ダーク・ファンタジー小説
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- 涙のない世界
- 日時: 2021/02/08 13:26
- 名前: 幸福な赤い酒猫 (ID: 2Ujo/OfH)
第1部 <<1 彼の旅
<<2 いい加減に・・・
<<3 母の挨拶
第1部はこんな感じとなっています。
楽しんでいただけると幸いです。
- Re: 涙のない世界 〜彼の旅〜 ( No.1 )
- 日時: 2021/02/10 11:23
- 名前: 幸福な赤い酒猫 (ID: 2Ujo/OfH)
どうして、どうして。毎日お供えものだってお出ししていた。お爺様にお祈りだってしていた。
それなのに、なんでよりによって彼の生を奪ったの・・・
私たちは大学で出会った。大学の医局で。
私は小学生の頃からずっと友達がいなかった。親や先生、祖母祖父からも気に入られていて、みんなの嫉妬の的となっていた。
そう、綺麗すぎたからだ。自分で言うのもなんだが、容姿端麗、成績優秀を絵に書いたかのような人間であって、中学受験をし、この地域での最難関校、N中学校女子部に入った。そこでもどうしてもテストでいい点数を出してしまい嫌われていた。
栄ているところに行けばナンパ、塾の近くを通っても、一人だけ勧誘されない。そんなことで陰湿ないじめも起こるようになってきた。
その学校は中学高校一貫だったから、同じ人たちによるいじめが六年間も行われていたことになる。
嫌でしょうがなかった。学校にいる一日中何も喋らず、泣き腫らして、腫れた目を掻きながらずっと孤独なのが。
ダメだ、もうこれ以上は思い出したくもない。とにかく辛すぎた。
でも、大学に入ると、私のような境遇に置かれていた人がいくらかいた。でも、大部分は私のように嫉妬によるいじめではない、別のいじめを受けていた人ばかりだったが。
そんな人ばっかだけど、大学では友達もできた。医学部に入っていた私は五、六年にもなると忙しくなってきて、話したりする機会も少なくなってきたのだが。
そして、私は六年の医師国家試験勉強中に彼と出会った。彼も私と同じ「嫉妬型」のいじめを受けていたことがわかった。イケメンな彼に惹かれた私。
そんなところに、衝撃の事実があった。
〜〜この話について〜〜
きっと、読者の皆さんは、衝撃の事実について、なんとなく予想がついているでしょう。まあ、ご想像の通りになると思います。
作中の表現、人物描写についてイラッと、来た方もいらっしゃるかと思いますが、どうか、温かい目で続きをお待ち願いたく思います。
どうぞ、ここからもよろしくお願いいたします。(また、ぼくのほかの連載も楽しみにしていただければ幸いです。乞うご期待❗️)
- Re: 涙のない世界 ( No.2 )
- 日時: 2021/02/21 19:36
- 名前: 幸福な赤い酒猫 (ID: 2Ujo/OfH)
終了!!!!打ち切りに会いました!!!!!!!!!!!!!!!
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