ダーク・ファンタジー小説

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感情と掠れた声がある鳥籠
日時: 2018/11/29 21:06
名前: おまんじゅう (ID: 7wCnRs4p)

人間には‘感情‘というものがある。  その感情にはそれぞれ名前がある。
喜び、怒り、哀しみ、などという名がある。 私もこの喜、怒、哀 はわかる。
が、しかし 私は【痛い】という感情みたいなもののことを知らない。 
つまり、無痛症である。そのせいで何度かいじめにあった。 血は沢山出たけど
何にも感じなかった。”フツウ” だったら痛い〝らしい″
私はフツウじゃないから痛くなかった。 そこで ふと 思った。

                  フツウって何だろう。

日常生活で‴フツウ″に使ってたけど そのフツウって誰が決めてるのだろうか
偉い人? いったい誰が決めているんだろうか。
誰がいつどこで? 誰が決めているかわからない
じゃあ、どうして フツウ って言葉があるのだろうか
知らない。何にもわからない。
                     「教えて」
掠れた声が響く。「だ……」   「だして…」

この檻からだして。壁にぶつかる。ダンッ 血が付いた。
「…ッ」   体に激痛が走った。  なにこれ。
感じたことがない。もっかいぶつかってみる。ダンッ 
「…もしかして、これが痛いってこと…?」  あれ。私 無痛症じゃなかったっけ。
「おい、うるせえぞ!?」 どうしよ。。。。。。
殴られる。怖い。嫌 嫌 助けて、、
「助けて」   
                  掠れた汚い声はそこにずっと住んでる       完



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