ダーク・ファンタジー小説
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 人形たちの生き様。
- 日時: 2022/01/23 02:19
- 名前: 森さま。 (ID: FvRDV2PD)
初心者の短編集です!
暖かい目でお読みください。
なお更新はコメントです。
注意
ちと流血表現あります。
あくまで全年齢です。
それでは、始まります
第一話以外はコメント欄に記載しますので、よろしくお願いします。
一章 狭間の迷い子
無念でいっぱいの人生だった。
ある時、私は学校の屋上から飛び降りた。そう、自殺だ。
家にいても、学校にいても感じる孤独。少しずつ広まる私の噂。そして…大事な人を失った悲しみ。それに私は耐えられず、跳んだ。
跳んでみると怖いという感情は失せ、そして楽になれるという喜びで包まれた。
「これで終わ」
ドンッッッッ!
私は意識を手放して死んだ…
はずだった。
「お姉さんだあれ?」
は?え、あ、は?はい?私に言ってる?え、私お姉さ…え?え?なんで生きてんの私。そしてなんで目の前に浴衣着た少女がいるの?
「お姉さん?大丈夫?」
あ、これ私だ。私に言ったんだ。嗚呼わかった。此処は天国だ。
「お姉さん聞こえる?平気?」
「嗚呼、平気よ。ありがと。心配してくれて。」
と適当に返す。
そうしたら少年は満足そうな笑みを浮かべ、話しかけてきた。
「お姉さん、此処は狭間って言ってね。天と下界の間なの。あ、下界って君がいる世界ね。」
「…待って?え?何を話してるの?」
「本当は死んだら勝手に天行って2度目の人生してから下界で生まれ変わるのだけど。君の魂は何処にも行かないで此処でじっと居座ってるだけ。多分、死にたくもないし、生きたくもないっていう感じ?だよね。体の主人である君を起こせばなんか進展あると思ったのに…」
と、少年はこちらに目を向ける。
それ何故か怒りを感じた私は
「…もう聞いてられない‼︎
さっきから意味不明だし!」
と言い私はその場を離れようとした。だが浴衣を着た少年が私の服の裾を引っ張った。
「…じゃあ質問だけさせて。」
「…わけわかんない…」
「君は、迷い子?因みに、僕はずっと迷ってる。」
「…」
私は何も考えずにその場を離れた。迷い子とはどういう意味なのか、そう考えて歩くと、気づけば病院の中。
もう意味がわからない。
だけど彼は今も…ナニカに迷っているのだろうか。
終
- Re: 人形たちの生き様。の誤字 ( No.1 )
- 日時: 2022/01/23 12:35
- 名前: 森さま。 (ID: FvRDV2PD)
誤字脱字を第一話にしてしまい、さらにはパスを忘れたので此処で修正します。
お姉さ…え?え?なんで生きてんの私。そしてなんで目の前に浴衣着た少年がいるの?
Page:1