ダーク・ファンタジー小説
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- 人の天使たち
- 日時: 2018/08/13 21:43
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
人間に混じり吸血鬼と呼ばれる種族が日本に現れた。
吸血鬼…人の欲を見ることができ血を吸われた人間は
その欲を抑えきれず犯罪に手を伸ばすようになってしまう。
その事件に対応すべく国が作った組織『日本吸血対策課』
別名『天使』と呼ばれる組織だ。
人間と吸血鬼の戦いが今、幕を開ける。
- 先に色々説明を ( No.1 )
- 日時: 2018/08/13 22:07
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
日本吸血対策課 別名【天使】
日本が吸血鬼による事件対策のために作った組織。
組織内には8人の強者がいて彼らには別名がそれぞれある。
審判物
対策課が扱うことができる唯一吸血鬼に有効な武器。
様々な形がありその人の性格や思いによって形が変わってくる。
元の形状から使用者によってコロコロ変形するものもある。
吸血鬼
日本に現れた種族。人間の欲を見ることができ欲に憑りつく。
血を吸われた人間は欲を抑えきれなくなり犯罪を犯す。そうなった
場合、吸血対策課の人員以外、戻すことはできない。
◇主人公(大まかな説明)
椿 理羽
女主人公で優しい性格故、役に立ちたくて入った。
黒上 司
男主人公で両親を吸血鬼に殺され自分と同じ思いをする人を
減らすために入った。
- 審判する物 ( No.2 )
- 日時: 2018/08/13 22:23
- 名前: にゃあこ (ID: s00TEuml)
司と理羽は上司である常盤美世から箱を渡された。
「はい、これが貴方たちの武器よ」
箱を開けると司の箱には刀が理羽の箱には二丁拳銃が
入っていた。司の刀は鮮やかな青い刀身、理羽の拳銃は
二つとも綺麗な空色をしていた。
「それぞれに名前が付いてるの。司君のは蒼嵐刀、理羽ちゃんのは
蒼穹って言う名前よ。私たちが使う武器の総称は
審判物というの」
「ジャッジメント…なんかカッコいい名前だな」
そう呟き司は蒼嵐刀を手に取り見つめた。眩い光を反射し
更に眩い。
「この形は仮なんだけど、貴方たちの性格や思いで
形は変わる。今の形が貴方たちにピッタリってこと、
大切に扱ってね。じゃあ私は仕事があるから」
「有難うございました!美世さん」
美世は手を振り仕事場へ向かった。
「なんか予想の斜め上だったかも」
理羽はそう言った。みんな笑顔で賑やかな雰囲気で自分たちも
いやすい。
「まぁ確かにもっと静かってイメージだったかもな」
だが事件はすぐに起こった。
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