ダーク・ファンタジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

病弱サイコ皇子と仲間たち
日時: 2021/01/31 22:13
名前: 陽夜 (ID: gG3G93SR)

設定まとめ(ネタバレあり)(異能学院なりきり引用)

世界第一異能専門高度教育機関
略称は、異能学院
そんな、異能学院の特殊異能クラス0-0(ゼロオブゼロ)の毎日のお話。
主人公
名前 シエルノスト=アーランス
年齢 14歳
学年・序列 ゼロオブゼロ1年序列1位
性格 サイコパス 無感情に近い(微妙にある)
座右の銘 為せば成る為さねば成らぬ何事も。
一人称 私
見た目 上の上の上の上の上の…特上 黒くふわふわした三つ編みと片目は緑色でもう片方は、無色で見えていない肌は、病的に白い
概要 アーランス帝国第一皇子 頭の回転が爆速の超合理的主義者 病弱(かなり) 努力家 天才
アーランス帝国とは…皇族が高い地位を得る圧倒的大国 軍と経済力が圧倒的に強い
勉強能力や不死さからみてもアーランス国民は圧倒的に個人能力が高い
異能 ノーマライズ(能力統一)・グレイトフラワー(爆裂花火)ウイング・ザ・ハピネス(純白飛翔翼)・ディセーブル(能力無力化)
武器 陽夜(日本刀のような形をしている。)
ノーマライズは相手の能力を指定したところの平均値まで引き下げてくれる。
異能無保持者保護施設を指定すれば相手の異能は無くなる。
ただ、弱体化させることもできる。
グレイトフラワーは、触れたものを爆弾にすることができる。
一つ欠点として触れてから10秒後に爆破する。
花の様に。
ウイング・ザ・ハピネスは飛行することができる。
飛行よりは、瞬間移動がかなり近く超高速で相手の後ろに飛ぶこともできる・
ディセーブルは、ノーマライズと似ていて異能完全無力化。
全て特定殺戮危険異能に特定されているのでゼロオブゼロに入っている。

【名前】カイル・イーブント
【年齢】14歳
【学年・序列】ゼロオブゼロ1年序列2位
【性格】無愛想だが微妙にツンデレ気質。
【座右の銘】たけき者もついには滅びぬ。
【一人称】俺【二人称】お前、呼び捨て
【見た目】
特上
白銀の髪を上の方で結っている。
紅色の瞳。ツリ目で三白眼。
黒い縁のメガネを掛けている。
普通に美形でメガネ外せ!とよく言われる。
【概要】
由緒正しきイーブント家の長男
芸達者で知能もある。
音楽関係がとても才能があり、ピアノが得意。
イーブント家とは
昔から存在する権力がある家庭。
異能を扱う技術が高い
【異能】
タイムロック(時間操作)
時を止めたり戻したり進める事ができる。
ゴーストサムス(操術召喚)
魔物を召喚して操る。
ワークス(瞬間移動)
素早く移動できる。あまり使えない。
シャドークロー(闇ノ刃)
闇の刃を飛ばす。色々応用が利く。
【武器】カインドショット(銃)
四つあり、各々腕と足に着けている。
足のは彼の意識で放たれる。
両手のは普段は腰にある。
「危険なな奴」と、言われゼロオブゼロへ

【名前】サーシャ・モンティア
【年齢】14歳
【学年・序列】ゼロオブゼロ1年4位
【性格】人懐っこい。温厚で優しい。怒らしてはいけない。
【座右の銘】盛者必衰の理を表す
【一人称】ボク【二人称】キミ、~さん
【見た目】
薄茶の髪をツインテールにしている。
透き通る様な水色の目。
童顔
【概要】
身分は奴隷。彼女は体で払っていた。
その生活から逃げてきた。
【異能】
チェック・メイト(状態変換)
自分の状態モードを変える。
アタックモード…攻撃重視
デフェンスモード…守備重視
トリックモード…射撃重視
ヒールモード…回復重視
レイド(能力鑑定)
相手の能力を見ることができる。
【武器】アドニックスピア
血の様な赤い槍。

