ダーク・ファンタジー小説

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私ってそんなに信用ないですか。
日時: 2018/02/14 20:55
名前: 茜& ◆QiLYiFxr7Q (ID: 4mXaqJWJ)

初投稿です。やり方間違ってないよね…とりま一話投稿いたします。
※これは歌い手裏切り小説です


登場人物


高橋 **

うらたんが好き。
リカに裏切り者にされた。

深山 リカ

**を裏切り者にした。
まぁブスではない。
ぶりっこ。

浦田 渉

**が好き。
歌い手のうらたぬき。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「なにこれ…」

「こっちのセリフなんだけど。」
そらるが冷たく言い放つ。

なにが起きているのか
自分でもよく分からない。
今自分が見せられているものは
なんなのか。

最近この家に入ってきた、深山リカ。
コイツが持つスマホには、
歌い手に対しての暴言が書かれた
ツイートが表示されている。
そのツイートの主は、紛れもなく私で。

『私、こんなの書いてない!!』

「じゃあこれはどう説明する訳?」

嘲笑うように言う天月。
知らないよ。
私だって今初めて知ったのだ。
朝起きてリビングに行けば、
皆に凄い形相で睨まれた。

「**...今謝れば許すから…な?」

…うらたんまで…。

「やめときなようらさん。この人になにを言っても無駄だって。」

昨日の優しいさかたんはどこへやら。
別人のように冷たくあしらっている。

「リカ…皆がこんな風に悪く言われてるの耐えられないよぉ…」

そう言って何故か泣き出したリカ。

「リカ…」

「もういい。」

そらるは二階に上がり、自分の部屋に戻っていった。

「さいってー…!!」

リカの背中を撫でながら呟く96ちゃん

『ほんとに…違うって…』

なんでみんな信じてくれないの?
そんなに信用なかったのかな、私。

アカウント乗っ取られた、とか
私じゃない可能性はあるのに。

その日から、私の平穏で幸せな日々は
音を立てて崩れていった。

***

次の日、怯えながらリビングへ行ったが、無視。

挨拶をされることもなく、
私が来たことなど知らない、とでも言うようにみんなそれぞれのことに夢中だ。

リカと楽しそうに話す96ちゃん。
じゃれあうさかたんとまふ。
スマホをいじっているうらたん。
朝ごはんを作っている天月とそらる。

なにも変わらない風景のはず、なのに。


____________ひとりぼっち。




「あの子、いろんな人いじめてたらしーよ」
「家が貧乏なんだって、かわいそー」
「こっちくんな!貧乏がうつる!」




過去のことを思い出して頭が痛くなる。
ふいに、うらたんと目が合った。
気まずそうな顔をしてさっとそらすうらたん。
いつもなら、おはよって笑いかけてくれるのになぁ…。

