ダーク・ファンタジー小説

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ユースティアサーガ-英雄の系譜-
日時: 2018/01/22 20:27
名前: メルディ (ID: LAu9zylb)

はじめまして!この小説は、王道ファンタジーをベースに、
ユースティア大陸が舞台の物語です。
ジャンルは戦記・軍事モノです。
何分初めての小説ですので、生暖かくご覧ください。



登場人物 >>1


目次



順次追加予定

Re: ユースティアサーガ-英雄の系譜- ( No.1 )
日時: 2018/01/22 20:24
名前: メルディ (ID: LAu9zylb)

登場人物


謎の少年

年齢:?歳
性別:男
性格:不明
一人称:俺
クラス:戦術師
種族:人間

軍で一番謎が多い

 道端に倒れていたところを草原で暮らす少女ティルに拾われる。
 記憶喪失で、名前、今までの記憶がない。



ティル・ソティス

年齢:17歳
性別:女
性格:強気でいつも前向き。誰かのためにありたいと願う。
一人称:私
クラス:ロード
種族:人間

軍で一番動きが素早い

 赤髪のロングヘアで、後ろ髪を白いリボンでまとめている、草原で暮らす少女。
 謎の少年の助けになりたいとひたむきに望む。
 愛剣の「竜剣ノートゥング」を以って、素早い動きで敵を翻弄する。




順次更新

Re: ユースティアサーガ-英雄の系譜- ( No.2 )
日時: 2018/01/22 20:41
名前: メルディ (ID: LAu9zylb)

序章 草原の少女



少年が目を開けると、そこは、見たことのない場所であった。

「あ、目が覚めた?」


ふと右手を見ると、赤髪の少女が微笑みながら少年を見下ろしている。

「今、お茶を用意するね。」

少女はそういうと、部屋を出て行った。

少年は上半身を起こしてその場を観察する。
部屋・・・というよりは天幕の中にあるそこは、
様々な木で作られた家具や、獣の皮の絨毯が敷かれており、
小ぎれいに整頓されていた。
少女が一人で暮らしているのか、家具や絨毯以外は何も置いていない。



しばらくして、少女が戻ってくる。

「はい君、これ飲んで。」

少女はカップに入ったお茶を少年に差し出す。
少年は、ペコリと一礼してカップを口にした。


「そういや、まだ自己紹介してなかったね。」
おもむろに少女は名乗る。

「私はティル・ソティス。この草原で一人暮らししてるのよ。」

ティルは続けた。

「あなた、道端で倒れてたのよ。
 あのままだったらきっと狼の餌になってたわ。」

ティルの説明に少年はぼーっときいているだけである。
「なんだか気が抜けてる男の子ね」
とティルはせせら笑う。
少年は少し戸惑いを見せていた。



不意に、外から数人の男の声が聞こえた。

「!!・・・・君はここにいて。」

ティルは急に顔をしかめ、外へ出た。


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