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ダーク・ファンタジー小説
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- 青と手錠。
- 日時: 2018/01/22 17:50
- 名前: 柚乃華 (ID: TM1He8zT)
血の味が、喉を潤す。
─────今回の男の子も、良かったわ。
私は、血の付いた手錠を隠し持つ。
次の標的は─────。
- Re: 青と手錠。 ( No.1 )
- 日時: 2018/01/22 17:54
- 名前: 柚乃華 (ID: TM1He8zT)
標的1&エピソード1*登場人物
遙花
館の主人。
主人公。
残酷な古の守り人。
王川 陽太
遙花の恋人。
新の守り人。
桜川 優希
標的。
心優しいが、血もうまく、標的に。
遙花の虜になる。
- Re: 青と手錠。 ( No.2 )
- 日時: 2018/01/22 21:21
- 名前: 柚乃華 (ID: TM1He8zT)
*幸せの片割れ、しまい込んだ手錠*
私は、ひっそりとした館の主。
館の名は、…豊かなご想像に任せるわ。
私の名は、遙花。
それだけよ。
ええ?
可笑しいかしら?
…フフッ。
私は、含み笑いをし、ポケットの中にしまい込んだ手錠に触れる。
そして、溜め息。
冷たいわね…。
今年の冬は、越せるかしら。
そして、ニヤリと笑む。
絶好の獲物が、現れる。
確実に、ね…。
「遙花」
私の、幸せの片割れ、陽太が来た。
はしばみ色の目。
くせっ毛のピョンとはねた、金髪。
「血には、困らないよ」
ありがとう。
私は、慈しんで陽太を抱き締める。
彼が、この行動があまり好きじゃないとは知っていても。
私は、胸に誓う。
幾度と無くつぶやいてきた。
「父上の仇を討つ」
そのためには、あの子が要るの。
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