私 | ダーク・ファンタジー小説

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私: 日時： 2021/02/09 12:27; 名前：ジョン（ID: HfS/slXT）; 　私という言葉は、実に便利な言葉です。なぜなら男性でも女性でも使う事ができる自分の呼び方だからです。小学生の頃、私は自分のことをなんと言えばいいのか分かりませんでした。俺というのは荒っぽくて嫌だったし、僕というのもなんだか違和感がある。自分じゃ堅苦しい気がする。だから私は「私」を使っています。私はときどき女性が羨ましくなる。ニックネームや下の名前を呼びやすくしたものなど、バリエーションが多いからだ。また、男性の涙はなんだか情けなく映るが、女性の涙には何処か美しく映る才能があるのだ。男性はたくましさや、周りの人より優れたところを見せたくなるものです。とにかく褒められたいという承認欲求がある。だが、私は女性らしくありたい。女性のような柔軟性が欲しい。私は女性になりたい。私はときどきそんなことを考える。