフェイ火山の中にある国。年中夏のように暑い。
家は燃えないように石や砂で出来ている。
『カレント王国』
水の中にある国(沈んでいる)。昔国のあるとことには巨大な滝があったらしいが、今は堰き止められ巨大なダムの国と化している。(ビーバー王国と呼ばれることも…。)
『ライトレスト国』
年中白夜状態の国。ビタリ山の頂上付近に国があるため、最もオズのいる場所に近い国と呼ばれている。
意外にも暖かく穏やかな気候。
『パープルーン共和国』
ライトレスト国とは正反対で日のない国。年中極夜状態。とても寒く雪がずっと積もっている。
様々な文明が永久氷土の中に眠って言われており、謎多き国とも呼ばれている。
- Re: Oz Myth Story ー少女と5人の大賢者ー ( No.3 )
- 日時: 2017/10/04 15:46
- 名前: Alice (ID: 9ihy0/Vy)
『Story of the first which even isn't on a myth』
ー今から遠い昔のこと。何も無き大陸に1人の少年が佇んでいた。
少年は考えた。このつまらぬ場所を、毎日様々な事が起きる楽しいと思える環境を作る方法を。
少年は『考えたこと・ものを具現化する能力』を使える存在だった。
そこからまず、時間を形成する神、空間を形成する神、ものを形成する神を作り出したー。
ここまでは、まだ神話にすら載っていない始まりの話。
ここからは、ものを形成する神ー。オズのことを書いた神話のとあるページに書かれたお話である。
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『The origin of the belief』
ーその時、人々は愚かだった。
領地を手に入れるために、森を焼き、弱きものを支配し、戦争を起こし殺し合いなどをしていた。
そんな人々に愛想を尽かしたオズは、 神の怒りの鉄槌を食らわせた。
人々を傷つけた偉そうに佇んでいたものを殺し、武器を消した。
そして焼き払われた森や家々を修復し、弱きものを助けた。
それが人々がオズの信仰を始めるきっかけだった。
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『Running out of control in Oz』
ーオズの信仰が始まり、数百年の時がたった。
オズの信仰が始まってから、大きな争い事は起こっていない。
人々はひとつになり平和に、幸せに暮らしていた。
それをオズは嬉しく思い、何か人々に贈り物をしようと考えた。
そこでオズは近くに荒れ果てた土地があったので、そこに新たな森を作ろうと思った。
そんな矢先、オズの力は暴走した。暴走した力は誰にも止められず、大地から人々は消え、自然も全てなくなってしまった。
オズが自我を取り戻した頃には、何も無くなってしまっていた。
オズは自分のやってしまったことに怯え、そして深く悲しみのどん底へとたたき落とされた。
そして、また数百年の時がたった。
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『Birth of a wise man person』
立ち直ったオズは、また人間たちを生み出し、たくさんの自然を作り出した。
そしてまた自分が暴走した時、自分を止められるような大きな力を持つ5人の『大賢者』を生み出した。
大賢者を『世代交代』で継がせる義務を作ったあと、オズは自分の魂をふたつに分け、人々の中に紛れ込んだ。
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『The last chapter The world following peace』
ーそしてまた数千年の時がたった。
あの後この大陸は『アッシリア地方』と名付けられた。
そして、5つの国が誕生した。
依然として平和は続いている。しかしオズは元に戻ってはいない。
そして、現在に至るー。
- Re: Oz Myth Story ー少女と5人の大賢者ー ( No.4 )
- 日時: 2017/10/05 02:18
- 名前: Alice (ID: 9ihy0/Vy)
Prolog『Oracle in Oz』
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「ここ、何処だろう。」
私はリアン。私は今、謎めいた空間に1人ぽつんと立っている。
「なんかここ不気味だなぁ。昼か夜かも分からないし、まるでライトレストとパープルーンの間にいるみたいだ。」
「ねぇねぇ、そこの人!君だよ君!」
「はい!?」
いつから声を掛けられていたのだろうか。全く分からないが、私と同い年ぐらいの男の子が私の後ろに立っていた。
「ごめんなさい。気が付かなくて。御用はなぁに?」
「えっと、僕は君にお願いがあって来たんだ。君にしか出来ない事なんだけど…。」
「私にしか出来ない事?」
「そうだよ。君にしか出来ない事さ。」
「で、どんな事なの?」
「それはね…大賢者を世代交代させて、オズの祀られてる神殿に連れてきて欲しいんだ。そして、僕を完全な姿に戻して欲しいんだ。」
「完全な姿に戻す…?」
完全な姿に戻して欲しい、と言われ私は少し戸惑った。だって、目の前には何一つ欠けているものが無い少年が立っているからだ。
「そうさ。」
「でも君、何一つ欠けているものなんて無いけど?」
「それはここが夢の世界だからさ。夢の世界ならいくらでも姿を変えることが出来るからね。今は完全な姿を君に見せているんだ。」
「そうなんだ…。」
ここで私はふと思った。この子、何だかとてもオズ神話に載っている創造神オズ様にそっくりだなぁ…と。
「まぁ、僕はオズなんだけどね。」
「!?」
なんだこの子、私の考えている事を見透かしてる!?てかこの子がオズ様!?というかなんで私なんかにお告げを!?
頭の中で色々な疑問がどんどん生まれてくる。このままじゃ爆発してしまいそうだ。
「神話に書いてあっただろ?僕の魂はふたつに分けられたと。でももうそろそろ元に戻さないとまずいんだよね。それに、なんかいやーな事が起きそうな予感がするし…。ここは一つ、やってくれないかな?」
「え、あ、はい。」
「わぁー!ありがとう!僕の魂は輪廻転生し続けている。丁度君ぐらいの年頃だろう。それに、神殿まで大賢者たちを連れてくれば僕の魂たちとも会えるさ。それじゃあ、そろそろ起きないと君遅刻しちゃうよ。じゃあね。」
「え、ちょ!まだ聞きたいことがたくさんあるんですが!」
「遅刻したら怒られちゃうよ?早く起きな!今8時だよ?」
「え?マジですか!?遅刻しちゃう遅刻しちゃう!それでは、約束はきっと守りますので、待ってて下さい!それでは!」
「うん。じゃあねー!」
Prolog『Oracle in Oz』END
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