ダーク・ファンタジー小説
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- 拝啓、現実世界の君へ *彼女の□ー
- 日時: 2020/06/10 13:49
- 名前: 鹿菊 心 (ID: .pwG6i3H)
*注意
*これは、「拝啓、現実世界の君へ ココの不思議なゲーム日記」
の続きです。
- 遺書 ( No.1 )
- 日時: 2020/06/10 14:16
- 名前: 鹿菊 心 (ID: .pwG6i3H)
遺書 名前:鹿菊 心
私はもう疲れました。
皆に無視されるのも。
物を隠されるのも。
お母さんに怒鳴られるのも。
お父さんに殴られるのも。
もう消えてしまいたい。
ごめんね。雪音ちゃん。
貴方は私の自慢の妹でした。
こんな逃げてしまうような姉をどうか許して。
これが見つかったらすぐおばあちゃんの家に逃げて。
お姉ちゃんの大切なパソコンとゲーム、持っていってね。
もう楽になりたい。この世界でいい事なんて何もなかった。
どうか上手く行きますように。
はぁ。
ここまで書き終えて、文字を見返した。
間違えなんてあったらお母さんに怒鳴られてしまう。
いや、もうそんなのいい。
もう準備は出来ている。
縄OK。しかし天井は大丈夫だろうか?木が剥き出しで脆くなってる。
まあ、大丈夫だろう。
ええと、椅子は?
こう見ると殺風景な部屋だ。
必要な物しか買い与えられなかった部屋と、必死にバイトして貯めたお金で買った,中古のゲームとパソコン。
あっ。椅子あった。
よし。やっと楽になれる!!
恐怖より断然苦しみから解放される嬉しさが勝っていた。
椅子に足を掛けたその時。
「ピンポーン」
・・・
なんなんだ。
急いで縄を片付けてドアを開けた。
- Re: 拝啓、現実世界の君へ *彼女の□ー ( No.2 )
- 日時: 2020/06/10 14:58
- 名前: 鹿菊 心 (ID: .pwG6i3H)
・・・
こんな時にピンポンダッシュか。
いい加減にしてくれないか。
もうすっかり光が無くなった虚ろな目で、とぼとぼと部屋に戻った。
よし。と椅子に片足を乗せたら、
パソコンにメールが。
・・・はぁ…もう何で邪魔するんだ?
Re:鹿菊 心様
設定の変更
名前:
年:
衣装の変更
〇魔道士 〇魔女
色の変更
〇ワインレッド 〇パステルピンク
〇紺
・・・
さっさと死んでしまおうと思っていたが、設定は好きだ。
名前:ココ
年:13
衣装:魔女
色:ワインレッド
これを送信?するのか?
よし。
???「そう!分かったわ!」
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