ダーク・ファンタジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

夢魔
日時: 2018/05/07 01:04
名前: 怪奇!ドリアン男 (ID: yVm7rndf)

−プロローグ−


江崎光一は、恐怖と混乱の中にいた。
パシャパシャと聞こえるシャッター音、けたたましく鳴り響くパトカーのサイレンの音..........
そして隣にいたキャスターのマイクを強引に取り、スッーと息を吸い大声で叫んだ。
それは、誰にも届かないのに。
届くはずないのに..........
光一は、野次馬や警察やカメラマンの人混みのなか訴えかけるように叫んだ。
[夢魔は、俺たち人間がいる限り永遠に存在するんだ!たとえ逃げようとも隠れようともヤツは現れるんだ!これは警告なんだ!たのむ!信じてくれ!信じてくれ!信じてく...れ....!]
光一にはわかっていた。
やっても無駄だと言っても無駄だと..........
でも、光一は藁につかまる思いで叫んだ。
誰か誰かがこの負のループを信じてくれる人がいると最後の賭けにでたのだ。
一人や二人でもいい、信じてくれと..........!
光一は、回りにいる警察に無理やりパトカーの中に詰め込まれるまで叫んだのだ..........


小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。