ダーク・ファンタジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

どうでもいい話
日時: 2021/02/16 22:05
名前: ジョン (ID: HfS/slXT)

 テレビで取り上げられる事はないが昨日の朝、同級生のAが自宅で亡くなった。自殺だったらしい。彼女は、それなりに友達がいていつも幸せそうで確か私よりも成績が良かった。少なくとも私より楽しい人生を送っていたはずだと思う。特に接点のない私がいうのもどうかと思うけれど。週の初めに葬式を行うそうなので、前日に喪服を買いに行った。当日は担任の先生と私、その遺族が参加した。彼女を見ることはなかった。翌日、学校に行った。いつも通りの日常だ。昨日のテレビの話をする人達、好きなアイドルグループの推しについて大きい声で語り合う女子の集まり。部活の顧問の嫌なところを話す人達。辛さを紛らわしている人は、私だけだろうか。きっと私もこうやって忘れられそうな気がした。彼らにとってはどうでもいい話。


小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。