ダーク・ファンタジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

ダンドリオン
日時: 2019/03/11 18:16
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

ユニヴェール、それがこの国の名前。この国があるタステリア大陸には古くから歴史がある。
そして今、その歴史に関わる戦いに身を投じていくことになる。

Re: ダンドリオン ( No.1 )
日時: 2019/03/11 20:29
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

遡ること10万年前、ユニヴェールに一人の女神が現れた。彼女は人々に様々な知恵や
術を教えた。その数千年後、魔界を統べる魔神が彼女の力を奪うために侵攻してきた。
女神は人々を守るために人々を危険な目に遭わせないために戦った。だが魔神も強く
彼女は押されてきた。彼女は最後にどうにか彼を追い返すことが出来た。彼女は自身の力を
七つに分けた。分け与えられた七人の人物は「アルカンシエル」と呼ばれ崇められた。

そして更に4万年後、魔族を統べる女王が二つに分かれていた国のうち一つを支配した。
肉体を持たない女王はその国の王子レイスを乗っ取った。もう一つの国は彼を討伐するため
アルカンシエルの力を借り彼を討伐した。そして正式にユニヴェールが完成した。
女王は破れユニヴェールによって消滅した。
その2万年後の魔界、新たな王によって魔界最強の12人の悪魔が誕生していた。

****
現在。オルタンシアという町に二人の少年少女がいる。少年の名前はカイル・サンフォニー
少女のほうはイリス・コンセルト、という。カイルの家族は軍人一家で彼も軍人である
父親やその職場で武術などを習った。彼は天才肌だ。イリスは普通の家族で魔術を
使える。だが体力も彼よりも遥かに下回っている。彼らは森で小さな教会を見つけた。
今は使われていないようだ。
イリス「こんな場所があったんだね…」
???「…貴方たち」
首から橙色のペンダントを掛けた少女がいた。
カイル「俺はカイル、こっちはイリスだ。たまたま通りかかってな。お前は?」
???「ユニ…ユニ・ツベルンです」

Re: ダンドリオン ( No.2 )
日時: 2019/03/11 21:07
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

ユニはアルカンシエルの一人だという。予知ができる巫女だ。
ユニ「誰かが来ることは何となく分かっていました。優しい人で良かったです」
イリス「アルカンシエルって女神様の転生体みたいなものだよね」
ユニ「はい。ですが知っている人物はいないも同然だと思います」
カイル「だが…」
カイルは立ち上がり聞き耳を立てる。二人に隠れるように話す。扉を開ける。ガラの悪そうな
男たちがいた。
カイル「女の子?さぁ?俺が来た時には誰もいなかったぜ」
そう言って彼は男を追い返した。
カイル「どうやらお前の居場所バレてるみたいだな。俺たちは旅をするつもりだ。お前も
どうだ?他のアルカンシエルの奴に会えば何かあるかもしれないぞ」
ユニ「なら一緒に行かせてください。私に出来ることなら何でもします」

その数十分後、別の場所でその男たちは殺されていた。頬にかかった返り血を紅い目をした
青年は拳で拭った。
???「結局は逃げてきたのと変わらねえじゃねえか。こっちも役に立たなかったか」
下っ端1「ルヴィア様、楽しそうですね」
青年ルヴィアは悪魔12席の一人『獅子座』だ。血気盛んで喧嘩っ早いが下からは慕われている。
ルヴィア「…下手したら逃げられてるな」
下っ端2「といいますと…」
ルヴィア「アルカンシエルの一人ユニ・ツベルンだ」
ルヴィアは舌打ち交じりに話す。怒りを晴らすためか瀕死状態の男を無理矢理立たせ殴った。
頭に血が上りやすいが馬鹿ではない。
ルヴィア「とりあえず奴を追え」
『はい!』
下っ端たちが動き出す。


Page:1



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。