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ダーク・ファンタジー小説
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- 殺人鬼を使役する者
- 日時: 2019/02/24 17:54
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
ヨーロッパのある国には突然、人のようで人ではない殺人鬼が現れた。でも殺人鬼を
殺すことは出来ない。そのため国で彼らを使役する人物を作ることになった。その候補となったのは
エマ・クロスという新米警察の少女だった。
- Re: 殺人鬼を使役する者 ( No.1 )
- 日時: 2019/02/24 20:24
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
上司であるルイスに連れられ最下層の地下牢獄へやってきた。
エマ「あのルイスさん、その殺人鬼を使役するなんて私できるんですかね?」
ルイス「大丈夫さ、君なら。それに俺が君を推薦したんだ」
ルイスは足を止め鉄格子の奥で鎖に繋がれた人物を見た。赤茶の髪をした青年の首には
首輪がつけられていた。ルイスがポケットから何かのスイッチを取り出し押した。
瞬間、青年が電撃を受け悲鳴を上げる。
ルイス「牢屋の鍵を渡しておく。後は君次第だよ」
ルイスがいなくなってから荒い息をする青年のほうを見た。
エマ「…大丈夫?名前は何て言うの?私はエマ・クロス、呼びやすいように呼んで」
青年が顔を上げてそっと笑った。
???「エイド…で?さっきの人と違うけどあのルイスって奴が言ってた主人ってアンタ?」
エマ「まぁ…そうなるね。不満、かな。私は心を鬼に出来ないわけでさっきみたいに
電撃は使わないよ。だって痛いのは嫌でしょ?私のところに来るなら解放してあげるからさ」
エイドがゆっくり頷いた。彼はエマのことを先輩と呼ぶ。
数日後、正式に彼は牢屋を出てエマに従うことになった。エイドはエマに従順だ。
エマ「…そっか…エイドは狼のキメラなんだね」
エイド「でも大丈夫だよ!先輩に噛み付いたりしないし」
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