ダーク・ファンタジー小説

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【東京シティシンデレラ】
日時: 2018/12/22 19:21
名前: チィ (ID: QDgN7dji)

どうも。チィです。
初心者小説投稿者です。

東京シティシンデレラという、小説を書きます。
すこしダークでBadEND系です。

支援宜しくお願いします

Re: 【東京シティシンデレラ】 ( No.1 )
日時: 2018/12/22 19:37
名前: チィ (ID: QDgN7dji)

登場人物です。

・秋光 例良 (あきみつ れら)12歳 小学6年生(?)
12歳という若さでの殺人鬼。殺人鬼になった切欠は…!

・秋光 佐知 (あきみつ さち)15歳 中学3年生
例良の姉。家事をこなす。料理と手伝いが大好き。

・秋光 美裕 (あきみつ みゆ)34歳 
例良と佐知の母親。妊娠のため病院で入院していた。

・秋光 伸太郎 (あきみつ しんたろう)39歳
美裕の夫。優しく家族を愛している。ある会社の副社長。

・秋光 栄司 (あきみつ えいじ)0歳
例良と佐知の弟。

・ガラス屋のおじさん ?歳
ガラス屋で働くおじさん。例良とは知り合いで孫のように可愛がってた。

・深井 戮 (ふかい りく) 12歳 小学6年生(?)
例良と同じ歳の少年。彼も殺人鬼で例良のことが少し気になっている。

・秀美咲 舞 (しゅみさ まい)23歳 
殺人鬼を暗殺する組織の団長。

Re: 【東京シティシンデレラ】 ( No.2 )
日時: 2018/12/22 20:11
名前: チィ (ID: QDgN7dji)

いつも通りの街。人で賑わう交差点。バイクの音。電車の音。人が喋る音。全て聞こえる。私は皆と違う。私は殺人鬼、誰も私の存在など覚えていないだろう。私の計画はただひとつ。あのガラスの靴の置物を奪うだけ。私がなぜ殺人鬼になったのか、そしてなぜ私が覚えていないと証明できるのか。それは私がまだガキだった頃。

1章,殺人鬼の過去

目覚まし時計の音で起きる。時間は朝の6時半。ベッドから身体を起すと壁にある小さな窓を見る。カーテンのわずかな隙間から光が差し込む。カーテンを開けると晴天で雲一つ無い空が広がっていた。今は6月で昨日や一昨日までは雨天が続いていてつまらなかった。まぁ私はどっちにしろ毎日つまらない。私は病気を持っている。窓に私の顔が映っている。濃い紫色の髪に右目に眼帯を着けて、桃色のパジャマを着ている私が写っている。私はベッドから降りてドレッサーの鏡を見ながらゴム髪を結んだ。今日はポニーテール。黒いワンピースに着替えて姿見の前で一回点する。ワンピースはふんわりと浮きそして下りていく。
「例良〜起きたなら降りてきなさい。ご飯できてるよ」
お姉ちゃんの声がする。お母さんは入院している。子供が生まれるから。だからお姉ちゃんが家事をしてくれている。私はリビングに降りていく。テーブルには牛乳と目玉焼き。サラダと小さいバターロール一つ。いつも通りの朝食だった。お姉ちゃんの料理は美味しい。勿論お母さんのも。お父さんはたまに焦がしてしまうけど美味しい。私が朝食を食べているとお姉ちゃんは制服を着てバッグをしょっていた。
「行って来ます」
お姉ちゃんは元気良く家を出て行った。
「行ってらっしゃい」
私も元気良く言い朝食をまた食べ始める。今日は特別な日。2ヶ月に一度だけ外に出ていい日がある。門限は夜の8時まで。私は食器を洗うと部屋に戻りバッグを背負った。家を出て鍵を閉めると街中に向かった。向かったのはガラス屋さん。
「おじさん!」
ガラス屋に入ると店主のおじさんを呼ぶ。
「おぉ。例良ちゃんか。2ヶ月ぶりだねぇ。何か作ってほしいものがあるなら言ってくれ」
おじさんとは知り合いで私が病気になる前からよくこのお店に通っていた。おじさんは優しい人。私には無料でガラス作品を作ってくれる。
「うん!あのね、私、ガラスの靴の置物が欲しい」
「ほほう…、メルヘンチックだな。良いぞよ。今日の夕方までに作り上げるよ」
おじさんは優しい笑みを浮かべる。私は頷いて「後で来る」とだけ言いお店を出て行った。

Re: 【東京シティシンデレラ】 ( No.3 )
日時: 2018/12/23 11:22
名前: チィ (ID: QDgN7dji)

次は住宅街にある小さなお店。住宅街にあるのは結構珍しい。
ガラス屋さんからそのお店まではそんなに遠くは無いが見通しの悪い道路を通らないといけない。そこは事故がとても多い所だった。だけど私は安全に気をつけて行っている。向かっている差に中だ。左右確かめてわたろうとした次の瞬間だった。確認したはずなのにスピードの速いトラックがこちらに向かってきた。私はそこで脚をくじいてしまった。運転手はこちらに気づいていない。そして——————————————————


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