前記どうり奴隷生活から逃げてきた。
異能により捕まりたくないのでゼロオブゼロへ。

「僕はアヴェール・ヴァーミリオン・マリオネット! 人魚から人間になった海の魔女さ!」
「何か悩みがあるのですか? 僕になんでも言ってごらんなさい。なんでも叶えてあげますよ」
「僕は神や仏とは程遠いですが、叶えられる望みは何でもかなえたいのです」

【名前】アヴェール・ヴァーミリオン・マリオネット(名前はアヴェール)
【年齢】14歳
【性別】女
【種族】人魚だが、魔法薬で変身している
【学年・序列】ゼロオブゼロ二年 序列一位
【性格】おっとり系でで何をしても褒めてくれたり、何を願っても叶えてくれる。
    対価を払わすなどのことは一切無し。しかし、海に居た頃の話をすると怖い(生存率5%)。
    度を超えたお人好し。告白されても断りきれないので
    親友が厳重ガードしている(もしいなければ彼氏人数がえげつないことになる)。
【座右の銘】大慈大悲
【見た目】藤色と青の真ん中の髪色。口の下にほくろがある。短い髪に先がふわふわっとしている。
     常に笑顔。怒るときも笑顔(狂笑)。超美人。たれ目に深海のような青い瞳。眼鏡をかけてる。
【概要】海の国のプリンセスだったが、魔法に興味を示したがゆえに
    子供の人魚に気味悪がられ、尾を縄で船着き場の脚に縛り付けられ、
    その後潮が引き窒息死しかけるが、親切な人に助けられ、人間となる。
    魔女という言葉を気に入っているが、「気味が悪い」などを付けるとトラウマ発生。
    過呼吸を起こす。口調は敬語。自己紹介のときは敬語が外れる。
    一人称:僕 二人称:貴方 ○○さん 場合によってはちゃんや君呼び
【異能】ウィッシュ・カム・トゥルー(願いよ叶え)
    人の願いを叶えることができる。しかし、自分の願いは叶えることは出来ない。
    海の魔女の怒り
    海に居た頃の話をするとこの技を使われる。もろに食らった場合生存率5%。
    シー・ウィッチ・マレシェラー(海の魔女の慈悲)
    回復技
    ヴォーター・マニュピレイト
    水を操る。ナイフにしたりなどなど。長時間使うと上手く呼吸が出来なくなる。
    人魚の歌は幻惑の歌
    歌を歌い、聞いた人を操ったり、幻覚を見せることができる。
【武器】水鉄砲(普通の水鉄砲と勘違いしたら痛い目見る)
    シェーウォーター・ショートスピアー
    水の槍


「どーもどーも! アヴェールの守護神かっこ自称のラガットくんだよ~!」

【名前】ラガット・サーダリー
【年齢】16歳
【性別】女
【種族】人間
【学年・序列】ゼロオブゼロ三年 序列三位
【性格】面倒見がよく一分もたたないうちに野良犬が懐く。優しい。
【座右の銘】特になし 「めんどない? こういうの」
【見た目】金髪にショートヘア。ぱっと見男子。オレンジ色の瞳。
【概要】いわゆる陽キャ。アヴェールのキャラシで噂の親友。
    トランプの国の末っ子姫。滅茶苦茶愛されている。
【異能】カードトラップ
    トランプのカードから半径40mに入ると発動する捕獲技。
    トランプナイフ
    そのまんま。トランプがナイフ並みの切れ味になる。
【武器】トランプ

病弱サイコ皇子と仲間たち~それぞれの過去1~ ( No.1 )
日時: 2021/01/31 23:23
名前: 陽夜 (ID: gG3G93SR)

聖光暦1203年
未来、世界の5大英雄とも称される5人の命が5つの別々の国に誕生した。
アーランス帝国では最高神シエルノスト様が。
ノスト王国では雷帝マリランス様が。
クラティアンス連邦では時空神カイル様が。
マラン共和国では大聖女サーシャ様が。
人魚の国サルスでは大母神アヴェール様が誕生。
この5人ほどの才能が同年齢に存在した事は奇跡のめぐりあわせか。
悪魔の悪戯か。
その中でも、5大英雄の最高に神格化された歴史上最高最悪の独裁者シエルノストの幼少期の話だ。

1203年12月9日
「この子は、不思議なほど大人しい子。全然お腹を蹴らないの。生きては居るのだけど。」
「皇帝としてそれくらい冷静で有難い。暴れすぎる皇は時に国の薬にも厄災にもなりうる。」
「あら…それって貴方の事?」
美しすぎるほどに美しい女性はそう、おどけた様に言った。
「勘弁してくれ、、アーナ。」
「ははっ…っぅけほっくっ…。」
「アーナ!!起き上がっては行けないよ。今の身体で発作を起こしたら。」
「ちが…破水した…。」
(え………えぇぇぇっっ!?)