期待、しすぎてたかも。
うらたんならきっと”また”私を助けてくれる。

…私は少しばかり人に甘えるのが当たり前だと思い込んでいたみたい。
いいじゃんこれで。
元々独りぼっちなんだし。

涙がこぼれるのを必死に抑えて、部屋へ駆け込んだ。

***

…いつのまにか寝てた。
時刻は夜…朝の3時。
うっわ、寝過ぎだろ自分。
カーテンを閉めていなかったことに気付き、ベランダへ足を運ぶ。

『わぁ…!』

私がベランダから見た景色は、とても綺麗で。
まんまるな月に、チラチラと光っている星たち。
月が明るいせいで、星がいつもより見えづらい。

そんな景色を見て、なんとなく外に出たくなった。
厚めのパーカーを羽織って、スニーカーで外に出る。

やっぱベランダから見るのと外で見るのでは少し見え方が違うなぁ。
そう思いながら公園の芝生に寝そべる。

地球が丸く見えた。
心が浄化されていくようだった。
星になりたい、なんてらしくもないことを願って。
なぜだか涙が溢れてきた。

『あれっ…なんっ…』

なんで泣いてんだろ、私。
あぁ、でもこんな曲、聞いたことあるな。

『…不安になるとね…涙は自然と溢れて…』

今の私は不安、なの、かな。

『泣いても…泣いても…私はなんも変えらんないまま…』

小声でぼそぼそと歌う。
端から見れば、ただの変質者だろうけど。

***

家に帰ると、まだみんな眠っていた。
私ももう一眠りしようかな…。
そう思いながらベッドに入り、意識を手放した。



………_______________

いやっ、やめてっ…

「あんた、男たぶらかしてんでしょ?いくら貰ってるわけ?」

「**ちゃん家って貧乏なんでしょ?かわいそー…」

「あいつ、大人しそうに見えて実は中学の頃色んな奴いじめて自殺まで追い込んだらしいぜ」

なんでそんな嘘の情報が出回ってるの…!?

「ふふっ、私が流してるんだよ。だって、あんたウザいんだもん♪」



誰…あなた…







私の名前も知らないの?






ふふっ、じゃあ教えてあげる。






私の名前は………………





第1話 完

Re: 私ってそんなに信用ないですか。 ( No.9 )
日時: 2018/02/17 17:29
名前: あかね (ID: 3i70snR8)

非w常にw言いwにくいwのwですがw
このwww小説wwセンラさんwwでwなwいww
(ごめんね)

Re: 私ってそんなに信用ないですか。 ( No.10 )
日時: 2018/02/17 17:57
名前: 虎徹 ◆8cwlogfttc (ID: PLnfHFFW)

やっほー。虎徹(コテツ)デス。。。
小説書くのうまいね! 羨ましい……。てか、リカひどいね。。。
私、あんまり歌い手に詳しくないけど、歌い手で一番好きなのはまふ君かなー。だからまふが悪役なのはちょっと衝撃でしたw
また見に来ます(=゜ω゜)ノ

Re: 私ってそんなに信用ないですか。 ( No.11 )
日時: 2018/02/17 18:14
名前: あかね (ID: 9ihy0/Vy)

はい、茜です。
米を書くの、3回目です。
詳しくは説明するのはめんどくさいんで、書きません。
大した事じゃないしw

3話、書きます。



−前回−


『うら…たん…?』


-第2話-

「**…」

私の名前を呼ぶなり、ぽろっと一粒の涙がうらたんの頬を濡らした。

「助けてやれなくてっ…ごめんっ…!」

え………?

『うらたん、』

「俺っ…やっぱ弱くて…!好きな奴1人守れやしないっ………!!」

ってことは…

『うらたんは…私のこと信じてくれる、の…』

当たり前だろっ!?とはにかむうらたん。
久々に見た笑顔に胸が締め付けられる。

「**を信じる、守るって昔、約束しただろ?」

『ありがとぉ…!!!!』

安心したのか、私の目からも涙がこぼれた。
ふわっといい匂いに包まれる。
久々だな、うらたんに抱きつかれるの。

「**…さ、今朝、どこ行ってたの…?」

今朝…?あぁ、あれか。

『空が綺麗だったから、外に出たくなっちゃって…』

そう言うとうらたんはふーん、と言った後、なにかに気付いたらしく私の肩を掴んできた。

「それって何時くらい!?」
『えっ?3時くらい………」

_____うらたんも気づいたみたい。

「あいつ、やっぱ嘘ついてんじゃん…」

悔しそうに呟くうらたん。

「**、みんなの誤解、解こう?」

2人で言えば、きっと伝わる。
そう言って微笑んでくれた。

『うん…!』

***

みんなに話すのは、今日の夜。

『うー…緊張してきた…』

まだ時間はあるものの、少し不安で緊張してきた。
すると、コンコン、とノック音が響く。
うらたんかな、と思いドアを開ける。

……そこにいたのは、リカだった。

『リカ…?ど、どうし』
「うざい。目障り。消えて。」

リカはその三言だけ言うと、ベランダを開けて、そこから私を突き落とした。

体が宙を舞う。
地面に思い切り叩きつけられた。

最後に聞いたのはリカの悲鳴と、通行人のどよめき。

そこで私は意識を手放した。

***
うらたぬきside

「きゃあああああああああああ!!」

リカの叫び声が家中に響き渡る。

うっさいな…今度はなんだよ…。

俺以外のみんなはドタドタと部屋に入っていく。

…**の部屋…?

