ダーク・ファンタジー小説

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殺人鬼育成プログラム
日時: 2017/10/30 00:36
名前: 佐野結衣 (ID: 9sihcqpn)  

なにも感じなかった。ただ、血を首から吹き出しながら、苦悶の表情をうかべて倒れていく人を見て、「あぁ、私が殺したんだな」とだけ思った。

それからは、ただ人を殺していった。皆弱く、首を一突きするだけで倒れていった。


ある時、私を訪ねてきた女がいた。女は言った。
「貴方は立派な殺人鬼です。殺人鬼育成プログラムに乗っ取り、貴方はコロシアムに強制送還されます。健闘を祈ります。」

女は鞄から黒い棒状の物を出した。それから、青白いライトが出ている。女はライトを私に向けた。目が眩むような強烈な光を受け、私の意識は闇に落ちた。


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殺人鬼育成プログラム
コロシアムで開かれる殺人ショーに出場することができるような、強い殺人鬼を育成するためのプログラム。コロシアムは相当な権力者のファンが多数おり、政府がコロシアムに補助金を出しているという噂がある。
殺人鬼育成プログラムによってコロシアムに強制送還される者の条件は、『過去に人を五人以上殺したことがある者。十八歳未満であること。』これが条件である。
コロシアムに強制送還された者の数は百人を超えたという情報がある。
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桐山冴(サエ)
過去に十人、人を殺した。現在十六歳。コロシアムに強制送還されたうちの一人。武器はサバイバルナイフ。殺し方は首をナイフで一突き。


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