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ダーク・ファンタジー小説
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- フォルトゥナさん
- 日時: 2019/09/24 14:26
- 名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)
これは誰かによるものなのか、それともたまたまか…そんなものは関係ない!
フォルトゥナ・リベルタスは異世界にやってきて様々な魔術を覚えた。
異世界でなんとリーダーとなってしまったり、大きな戦いに巻き込まれたり!?
- Re: フォルトゥナさん ( No.1 )
- 日時: 2019/10/04 18:50
- 名前: 春先雪華。 (ID: xs5T8t9X)
この世界にやってきてから色々ハラハラドキドキが続いていた。
最初にフォルトゥナに声を掛けたのは一人の男、フォルトゥナの伏線の一部を知る人物。
宝石の人型兵器、アメジストのシャウラ。若い見た目に反して長い時を生きているらしく
言葉遣いは老人のようだ。
「フォルトナ、とは君じゃな?」
「そうですけど…どうして?私はまだ自己紹介もしてないのに」
「ちょいと町で話を聞いただけじゃ。少しわしの話を聞いて欲しい」
体からは水晶が生えている。そして彼は長い紫の髪をしている。彼の知っている人物に
同じ姓、リベルタスの名前を持っていた男がいたらしい。その男に当時、自暴自棄と
なっていた自分を救って貰った恩を彼はまだ返せていなかった。
「あの男は別れ際に言ったんじゃ…その恩は何時か来るであろうリベルタスに返せ、とな。
儂も驚いた、まさかあの男が言ったことが本当になるとはな」
「じゃあ、もしかして私に声を掛けてきたのは…」
シャウラは頷いた。
「儂はあの男が言ったことはこれからも本当になるだろうと思うておる。じゃからな?
儂はお前さんから離れるわけにはいかないんじゃ」
リベルタスの名を持つ男の預言、それが何処まで本当なのか。
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