ダーク・ファンタジー小説
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- REVO☆LUTION
- 日時: 2018/11/08 16:14
- 名前: えい (ID: VKUUDnij)
この世の生き物は、金のために、人を売り、地位のために、人を殺し、個のために、人を支配する。
何よりも深く暗い、そして黒く汚い、"欲望" 人々の欲望が出会う時、"争い"が起こる。
そこに"革命家"(自称)が生きていた。その男の名はレイド。
第一章 ブラックゲーム
この世界には、
能力を生まれつき、持っているもの、生きている間に、持つもの、そして、能力を持たないもの、がいる。
そして、俺は世界を変える旅に出ている革命家。
今、とある大きな街にいる。あまり言いたくないが、金も仲間もいない。
だから今日は、この公園で寝る。美少女に声をかけられるのを期待して。
そうして、朝になり、この街に来て、3日目、ものすごく空腹である。
「なんか、ないかなぁ」と歩いていたら、とある小さなポスターが一枚。
そこには、大きく、賞金10万円と書かれていた。「救いよ、ありがとう、神よ」そのポスターには、
ほかに集合場所と集合時間の夜10時、だけが書かれていた。「おい、まだ朝の8時やんけ、また寝るか」
「グゥーグゥーグゥーグゥー」俺は期待や緊張で逆に、深く寝てしまった。
空は暗くなった。「はっっ!」反射的に、時計を見た。時計の針は10と9の間を指していた。
俺の心の中はすごい危機感におそわれていた。
とにかく、集合場所まで、走れメロス見たく走り続けた。俺は、体力を、全て、使いきって、
ギリギリ、間に合った。その集合場所は、路地裏の小さな建物だった。
その建物の扉の前には、でかい黒スーツの男が二人、立っていた。俺は恐る恐る、中に入った。
そこは、小さな部屋だった。その中には、俺みたいな人がたくさんいた。
その時、黒スーツの男たちは、小さな部屋の奥の大きな扉を開けた。
その先には、コロシアムみたいなのが広がっていた。
黒スーツの男たちに、俺らは、コロシアムの中に、誘導された。
そこには、俺らとは、正反対の観客がたくさんいた。
そいつらは、心のどこかで、俺たちを、見下しているふうに感じた。
俺はもう、こうゆうのには、慣れている。だが、俺らの中には、中学生ぐらいの女の子もいた。
そして、大きな扉は、閉まった。参加者たちは、みんな、焦っていた。
その時、檻が開く音がした。中から、大きい獣が出てきた。
参加者は、コロシアムから出ようとして大きな扉に一斉に集まった。
だが扉は、硬く、固く、堅く、閉められていた。
- Re: REVO☆LUTION ( No.1 )
- 日時: 2018/11/08 23:16
- 名前: えい (ID: VKUUDnij)
第一章 死に際
参加者たちは、暴れ馬のように、大きな扉を開けようとしていた。
一瞬にして、コロシアムの中は、悲鳴と歓声で溢れた。
その時「この獣を殺した奴だけに10万円をやる」とアナウンスが流れた。俺は、様子を見ていた。
一人の参加者が動きだしたら、二人、三人、四人と、参加者たちは、動きだした。
その中には、能力を持っている人もいた。だが、その参加者たちは、集団心理に、犯されていた。
そして、獣は遠慮なく、参加者を、噛み、引っ掻き、殺していった。
それを見た、残りの参加者は、逃げ、観客は、盛り上がった。たが、俺はこうゆうのにも慣れている。
ちなみに俺も能力者だ。こんな獣、簡単に倒せる。しかし、俺は、空腹と疲れで、今、体が動かない。
そのままでは観客たちの思うツボ。簡単に言えば、絶体絶命。
その時、誰かが、高速で、大きな獣にぶつかった。
そして、大きな獣はぶっ飛んだ。ぶっ飛ばしたのは、中学生ぐらいの女の子だった。
俺は素直に驚いた。その女の子の能力はスピーダー(高速移動)。高速で、動くことが、出来る。
そして、女の子は、倒れている大きな獣に、トドメをさそうと、高速でキックをしたが、
足をつかまれてしまった。「きゃーっ、離せ!」
女の子は、必死に足を抜こうとしたが、全く抜けない。
観客たちは、今日で一番、盛り上がっていた。
それを見ていた俺は、動かないはずの体が、無意識に動いた。
そして、俺は、大きな獣を、殴り殺した。
その時、コロシアムの中は、ブーイングの嵐だった。
俺は、観客たちに、空き缶やビンや靴などを、投げられた。
その中で、俺は、賞金10万円を、貰った。
俺以外の参加者たちは、俺の10万円を、奪うような目で、見ていた。
この場に、俺の味方は、一人もいなかった。
俺は、急いで、コロシアムから出た。
Page:1 2