ダーク・ファンタジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

触手少女 一章.背中の違和感
日時: 2020/12/06 17:14
名前: もも (ID: OXQEO.ex)

ただただ、平凡な生活を納めたかったのに
なんで私の家庭は不幸で埋まっちゃうんだろ…

綾瀬桃は元気で皆に好かれている。
発表会などはいつも主役。
全員それを憎むことは無い。むしろ、賛成意見しかない。
今日も親友の赤村穂苅ほかりと一緒に帰っていた。
「ねぇねぇ、桃ちゃん。最近不思議な事が起こるよね。」
穂苅にそう言われて、桃は
「あれっ?そうかなぁ」
と返す。不思議な事と言っても、特に思う事はない。
「ほら、真由ちゃんいるでしょ?真由ちゃん、外国に旅行行ったんだけど、お父さんが急病で倒れちゃった。とか」
ああ。と桃が頷く。
真由ちゃんと言うのは藤原真由の事だ。
裕福な家庭で生まれ、頻繁に旅行に行く家族だ。
特に威張る事もない、優しい子だ。
お父さんは病気を持っているが、回復に進んでいる。
旅行に行っても暫くは元気だったらしいが、急に倒れた…
「桃ちゃんも気をつけてね」
穂苅はそう言うと、家に向かって歩いていった。
「…」
桃は一人沈黙した。
その顔は真っ青になり、汗をかいていた。
その理由は尿意がある訳でもない。
背中に違和感を感じるからだ。
穂苅が話をし始めて、違和感を感じたのだ。
ゾワ…ゾワゾワとする感じに、桃は心臓がバクバクとなっていた。
桃は背中がはち切れると思ったとき、
シュルッ!!!ルルッ!!!
背中の何かが溢れ出し、思わず重さに耐えきれずに倒れてしまう桃。
そのまま意識が遠ざかり、そのまま目を瞑った。
次起きたのは…病院だ。
天井にある青白い光が眩く光っていた。


小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。