ダーク・ファンタジー小説

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雨と魔術師
日時: 2021/09/11 13:06
名前: 高橋蒼 (ID: QzLLz7TG)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

きっといつか、終わるこの世界で。
ぼくはそっとガラスのコップを置いた。
中の水が擦れる。
外は雨が降っており、ピチピチ葉の上で雫が踊っている。
「あぁ___失敗だ」
雨に濡る白いシャツ。
ぴっちゃぴっちゃとはねる雨粒。
外に干したままだったか...
布団から出る。
「あ___しずくぅ?おはよぉ...」
「起きたか神威。おはよう」
今更だが、俺の名前は風見也鎮紅。こっちは彼女___いや彼氏?の一条神威だ。
「ごはん作るね...何がいい?」
「うーん、じゃあカレー」
「朝から...?」
「うんカレー」
「うぅ」
神威はひょいと銀に煌く光光の杖を取り出す。そして、何やら呪文を唱える。
すると金色の光りが出た。
「お前、ほんとーに魔法使いなんだ...」
キッと此方を睨む神威。
「ちーがーう!僕は魔術師!魔術師、魔法使い、魔導師の区別くらいしてよね!もー!」
「わかったわかった。神威さん」
と。


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