ダーク・ファンタジー小説
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- 復讐の始まり
- 日時: 2018/09/14 13:01
- 名前: 水晶アメンボ (ID: Q.36Ndzw)
僕は、今までみんなに嫌われ、いじめられてきた。
でも、ある時から僕の人生は急変した。
僕が<相棒>に出会ってから。
- Re: 復讐の始まり ( No.1 )
- 日時: 2018/09/15 15:23
- 名前: 水晶アメンボ (ID: Q.36Ndzw)
第1章 幼少期(1) 友輝(ともき)編
「小さい頃は、<あいつ>とあんなに仲が良かったのに。」
と、僕は最近、頻繁に考えるようになった。
<あいつ>とは、僕の旧友 桐島奏多(きりしまそうた) のことである。
奏多は昔から、少々気は荒かったが、友達思いの優しい奴だった。
僕達が幼稚園に通っていた頃は、僕はとても気が弱くて、泣き虫だったので、
よく奏多に助けられていた。
「チビ」とからかわれては泣き、つまずいて転んでは泣いていた僕を
「友輝、男だろ。泣くなよ、ほら、立って。」
と手を差し伸べ、満面の笑みを僕に向けて、励ましてくれた。
僕達は、3歳の時、幼稚園で出会った。
仲良くなったきっかけは、僕が入園式の翌日、お母さんと離れるのを嫌がって
駄々をこねていた時、
「行こう!」
とパッと晴れた笑顔で、奏多が僕の手を引いて、園の教室に
連れて行ってくれた事だ。
仲良くなってからは、ずーっと一緒にいて、園に来てから家に帰るまでの時間を、
おしゃべりしたり、遊んだりして過ごした。
まぁ、僕は毎日のように泣いて、奏多になぐさめられての繰り返しでもあったのだが。
僕は幼稚園のお泊り会の事を思い出した。
思い出したら,僕がいかに泣き虫だったかを思い知らされ、思わず苦笑してしまった。
楽しいはずのお泊り会なのに、僕はご飯をこぼした、部屋が暗くて怖い、
寝る時に、お母さんが隣にいない、と言って何回も泣いていた。
でも、やはりそんな時は、奏多が助けてくれた。
「大丈夫。僕がいる。そばにいてやる。」
と不器用ながらも、一生懸命に励ましてくれた。
僕は、明るくて、優しい兄のような存在の奏多に憧れていた。
僕のにはできない と思っていたけど、
奏多に助けられ、励まされるうちに泣くことよりも、笑うことが多くなり、
僕は憧れに近付いていった。
- Re: 復讐の始まり ( No.2 )
- 日時: 2018/09/14 14:42
- 名前: 水晶アメンボ (ID: Q.36Ndzw)
皆さん、こんにちは。
水晶アメンボです。この作品は私が初めて書く作品です。
「ここはこうした方が良い。」
などと思ったらコメントで教えて下さい。
感想やアドバイスお待ちしてます。
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