ダーク・ファンタジー小説
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- 負けない
- 日時: 2019/02/17 18:56
- 名前: 夜露 (ID: NiQpbZW/)
- 参照: http://1
1.ここは日本。だけどあの数年前のあのときのよう
に平和ではない。日本は今AIに支配されている。
ある日謎の空間からやって来たそいつは日本列島
に壁を作って日本人が海外に行くことができない
ようにしてしまった。そいつは日本人をスレイヴ
とサクリファイスという身分にわけスレイヴに重
労働をさせサクリファイスを薬の開発の為実験体
にさせた。他の国はあの謎のAIに怯えて助けに来
てくれない。こんな状況だから日本人は次々に死
んでいった。今の私たちの未来にあるのは、疲れ
果てて死ぬか、実験体にさせられて苦しむかのど
ちらかだった。
2.「スレイヴからサクリファイスへ」
ガコンッ!ゴン!
私はスレイヴだ。ただひたすら重労働をさせられ
る奴隷。今日は、目の前に積まれた他のスレイヴ
とサクリファイスの死体をひたすら埋める作業を
させられている。
私「うぅ、、うぇっ、おぇっ。」
目の前にある死体が気持ち悪過ぎて私は吐いてし
まった。
私「はァ、、はァ、、。」
それでもスレイヴは休んではいけない。もし、手
を止めたりしたら、、。
スペア(以下ス)「オマエ、マジメニハタラケ。
サモナイト、コロス。」
女「きゃぁぁぁぁあ!!」
スペアに蹴られた女性が私の後ろに転がってきた
私「ひっ、、。」
私は急いで作業を再開する。涙で目が曇ってろく
に見えやしない。なんで、、なんで私たちだけこ
んな目に会わないといけないの。今にでも死にた
いよ。でもこんなところに埋められるのはもっと
ゴメンだ。今はアイツに従うしか生きる道はない
んだ。
ス「オマエ」
!びっくりした私が急いで振り返るとスペアが私
を呼んでいた。わ、、私、なにも悪い事なんかし
てない!殺されたくない!
私「は、、はい。」
ス「コイ」
私「え?」
スペアは私をおいてどんどん歩いていく。これっ
てついてこいって事だよね、、。私は、スペアの
後についていった。何をされるか分からない。私
の心臓はバクバクしだし、足も震えていた。
連れてこられたのは、、何もない部屋。私はその
瞬間、死を確信して泣き出した。
私「うわぁぁぁぁん!やだやだ死にたくない!」
スペアには感情がないから私が号泣しててもぼぅ
っとつったってるだけ。そのまま私が泣きじゃく
っていると目の前がぽぅっと明るくなって1体の
ロボットが現れた。どうやらスペアのリーダーみ
たいなやつらしい。
リーダー(以下リ)「No.52485。ミブンスレイ
ヴ」
私「、、?」
リ「オマエハキョウカラ、、サクリファイスダ。
カクリトウニツレテイケ。」
私「え?!」
ガシッ!私は部屋に入ってきた大量のスペアにつ
かまった。
私はここで意識を失った。
、、さぁぁぁぁと風の音がする。
私「はっ!」
私は飛び起きた。辺りを見渡すと今私は鉄格子の
中に閉じ込められていて、隔離されていると分か
った。
こうして私はサクリファイスになった。