ダーク・ファンタジー小説

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醜い人間の子
日時: 2018/10/07 13:40
名前: ??? (ID: ySP8nr/s)

「うぜえんだよ!」
その絶叫は響き、悲鳴と、鈍い音が聞こえた。
時は、20XX年。4月13日、金曜日。
【稲荷村 中2自殺事件】
……この日の夜に、起こった事件の話。
「…遺書、書き忘れた。」天国で彼女は呟いた。
4月1日。いじめは始まった。
悪口を言われるようになった彼女は、何も言わなかった。
暴力をされても。強く、美しい顔で、何も言わなかった。
いつも、強く、美しい顔で、何も言わなかった。
——それから、いじめはエスカレートした。
「先生、このクラスで、いじめがあるのをしってますか?」
「何を言っているんだきみは!成績を落とされたいのか?」
(この先生はいじめを隠す気だ…。)
それから、ずっといじめが続いた。
自殺の練習をさせられたり、
金品を盗られたり、
葬式ごっこさせられたり。
ある日。
「もう我慢できない。お父さんお母さん、ごめん。」
……さよなら。みんな。勝手に死のうとして、ごめんね。
少女は飛び降り、この世を後にした。
いじめの実行犯と先生は、翌年の5月に書類送検された。

この物語はフィクションです。絶対まねしないでください。


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