ダーク・ファンタジー小説
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- スターゲイザー
- 日時: 2018/01/30 22:01
- 名前: 六星 てぃふぁ (ID: UXIe.98c)
–機械と人間が共存する世界。機械は人間を支え、人間は機械に頼る…そんな世界。
9年前、世界規模で起きた機械達の暴走は、新聞の一部に書き留められる程度のものだった。…死者が2名、ということを除いては。
多くのものを失った少年が、失ったものを拾い集める物語。
そして、その物語を見つめ続けた少年の物語。
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初投稿です。まだまだ未熟ですが、暖かく見守ってください…!どうぞよろしくお願いします。
- Re: スターゲイザー ( No.3 )
- 日時: 2018/02/25 17:34
- 名前: 六星 てぃふぁ (ID: UXIe.98c)
To:火魔人さん
コメントありがとうございます!更新遅れてすみません…。これからも読んでいただけると嬉しいです。火魔人さんの小説も拝見させていただこうと思いますっ
- Re: スターゲイザー ( No.4 )
- 日時: 2018/02/25 17:47
- 名前: 六星 てぃふぁ (ID: UXIe.98c)
1.教師が目隠しを取り払った日
教壇に立つ。授業をする。教壇を降りる。ただそれだけ。それらを繰り返すだけ。
「機械と接する内にこっちが機械になりそうだっつーの、」
そんなことをぼやいてしまうほど、機械的に淡々と進んでいく日々も今日で数ヶ月。まぁ、研究機関の方針の下に成り立ったスケジュールではあるが。
「あーずーさっ!」
笑いを含んだ声と共に背中を何かで叩かれた。
「………轍、」
振り返ると、研究資料の束を片手に持った幼馴染–朝歌 轍が肩を震わせて笑っていた。
「今何時か分かるかー?梓ずーっと難しいカオして生徒名簿眺めてさー」
「ん、あぁ、これか…。」
生徒名簿を無意識に開いていたらしい。
–生徒数15体、Aクラス。
俺の受け持ちのクラスの「ロボット」は15体。…クラスに分けるなんてせず、一つに纏めてしまって教育したほうが効率が良いだろうに…。
- Re: スターゲイザー ( No.5 )
- 日時: 2018/03/03 11:37
- 名前: 六星 てぃふぁ (ID: UXIe.98c)
「だ〜いぶ疲れてんね?……靴下方々だぞー?」
「まぁな……………はぁ?靴下?」
けらけら笑う轍の指摘に足元を見ると。
……左足が黒、右足が白の靴下だった。
「え、それでなーんも言われなかったの〜?」
そりゃマズいねー、新手のオシャレ?と、一人で腹を抱えて笑う轍を横目に、机の上に広げていた名簿を閉じた。
「………所詮あいつらは機械だよ、」
いくら人間に近い姿で、知能を持って、感情を理解したって、それは只の機械だ。俺が望んでいたのは–
…俺が望んでいたのは、なんだっけ…?
- Re: スターゲイザー ( No.6 )
- 日時: 2018/03/03 14:34
- 名前: 火魔人 (ID: f5yb.dIk)
ヤッホー!轍くんの靴下方々、面白くて思わず笑ったよ。実体験【笑】
- お知らせ ( No.7 )
- 日時: 2018/04/12 19:25
- 名前: にぃ (ID: ZUyffco7)
この小説の作者さんが機械の不具合かカキコに入れないそうです。
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