ダーク・ファンタジー小説

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いじめられっこデスゲーム
日時: 2018/07/28 23:53
名前: かめのて (ID: zKALihrN)

色々構想を練ってたものです。

とっても更新遅いです。ご了承ください。

タイトルに『いじめられっこ』ってついてるけど、いじめ描写最初だけです。


『5日間のデスゲーム』のほうもよろしゅうです。

Re: いじめられっこデスゲーム ( No.1 )
日時: 2018/07/28 23:53
名前: かめのて (ID: zKALihrN)

県立、黒百合女子高等学校。

昔は大層なお嬢様学校だったらしいが、少子化の影響で年々生徒数は減り、今では全校生徒37名というとても貧相な高校である。
近々、共学になるという噂もあるが、まあ、私の知ったことではない。

…そんな高校の二年一組に、私こと琴梨(ことなし)希美(のぞみ)は所属している。
組といっても、二年生は全員で13人なので、この一組で全員だ。


そして、私はそんな女子だけの朗らかそうな少人数クラスで、








悲惨ないじめを受けている。

Re: いじめられっこデスゲーム ( No.2 )
日時: 2018/07/29 00:10
名前: かめのて (ID: zKALihrN)

理由は恐らく、私が転入生だからだろう。

彼女達はみんな、一年生の時から苦楽を共にした仲であり、私はたった二ヶ月前に入ってきた新参もの。
彼女らのテリトリーを荒らしたのは私だ。

けれど、それはいじめをして良い理由にはならない。



朝、教室の扉を開けると、思いっきりぶつかられる。

「あっ、琴梨さんいたの?ごっめーん!存在感ないからわかんなかったー!!」
ニヤニヤしながらそう言うのは、クラス一ブスな毒島(ぶすじま)苺(いちご)。
いつもクラス一デブの津名横(つなよこ)風都美(ふとみ)と、長いものに巻かれるタイプの五間磨(ごますり)真紀(まき)を引き連れている。

無視して自分の席に座ろうとすると、その取り巻き二人が目の前に立ち塞がる。
「ねー、苺謝ってんのに、いいよ、の一言も無いわけ?」
津名横が言うと、五間磨も口を開く。
「ちょー非常識じゃね?社会府適合者かよ!」
二人はゲラゲラと笑う。

ふと見ると、毒島もニヤニヤ笑いを浮かべたままこっちを見ていた。
が、私の視線に気づくと、直ぐににきびだらけの顔を両手で覆い、床に座り込んだ。
「えーんえーん!苺ちゃぁんと謝ったのにぃ〜!」
「うっわ、苺泣かした!」
「マジさいてー!人間のクズかよ!」

私がそれに対して何か言おうと口を開いた時だった。


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