ダーク・ファンタジー小説

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人妖色恋物語〜幻覚の恋心〜
日時: 2018/07/14 00:07
名前: 三花 (ID: Nz4uGIp4)

こんにちは、こんばんは、三花です。
人妖色恋物語の新章と言ったところでしょうか?
新しく書かせていただきます!

人妖色恋物語〜幻覚の恋心〜では、
一気に物語が進みます。
そこで…

〜注目してほしいポイント〜
① 白の恋の行方
② 円の気持ち(裏の顔?)と正体
③恋のライバル出現!?
④それぞれの過去

大胆にこんなところでしょうか。

一回一回の投稿文が短くなるので、その分早く次話を投稿したいと思います。
ぜひ読んでくれると嬉しいです!

by三花

Re: 人妖色恋物語〜幻覚の恋心〜 ( No.1 )
日時: 2018/07/14 04:04
名前: 三花 (ID: Nz4uGIp4)

第1話「異様な空気」

キーンコーンカーンコーン…

「や〜っと終わったぁ!最後の授業が数学とか、最悪だったね。」
「ウヘ〜〜」
「ちょっと、つぐも!?え、やば!魂抜けてる抜けてる!!」

みなさんこんにちは。
こんな登場の仕方ですいません…。
私、陽光白ひさかえつぐも
一応このお話の主人公です。
そして、この私に話しかけているのが
流湖花いたるれいかちゃんで
私の1番のお友達。

「数学やだ。数学なんてなくなればいい…。」
「数学ね〜、白数学苦手だもんね。」
「湖花ちゃんはいいよね。数学“だけは”できて…。」
「ん?数学…なに?そのあとなんて言ったのかなぁ?」
「いや、なにも。」

と、このようにくだらない会話をするのはいつものこと。
からかいからかわれの毎日。
それが楽しかったりもする。
いつもおバカな顔して笑ってる(←失礼)湖花ちゃん。
湖花ちゃんは、人が不快に感じたり心配させたりする顔を一切しない。
でも、私にくらいはそーゆう顔も見せてほしいと密かに思っている。

「ねぇ、今日の帰りカフェよってかない?」
「どこのカフェ?」

ここら辺にはカフェが結構いっぱいある。
普通のファンシーなカフェだったり、鳥カフェだったり、ワンニャンカフェだったり。
他にもあるが、私と湖花ちゃんがよく行くのはこの3つのカフェだ。

「白はどこがいい?」
「湖花ちゃんは?」
「じゃあ、せーので同時に!」
「分かった!われた場合はいつも通りジャンケンでしょ?」
「うん。じゃあ行くよ?せーの!!」

私たちは、どこのカフェに行くか決める時は必ず『せーの』で決める。
われてしまった場合はジャンケンだ。
このルールで決めた方がなにかとてっとり早い。

「「ワンニャンカフェ!!」」


第1話 〈終わり〉

Re: 人妖色恋物語〜幻覚の恋心〜 ( No.2 )
日時: 2018/07/15 09:53
名前: 三花 (ID: Nz4uGIp4)

第2話「ワタシノニンギョウ」

「ハハ、同じだ〜!なんかハモると嬉しいよね(照) 」
「うん、そうだ…」

私は何気なく廊下を見た。
そこには、怪しい雰囲気を漂わせニタリと笑いながら私を見つめる女の子がいた。
まとっている雰囲気、血だらけの体。明らかに生者ではない。
それどころか、悪霊化しかけている。

ミィ…ツケタァ…

ゾクゾクッ…!

「え…」

(なに、この声…。寒気がするほどの冷たく底なしに低い声。見つけたって、私のこと…!?)

「? 白?どうした?」
「あ、いや。なんでもない…。」
「そぉ?」
「うん…。」

私は再び廊下を見る。
が、彼女はいない。

(消えた…?一体どこに…。)

ニタリ…

「!? 湖花…ちゃん…?」

湖花ちゃんは、あの女の子と全く同じ怪しい笑みを浮かべている。
雰囲気さえもいっしょだ。

(取り憑かれた!?あの一瞬で…?やばい、はやく追い出さないと。湖花ちゃんが霊に呑み込まれちゃう…。)

「湖花ちゃん…じゃないよね…?」
「 … 」
「その体から出て行って。」

私は、湖花ちゃんに憑いている霊を思いっきり睨む。

「イ…ダ。イヤ…ダ…。ヤット…ミツケタ。ワタシノ…ニン…ギョウ…。」
「人形…?その子があなたの探していた体?あなたの目的は一体なんなの…?」
「オマエダ。ニンギョウ。ヤットミツケタ。アァウレシイ。ニガサナイ。オマエガニゲルナラ、コイツ、コロス。」


第2話 〈終わり〉





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