ダーク・ファンタジー小説

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END・CODE
日時: 2020/11/15 15:18
名前: 四ッ谷 無価 (ID: fYNkPhEq)

昔短編小説として投稿した「END・CODE」
長編小説としてリメイクし復活!!
知らない人も知ってる人も読んでくださるとうれしいです!

四ッ谷

Re: END・CODE ( No.1 )
日時: 2020/11/15 21:20
名前: 四ッ谷 無価 (ID: fYNkPhEq)

3028年 

「codeの使用を全国民に義務化する。」

3012年に開発、発表された「code」。
専用機に「code」を読み込ませることによってその「code」の持ち主を遠隔で操作することが可能となるというもので、その危険性から専用機は日本で一機のみ、その専用機を触ることができるのは総理のみ、「code」の持ち主は一部囚人のみとなった。
そんな「code」が今使用が義務化されようとしている。

なぜかって?

今の日本は今無法地帯に近い。
3002年、総理が門野 入鹿(かどの いるか)に変わり次々と憲法が改正されていった。
銃刀法の廃止、麻薬取り締まりの弱体化、何なら麻薬売買は国がらみで行われた。
もちろん反対する国民は大勢いた。が、総理は新しく法律を作り逆らうものは処刑とした。
衆議院、参議院の解体も行われ日本は門野氏の完全支配下にある。
今の総理は門野 源(かどの げん)。
門野 入鹿の実の息子であり今の総理。
父のやり方を忠実に守り道端に死体が転がっていることは当たり前だ。
それでも飽き足らず今度は「code」にまで手を出しやがった。
もう日本は終わった。
国際連盟は日本を強制的に滅ぼそうと考えてるとかいないとか。
どんな救世主でも救えはしない。

もちろん俺でも。
だから、この世とおさらばするんだ。
この高い屋上の上から地面とキスをして、、ね。

「君、死ぬの?」

頭上から声が聞こえる。

「その命、いらないの?」

「なら、私のために使ってくれる、、?」


つづく


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