ダーク・ファンタジー小説

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悪魔と天使の日和
日時: 2018/07/16 10:55
名前: まるもふ〜るりん (ID: 3KWbYKzL)

  初めまして!まるもふ〜るりんです(*´ω`*)


▼もくじ▽

Re: 悪魔と天使の日和 ( No.1 )
日時: 2018/07/17 14:48
名前: まるもふ〜るりん (ID: 3KWbYKzL)

  1 天使と悪魔の出会い

 ……今、困ってます…。
 悪魔が目の前にいるんです!
「全く…おめー、地獄に流したくないだァ?」
「そそそそ……そそ…か…かかかかか…」
「天使がそんなんでどーすんだてめー…あぁ?しっかりいいてぇならいえよな」
「かわいそ…かわいそうだから……」
「チッ、おい、神様よんでこいよ。ヴェア様とかいうやろうがおんだろ?」
「いい、いいますけど…っ」
 私悪魔とか無理だからーーーっ…
「わりーか?」
「いっ、いいでしょう。よんできます」
「そうこないとな」

「ほぉ〜…。こりゃ本物の悪魔じゃな。お主、名前は?」
「デアルス・カルマだ!」
「ほっほっほ、大閻魔のデアルスの…娘かのぉ」
 プッ…娘…w
「お、おりぇあ娘じゃねえ!息子だぁっ」
「わかっとるわい。かるーいジョークじゃ」
「くそぉ…見くびって…」
「ところで…フェリアス…」
「はっ、はいっ」
 なになに?!なにぃーーーーっ、焦るよっ
「フェアリス、違法じゃのう」
「へ?」
 1590章に…『展開に地獄の者を連れてきた場合、犯罪と見なす』…
「あ!」
「思い出したのぉ、で?どうなるんじゃっけ?」
「地上に落とされて地上でその者と生きる…?」
 やだやだやだ絶対やだから!
「や…やです…」
「んだ?俺もこんなやつと生きんのはしんだほうがマシだ。天使なんて夢見てる場合じゃねぇ。あとヴェア、おめーに用があったんだよ。デアルス・カルス様が天の書と地の書サインしねーか?っていったらぁ」
「なんじゃと…?お主、書の話はともかくして、フェリアスと生きるのはしんだほうがマシじゃと?確かに少しドジかもしれんが…」
 ドジと自覚してます…涙が…
「誰でも優しく接し、時には役にもたつ半人前の天使じゃわい。それが我ヴェアの孫じゃわい」
「孫……孫!?」
「そうじゃ。孫じゃ。悪魔…さすがじゃ。恥をかかせてくれた…この心に涙ぐんだわい。これより、お主とフェアリス、2人で地上でくらすことを命ずる!」
「えっ?ヴェア様っ、それは…」
「なんじゃ?嫌か?」
「う…いえ」
「俺は反対だがっ」
 私もやだ……。けどっ、これも修行…?だとしたら…!
「そんなにや…ですか?私は…賛成ですよっ、私、ちょっとだけ嫌だけど…、悪魔の心を知りたいです」
 どうしようどうしよう…本当はやだけど、修行…。これも修行。
「なっ…」
(なんだコイツ……か…かわ…い………くなんてない天使だ…まったく)
「嫌じゃねぇ、だがおめー、知っててどうする。お前が天使ってとこで悪魔の心を知っても」
「意味は…‥なくないです。悪魔の意見も知っていれば…きっといつか天使と悪魔、わかりあえるはずです…。まったく違うところに住んでいますがっ、これも私の勉強なんです。手伝ってくれませんか…?」
「チッ、仕方ねぇ。ヴェア…だっけ…?しっかり金はくれよ」
「大丈夫じゃ、安心せい。もし困ったときはやるわい」
「サンキュー、てか話どうなったんだ。まだ書の話はついてねーぞ」
「ついたとしても、地獄までは一日かかるのですよねっ、だから今日話がついて報告しにいこうとしてもそろそろ行かなくてはならないのでっ…、また…」
「そうだな…」
「大丈夫じゃ。我が地獄にいってやるわい。あっちには法則もないらしいからのう…」
「おう、じゃあヴェア頼むぞ」
 いつからヴェアって呼び捨てしていいって…。まぁいいです。
「いつ行くんだ、はやくしてほしーぜ…。せっかくきたのに不幸しかねーぜ…。流石天国だな…」
「まぁ、待ってましょうよ…。ねっ、私のことはフェリアスってよんでいいですよっ」
「お、おう…(不幸でもないかもな…)」
 なに?熱でもあるのかな…
「あのっ、熱ですか?悪魔に熱…」
「え?ね、熱じゃねーよ」
「?」


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