ダーク・ファンタジー小説

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蝶々>金
日時: 2020/11/29 16:10
名前: yuo (ID: 2fSLq59j)

___ふざけないで下さいね。私が死んだ人の後処理をするのは〝お金〟の為ですからね。
可哀想に…なんて一々泣いてたら涙が無くなっちゃいますから。
勿論、悲しい振りをするのも私の仕事です。

登場人物

【私】
26歳の女性。本名、向井田むかいだ あきら
品蔵埋葬所で働いていて、接客の腕は本物。

すう
19歳の女性。

※後々追加有

目次

前置き>>1
第一展開>>2-

P,S
11/29 参照100越えありがとうございます!

Re: 埋葬するのは金の為。 ( No.6 )
日時: 2020/10/22 18:08
名前: yuo (ID: 2fSLq59j)

第一展開 第三 面接結果

「ふぅ…」
よくやった、私。頑張った、私。
まさかあんな奴が数さんだったなんて。此処での面接は面接に対応する人がメモを取り、それを上が見て採用、不採用が分かる。
案の定、数は採用_____。

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

yuoです、僕本当ですよ!!!!((
短めです。(時間の都合)

Re: 埋葬するのは金の為。 ( No.7 )
日時: 2020/11/07 14:38
名前: yuo (ID: 2fSLq59j)

第二展開 第一

ふぅ。嗚呼、お母さん、夢、叶いそうだよ。。。。。。
私はお母さんのお墓前に居る。
行ってきます。お母さん。
お母さん_お母さん__

『や て!私 ら 何も  ないで   が  …』
霞む声が脳裏に映る。
『な で?お さ は くない !』
この声は彼是かれこれ三年前、きちんと認識したのは。

「おはようございます!!!!」
「あら、新人さん?」
「はいっ!」
カツカツとヒールの音がする。きっと、向井田さん。
「お早う御座います。数さん。此処は死者を扱うのですよ。」
「ごめんなさい。」
「では、仕事内容をお教えしますので。こちらへ。」
スタスタと歩く向井田さんを追い、会議室へと連れられる。

「早速。まず人に無駄な慈悲は要りません。本当に可哀想と思った時だけ泣きなさい。」
「え…」
今の気持ちを簡潔に言うなら絶望だ。
嘘、全部、偽造ニセモノ?嘘、嘘だ!お母さんが埋葬された時のあの、あの涙も?全部、全部ニセモノなの?嘘だよね。じ、冗談がお、重いんだから。

“無駄ですよ。数。現実を受け取りなさい?母さんは数が良ければそれで良いのよ。分かった?”
『あのねぇ、数ちゃん。数っていう名前はねぇ』
“皆のかずを足し算、引き算、掛け算、割り算して、自分の良い所を相手に足し算してあげたりするのよ。良い?数ちゃんなら分かるわよね?”
『うんっ!』
あの時微笑みかけてくれた母はもう居ない。
はぐらかして目を背けた私を怒った母も、もう居ない。
お父さんは、お父さんっ、お父さん。。。。

「分かりました、頑張ります!」
やっと、やっと出た言葉だ。いや、頑張るの。諦めないの、ね?お母さん、お父さん。

Re: 埋葬するのは金の為。 ( No.8 )
日時: 2020/11/13 16:26
名前: yuo (ID: 2fSLq59j)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12920

第二展開 第二

「はい、頑張って下さいね」
向井田さんからの言葉は、スッと迷いの無かった。
「では、まず接客の手本です」
向井田さんは足を揃えて、直角?と疑えるほど曲がっていた。
「はい、やってみましょう」
「むーり無理無理!無・理ですって!!!!」
「ははっ、冗談ですよ」
そう言って向井田さんはくすくす笑っていた。
「あっはい!」
少しだけ私の足に有った鉛が消えて、蝶々が一匹。
こんな人に、私もなりたいな。
この人を越えられる位の_____________________。

Re: 蝶々>金 ( No.9 )
日時: 2020/12/14 21:13
名前: yuo (ID: 2fSLq59j)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

第三展開 第一

「では、まず火葬を覚えましょうか」
「はい!!」
それから30分位だろうか。このボタンを押すと、レールが動き。
等の色々な事を教わった。

「あら、ま。もう昼休みですね。一緒にどうです?」

Re: 蝶々>金 ( No.10 )
日時: 2020/12/20 09:16
名前: yuo (ID: 2fSLq59j)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

第三展開 第二

「え…私なんかと良いんですか?」
「ええ、勿論。仲を深めて損はありませんから」
数さんは「では、お言葉に甘えて」と言って、鞄から弁当を出していた。
「良い所があるんですよ?蝶々が一杯居て、幻想的な空間でしてね」
そう私が言うと数さんは顔を綻ばして笑いすぐ行きましょと子供の様に楽しがっていた。

「では、着いて来て下さいね」


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