「**ちゃんがぁっ!!」

**………!?

「おい、救急車呼べっ!!」

「分かった!まふ、96、リカのことお願い!」

**の部屋には、なぜか**の姿は無くて。
そこには泣き崩れるリカと、それを宥めるまふと96。
電話をする天月。
下を見下ろすそらるさんがいた。


…嫌な予感しかしなかった。


恐る恐るそらるさんの横へ行って下を見てみれば…

…**が血だらけで倒れていて。

ここから落ちたんだ、とすぐに理解できた。

「**……!!!!」

そこに救急車が駆けつけ、天月くんが一緒に乗り込むのが見えた。

「オレらも行くぞ!」

必要最低限の物を持って、急いで病院に向かう。

**…死なないで…生きて…お願いっ…!

***

「今夜がヤマらしい………」

先に着いていた天月に話を聞く。

「じゃ、じゃあ今夜を乗り越えられなかったら**はっ…!!」

昼間出掛けていて、先ほど合流した坂田。

思い沈黙が続く。

「と、とりあえずなにがあったか聞いていいかな…?」

「あぁ、えっと…リカ、話せる?」

リカに優しく声をかけるまふ。

「わ、たし…**ちゃんに呼ばれて…部屋に行ったの……そしたら…裏切り者になってって言って……**ちゃんが飛び降りて…!!」

……はぁ?

「それ、**の自業自得じゃん…」
「なんだよ…心配してやったのに…」

違う…違う…

「違うっ!!!!」

大声で叫んだ俺に視線を向け、辺りは静まり返った。

「違うって…なにが?」

天月が沈黙を破った。

「**はっ…!そんなことするような奴じゃないっ!!あいつは昔っ…!!」

そこまで言って口を紡ぐ。

「うらさん、話…聞いてもええ…?」

…ごめん**。
こいつらに教えるね…過去のこと。




第3話 完

Re: 私ってそんなに信用ないですか。 ( No.12 )
日時: 2018/02/17 20:27
名前: コトノハ。 (ID: w4lZuq26)

コトノハ。でーす

茜さすが!!
うらたん超絶イケメン(//∇//)
リカクソうぜぇwww

ちょっとしかコメできなくてゴメン、、
がんばってね!!

Re: 私ってそんなに信用ないですか。 ( No.13 )
日時: 2018/02/19 17:32
名前: あかね (ID: 8nwOCftz)

こんにちはー^^
第4話、更新いたします!


第4話
「…俺と**が、まだ中学生だった時」


……_______

放課後。
校舎裏で泣いてる女子を見つけた。

「誰あれ…」

あぁ、確か**っていう名前の…

不意に挙げられた顔を見た瞬間。
電流のようなものが体全身を駆け巡った。
今なら、それが一目惚れだったと言えるだろう。

目が合ってしまい、気まずいので話しかけた。

「なんで泣いてるの?」

『え…?』

「頼って…俺は君の仲間だから…俺が、君を守るから…信じるから…』

初対面の女子にこんなこと言うなんて、らしくないよな。
それでも**に手を差し伸べたのは多分、俺が**に一目惚れしたから。

後日、**がクラスでいじめられていると聞いた。

虐めると言っても、暴力的なものは一つもなくて。
陰口やシカトをされていたらしい。

**は、それが精神的にきつかったようで。

『こんなの嫌…死にたい…!!』

死にたい、消えたい。それが**の口癖だった。

「そんなこと言わないで。俺が悲しいよ…?」
そう言って**を抱きしめ、頭を撫でる。

『ありがと…うらたん……』

少し経って、噂を流している張本人が発覚した。
すると、そいつは**の家にまで嫌がらせをするようになった。

結局中学の三年間いじめはなくならず、そのまま高校へ。
そいつとは違う高校に入ったし、そこで**をシェアハウスに招待したので、嫌がらせを受けることもなくなっていた。







だからさ…









「お前がここに来た時はびっくりしたよ」





第4話 完


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