Re: 病弱サイコ皇子と仲間たち ( No.2 )
日時: 2021/02/01 14:41
名前: 陽夜 (ID: xxFx3C/2)

ゆっくりと、息を吸う。
俺の執務室は妙な緊張感が漂っていた。
張り詰めた空気の中で時計の秒針が異常に遅く感じる。
廊下から足早にティアンが駆けてきた。
「はぁっ…フェーラ…。」
久しぶりに彼は俺を愛称で呼んだ。
酷く顔面は青白く血の気が引いていた。
「殿下が…お生まれになった。」
彼の口から出てきたのは顔とは裏腹の朗報であった。
「だが……危ない。」
たった、それだけの言葉だったがその言葉は俺の心に重くのしかかった。
「っ…。」
ティアン。
どうか、嘘だと言ってほしい。
悪戯好きだったころの様に微笑して冗談だと言ったほしい。
(しっかりしろ。ティアン・ルシュナーディ。私の親友は…君主は、今家族を失いかけているんだ)
先ほどまで遠くに居たティアンが俺の髪の毛を優しくなぞった。
「大丈夫です。皇帝陛下。今は落ち着きましょう。」
いつも俺は、ティアンに

いつも私は、フェーラに

『助けられてばっかりだ。』

Re: 病弱サイコ皇子と仲間たち ( No.3 )
日時: 2021/02/04 18:45
名前: 陽夜 (ID: gG3G93SR)

殿下が3歳になられた。
私は、殿下が1歳であられた時にある事件で駆り出され怪我をし前線を引いた。
しかし、今は殿下の護衛兼執事としてフェーラ…皇帝陛下のお役に立てればと思っている。
「はぁっくっけほっぅ…。」
殿下は、今日も苦しそうだ。
苦しむ殿下を見ていると殿下の苦しいを私なんかが悲しんで良い物ではないと思う。
「殿下、お水です。」
「ひゅっ…くっ…あり…が…とっけほっっくっ…。」
「大丈夫です…無理はなさらないでください。」
すると、唐突に部屋のドアが勢いよく開いた。
「こうたいしでんか~!!」
あぁ…今日も来てしまった…。ラガット姫殿下が…。
隣国の王女である姫殿下だが…少々活発が過ぎて繊細な殿下には些か合わない気がする…。
と内心思っているが口に出すことは出来ない。
殿下は、まだ動くはずのない体を少しずつ起こし息を整えた。
顔面蒼白になりながらも笑顔を取り繕った。
早くお帰りいただきたいのだろうか。
「は…はは、ラガット様は…げんき…だね。」
いつも、大人の様な面持ちをしていて冷淡で笑われない殿下がこんなに必死に笑っておいでなのに。
「しえるさまは、なにがおすきなの?なにをもってくればい~い?」
見舞いの品を聞くなんて珍しいことをしてきたから殿下は酷く驚かれている。
普段ならば、部屋にほこりと土と蝶々なんかをお持ちになる。
ほこりがたてば殿下の発作が起きるし土も同様だ。
蝶々も飛び回り殿下の身体に止まったりして何度か殿下は失神された。
だから、親がいる時以外に欲しい物なんて聞かれたことが無かったのだ。
「じゃあ、ラガット様のおすすめの本をもらおうかな。」
そういうと、姫殿下はにたっと笑われ分かったと言うと急いで駆けて行った。
殿下は、疲れ果てた様にその後体調を崩された。

Re: 病弱サイコ皇子と仲間たち ( No.4 )
日時: 2021/02/04 18:50
名前: 陽夜 (ID: gG3G93SR)

私は、生まれた時からしっかりとした思考があった。
人を殺すことを好み、基本的に無感情…合理的。
自分でもわかる。
現在は、3歳。
私は、身体が弱く基本的に一年中寝込んでいる。
ある一時を覗けば特別苦な日々でもない。
そう、ラガット…あいつが来る日以外は。


Page:1



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。