ダーク・ファンタジー小説

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ペアゲーム
日時: 2018/07/26 22:00
名前: わんわん (ID: QRtzFliU)

どーもこんにちワン!こんばんワン!わんわんです!
いやー、自分で言うのもなんですけどダークファンタジー書くとは…
ちょっと面白そうなのがパッと!浮かんだだけなので、もしかしたら途中で書くの止めちゃうかも…
出来るだけ、続けていけるようにします!

追伸
実は、コメディーライト小説もちょびっと書いてるんですよぉ!
『冒険者になって下克上!』ていうやつです!
ドラゴンの少年少女が冒険するといった、そんな話だワン!
〈オススメして申し訳ありません…〉

では、『ペアゲーム』をよろしくお願いしワン!

Re: ペアゲーム ( No.1 )
日時: 2018/07/26 22:09
名前: わんわん (ID: QRtzFliU)

第1章 始まり

あぁ、あのときのは何だったのだろうか?
手に握っているバッチを見ながら、心の中に蔓延る死の記憶を呼び覚ます。
木ノ下木葉(きのした このは)——私は思いだし、ガタガタと震える。

次のゲームの参加券。拒否権は無し。
また、あの恐ろしい体験をしなければならないのだ。

ベッドから立ち上がろうとして、足に力が入らずパタリと倒れる。
死んでいった友のことを考えながら涙を流し、友の最期を思い出していく…。

それは、中学三年になったばかりの五月だった…。

Re: ペアゲーム ( No.2 )
日時: 2018/07/26 22:25
名前: わんわん (ID: QRtzFliU)

第1章 始まり

ガヤガヤと騒がしい教室。
テレビや本、最新ファッション等について話し合うクラスメイト。

このクラスは平和だ。心から思う。
まだ、進級してから一ヶ月、それなのに男女共々なかがいい。

木ノ下木葉(きのした このは)——私はふふっと微笑む。
そんなとき、先生が放送で話す前に流れるピンポンパンポーンというチャイムが流れ出す。
どうせ、早く着席しろという警告だろう。いつものことだ。

でも、この放送はいつもと違った。

「三年生の皆さん、おはようございます。一、二年生が校外学習でいないのは寂しいですね」

こんなありきたりな放送。
クラスのみんなは話の中に戻ってしまった。
ガヤガヤとうるさい中、私は必死に放送を聞き取ろうとした。

「えー、皆さん、ゲームをしましょう。ゲームは『ペアゲーム』です。それでは、ルールを説明します。よく聞いていてください」

いきなりはじまったゲーム宣言に、周りの生徒たちはうろたえ始めた。


「ゲーム内容は簡単です。他のクラスでも構いません、男女ペアを作ってください。作った人から、各教室の後ろのロッカーにカラーベストに漢字が一文字入ったものがあります。それを着て、明日また会いましょう。
ペアを決めるのは明日までの宿題です。
宿題をちゃんとやらない人は、どうなるかわかりませんよ?
では、さようなら」

この放送に、たくさんの生徒が声をあげた。
今日一日、暇ができた。
ペアを探してからの方が良いよなぁ、と思った私は校舎をウロウロし始めた。

この放送こそ、死のゲームの開始の合図だった。


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