ダーク・ファンタジー小説

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1文字のラブレター
日時: 2020/09/30 20:46
名前: お茶豆 (ID: K.LxVVE2)

prologue


_始まりは私の家に投げ込まれた
 不可解な一通の手紙からだった_


————



ーーーー

一文字。『ね』と書かれた

ほぼ空白の手紙。

思い当たる節は……

数年前に起きた『1文字のラブレター事件』

しかない。

Re: 1文字のラブレター ( No.4 )
日時: 2020/10/01 07:50
名前: お茶豆 (ID: K.LxVVE2)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12877

第3章



水月]ごめん……私のせいで

私]美月のせいじゃない!

水月]朱音?

私]…ねぇ……聞いてもらえるかな?

ガタッ

2人]ビクッッ

水月]なんか落ちた?

私]ただの紙か…


ーーーーー



ーーーーー

私]っ………


不気味。

一言で表すなら、こうかな。

Re: 1文字のラブレター ( No.5 )
日時: 2020/10/02 19:09
名前: お茶豆 (ID: K.LxVVE2)

第4章





ー ホームルーム ー


教師]えー…明日、避難訓練があるので、ハンカチ
   を忘れないようにね。
   それと、今日の9時に不審者の通報があったから
   皆さん気をつけて。

日直]起立

ガタガタ

日直]さようなら

皆]さようなら


水月]朱音ー…五限目の廊下でのことなんだけど…

私]あー…実は中に…

水月]中に…

私]飴が入ってたんだ!超ラッキー!

水月]なんだー、それだけかい!
   ちなみに何味?

私]メロンソーダ味!いいでしょ〜

水月]いーなー……

私]あはは。そう言うと思った!
  だからあげる。


そういってたまたまバックに入れていた
メロンソーダ味の飴を一つ取る。

水月]やった!ありがと〜

私]今度飴買ってよ〜

水月]グミじゃだめ?

私]別になんでもいいけど。

水月]分かった!明日買ってくるわ!

私]うん。


友達だけど

心配はかけられない

Re: 1文字のラブレター ( No.6 )
日時: 2020/10/03 08:17
名前: お茶豆 (ID: K.LxVVE2)

第5章




帰り道_


私]はぁ……

「ね」の次は「あ」

何なんだろう……





スマホの画面

———————————|
「1文字 ラブレター」|
           |
検索

・もしかしてラブレター?


女の子必見ラブレターを
書くときの6つの注意

かわいい字体で書く練習

どこに置けばいい?
そんなナヤミを解決!

:
:
:

もしかして:
南ヶ丘高等学校
「1文字のラブレター事件」?

Re: 1文字のラブレター ( No.7 )
日時: 2020/10/03 19:07
名前: お茶豆 (ID: K.LxVVE2)

第6章




私]……


ポチッ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー        
この記事を書いているのは
もと南ヶ丘高等学校の卒業生です。
パスワードを入力して下さい。

パスワード
[       ]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私]パスワードか………


極端に考えるとしたら

2年前の2018か
事件のあった日の
2・17か。

とりあえず、下も確認しよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

パスワードのヒント 動画を見る→□

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私]…動画……

パスワードのヒントとなる手掛かりは
これだけなのかな…

それなら))桜木]朱音ー!!

私]ビクッッ

桜木]ごめんごめん…でね、有力なことがわかったの!

私]何のこと?

桜木]え〜?忘れたの?2週間前に言ったじゃん

   ラブレター事件の真相を知りたいって。



:
:
:


私]あー、言ったかもしれない

桜木]でしょ!それで、本題に入るんだけどー。

被害者の伊東イトウスズさんの手のひらに

   紙が握られてて、そこに番号が

私]ちょっと待って!メモるから!

桜木]オッケー


私]いいよ

桜木]続けるね

   その番号は2018021711254444ww
   だったんだって!

私]夕花ありがとう!

桜木]どうってことよ〜

   じゃーね!

私]うん。


2018

0217

1125

4444

WW

なんとなくわかったかも、この暗号の意味。

Re: 1文字のラブレター ( No.9 )
日時: 2020/10/04 19:15
名前: お茶豆 (ID: K.LxVVE2)

第7章







いや、違うかもしれないな…

大雑把過ぎるし……


念のため、明日調べてみるか。




ー家ー


私]ただいまー

お母さん]朱音おかえり。手紙が来てたから机に置いといたわよ〜

私]おっけー

お母さん]ラブレターかしら?

私]ピクッ なんか書いてあったの?

お母さん]封筒の閉じるところにハートのシールが貼ってあったのよ。

私]そうなんだ…

お母さん]まぁ、知ってる人じゃなければ無視した方がいいわよ〜

私]…うん




ー部屋ー


私]これか……


白い封筒に大きい赤いハートのシール

ペリ


ーーーーー



ーーーーー

私]っ………

また……まただ。









私は今までに無い恐怖を味わうことを

まだ知らない。


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