ダーク・ファンタジー小説

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私と太陽の最後の10日間
日時: 2020/11/03 14:11
名前: ふぁむ (ID: PxM9hGKP)

 1話

 私はどこにでもいる高校生。私のたった一つの楽しみは文鳥の太陽。太陽は7歳。文鳥の寿命は7~8歳と言われてるからもうおじいちゃんだ。
~太陽は私の動物嫌いを直してくれた。~
 母がノリで飼った太陽の事が私は好きではなかった。時には追いかけられたり、時には噛まれたり…。でも、一緒に過ごしていくうちに太陽の事が大好きになった。そして私の動物嫌いもなくなったのだ。
 あんなに小っちゃかった太陽がもう7歳。私は太陽との時間をこれまでよりも大切に生きて行こうと思った。でも、最近太陽の調子が悪い。生まれつき病気を持っていた太陽は、半年に一度ぐらい調子が悪くなることがある。1週間ぐらいでいつもは治るのに今回は違う。
~明日病院に行こう~
そう思っていた夜だった。     続く

 あとがき

 初めまして。ふぁむと言います。趣味でノートに書いていた小説を手直ししてこちらで載せることにしました。不定期で載せて行こうと思っています。数年前に書いた小説となっています。完全素人ですので、抜けているところなどがあると思いますので、ご指摘宜しくお願いします。

Re: 私と太陽の最後の10日間 ( No.1 )
日時: 2020/11/11 17:09
名前: ふぁむ (ID: PxM9hGKP)


 2話

「太陽大丈夫かな。」
私がそうつぶやくと誰かが言った。
「まあ、大丈夫じゃないかもねw」
「え?」
声の先には私と同じぐらいの男の子がいた。
「あなた誰?てか不法侵入でしょ!」
「不法侵入だってひどいな~w僕、太陽だよ!」
「何言ってんの!」
「死ぬ10日前だったら人間になれるんだ!知ってた?」
「でも、太陽は人間で言うとおじいちゃんなんじゃ…。」
「年齢は自分で決められるんだよ!それでね…」
太陽?の話を聞くと、鳥たちの中では死ぬ10日前になると自分の好きな年齢で人間になれるらしい。人間になるのを望まない鳥は人間にならないらしいけど。なんでこれまで人間に知れ渡っていなかったかと言うと、秘密にするようにするのが約束らしい。もし秘密にしなかったらもう、鳥は人間になれない。
「最後の10日間よろしくね!」
「…うん。でも親にはどう言おうか…。」
「大丈夫!鳥の姿に自由自在に戻れるから!」
「あ、そうなんだ。」
私と太陽の最後の10日間が始まった。    続く

 あとがき

 最後まで見てくれてありがとうございます!8日ぶりの更新になりました。今回は一気にファンタジー要素が深まったんじゃないかな?と思います。これからどんな風になるか楽しみにしてくれていたら嬉しいです!抜けているところがあると思いますので、ご指摘のほどよろしくお願いします。


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