ダーク・ファンタジー小説
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- 異空譚
- 日時: 2018/05/15 00:08
- 名前: 第六天魔王六世 ◆miwaoqDlgA (ID: uAlEbnba)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=931.jpg
─様々な時代、様々な世界から…いわゆる「転生」を果たして来た者達が集い住まう『ザビロン界』。
そこでは毎日、様々な珍事件が起こる。
たとえば彼女…グレーティア・シュトライト 14歳。親友の魂を体に宿しているという、まるで奇術師顔負けの異能を持つ少女だ。
その親友の魂が話しかけてくる。
『グレーティア、危ないよ歩きスマホは』
「訓練よ訓練。咄嗟に攻撃を回避出来るように。……星5キャラ引くまでやるぞぉー」
『星5は家で引きなさいっての!』
「良いじゃんちょっとくらいー」
『ちょっとくらいって……昨日もそう言いながら星5のアルゼンティが覚醒して星6になるまで7時間家に籠りっきりだったじゃない!』
「だーからこうして外出してんでしょ。………あ…」
『……?どしたの…?』
「……んん。何か、人いなくない?」
『………確かにそうね』
「……」
『……』
「ま、そうよね。ここ立ち入り禁止エリアだし」
『……』
「さ、帰ろっか。……あー!星5キルギーget!やったー!
……
……
……あれ、どうしたの?帰ろうよ」
『アンタほんとにそーゆーとこよ、このバガ!』
「何さ何さ!」
『立ち入り禁止区域で星5引くまで帰らないなんてあんたすっごい迷惑よ!マジで迷惑!ねえぇ!?』
「痛い痛い!体操らないでっての!」
『あーー許すまじグレーティア!あんたが恐怖心煽るから心臓止まりそうになったっての!…第二の死を迎えるとこだったっての!』
と、まあこんな二人が、この世界で起こる珍事件の元凶だったりそうじゃなかったりする。
- Re: 異空譚 ( No.1 )
- 日時: 2018/05/17 23:47
- 名前: 第六天魔王六世 ◆D5Fm7GU/Nk (ID: qXcl.o9e)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=933.jpg
『おい失礼すんぞ』
突如、ぶっきらぼうな声。
グレーティア…暗殺者の仕事場に一人の男がやって来た。
『おい、誰もいねーのか』
返事がない。短気なのか 男は癇癪を起こした。
『いねええぇぇぇのかああぁぁぁぁっっ!?』
「うっせえ聞こえてんだよクソジジイィ!」
奥から銃声と罵声。
『ひでぶっ!』
男は吹っ飛んだ。
と言っても、撃たれたからではなく、銃をかわしたからなのだが。
『いきなり何しやがんだてめぇ!機関妨害罪で処刑場送りにされてーのかこのアバズレが!』
「あーたが喧しいからでしょうが!」
『るっせぇー!んな デ○ィ夫人みたいな言い方してんじゃねぇよタコ!』
「あーん!?タコ殴りにしてやろうかこの糞野郎。その粗○○ひん剥けやァ!」
『上等じゃねぇか、ンのヤロー』
段々と喧嘩ムードになっていく。
『お前……ぶっ倒す!この先職務は二の次でも良いわァッ!』
「間抜けェッ!アタシは無敵なんだよォ!」
『無敵だから何だゴラァ!粗○○とか言ってたが、どーせ粗○○しか見たことねーから言えるんだろこの不毛地帯が!』
「うるっせぇ。殺してやらァーッ!」
グレーティアが銃を乱射する。然し男には当たらない。男は銃口を凝視しつつ、近づいてくる。
『ハん。終わりだクソッタリャァァァァーー!!』
だがグレーティアは避けない。
避けても避けなくても傷は付かないから───
バスッ
「───!?」
『斬れるんだよ、アホ』
- Re: 異空譚 ( No.2 )
- 日時: 2018/05/19 06:59
- 名前: マック=スレィツィオ (ID: z.n1uub.)
俺の名はマック
世界を調律する為
ここに来た
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