ダーク・ファンタジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

精神科入院の日々
日時: 2022/03/10 19:13
名前: 彩 (ID: DdBicf6e)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13214

このお話の構成
第1章から第5章までは、主人公は幸せとなります。ハッピーエンドとなります。
第1章 虐待を受けたサバイバー、パンダのお話。本文と>>1 >>2 >>3

第2章 いじめを受けたサバイバー、恵(パンダの友達)>>4 >>5

第3章 いじめと虐待のダブルパンチサバイバー、火乃香>>6 >>7

第4章 合宿の後の精神疾患に苦しむ少年、海棲

第5章 パワハラに苦しむ女性、由希奈

第6章から第10章までは、結末はバットエンドです。悲しい話です。

第6章 虐待サバイバーの短い人生、由美香

第7章 いじめ対応を失敗された少年、逸人

第8章 いじめと虐待の苦しみに耐えられなかった少年、ララ

第9章 合宿での過労に負けた、瑠偉

第10章 パワハラの苦しみ

あとがき

この話には、ある法則があります。想像してみてください。
この話はフィクションです。妄想です。実際とは異なります。


第1章、虐待を受けたサバイバー、パンダのお話。



…精神科入院中。
入院していた理由を友達と話していた。友達は恵。いいなぁ…まともな名前。
名前は…少女なのに、パンダ。
何でパンダという名前が出てきたんだろう…
やばい親だった。
幼少期は、虐待を受ける毎日だった。
ネグレスト、精神的虐待と受けてきた。
苦しいという気持ちもなかった。自分は、売られた。
餓死寸前だった。
…そこから何年経ったんだろう…

保護されたのは、13歳の時。
学校に行って、お腹が空っぽだったこと、あざだらけだったことで、バレた。
担任が、保護してくれた。
でも、順風満帆にはいかなかった。16歳の頃、帰されてから、地獄の毎日だった。

まずは、虐待の話をしよう。
(この話はフィクションです。全部、私の妄想のため、実際とは異なると思います)

…パンダが3歳の時。
3歳という若さでの生活。
午前2時 起床
午前2時10分 10kmを10本走る。それを、午前4時以内に終わらなかったら、1ヶ月閉じ込める。幼稚園にも連れてかない。間に合った日は、1回だけだった。その一回以外は、釈放されてはまた入れられる毎日だった。間に合うことができたのは、4歳になってからだった。
4時から、一ヶ月押し入れに閉じ込められた。拘束されたので、食べることも寝ることもできなかった。でも、死ぬこともできなかった。
理由は、死ぬ体制が出来なかったからだ。3歳の時、一回食事と睡眠したっけ?

…よく生きたなぁ…この時に死ねば、こんな苦しい思いしなくて済んだのに…

パンダが4歳の時。
午前2時 起床
午前2時10分 勉強
午前4時〜 炊事洗濯を全てやる
終わり次第、万引き
そして、地獄のストレス発散場
この時は、パンダは人形。蹴ったり踏んだり殴ったり。

これが夜まで続く。
お風呂は、冷水。気絶するまで色々やった。
気絶したら…病院には連れて行かなかった。どこかに捨てられた。

親が就寝次第、パンダも睡眠。長くて睡眠は30分だった。

親は、運動神経抜群で、メンタルが岩盤のように硬いものにしたかったらしい。
それを信じていた。
気絶をすぐしたら、叩かれる。



小学校の時は、親が、ストレス発散場を短くして学校へ。
学校では、倒れることが多かった。
睡眠不足と栄養失調が重なったから。
先生が迎えに来て欲しいと言ったら、仮病だと言い、切る。しょうがなく、一日中保健室。
養護教諭には隠す気がなく、パンダの希望で、担任や児相に言わなかった。
でも、13歳、中学校入ったら、バレた。

そして…即児相保護。
児相の生活は、次に続く
next >>1

Re: 精神科入院の日々 ( No.1 )
日時: 2022/01/30 11:19
名前: 彩 (ID: DdBicf6e)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13214

児相での生活。
久しぶりのご飯。
美味しかった。こんなに美味しいということがわかった。
あまりに食べたため、次の日は体重激増。
30キロぐらい増えた。
20キロ未満だったのに…今は40キロ。
係員も安心だったみたい。
リスカ、アムカ、レグカを始めた。
見せたら、相談に乗ってくれる。
でも一つ、解決していないことがあった。
それは、睡眠。
生活に大切な睡眠。
しかし、トラウマが強すぎて、16歳まで一睡もしていなかった。
睡眠不足のため、体は悲鳴を上げてるが、無視している。
それは、本当に心配していた。
その時に、恵ちゃんと出会ったんだよね。
今もそれは心配してるよね?
「うん、とっても心配」
最近は、2時間眠れるようになったよ。
「短い」
睡眠不足だとは知ってる。頻繁に意識飛ぶし。
てか、私、何回死にかけてるの?
10回以上だよね?
ご飯なんて無縁だったし…
「栄養失調でよく生きられたね」
そこの理由は、給食があったから何とか大丈夫だった。
弁当を作ってくれなくても、先生が買ってくれた。
そこの言い訳は、お弁当を作る暇がないからと誤魔化していた。
休日は、食べずに過ごした。

児相に戻すか。
16歳で戻された。
理由は、分からない。
その後の生活は、やばかった。
またまたご飯なし、睡眠なしの生活。
それで、歯を食いしばり、耐えた。
3年後が、今に当たるんだよね。
たまたま来た兄が、病院に連れて行ってくれて、病気が判明。

複雑性PTSD
不眠症
境界性パーソナリティ障害
パニック障害
社会不安障害
適応障害
愛着障害

そのため、即保護室入院。
閉じ込められた経験ありだったけど、構わずに身体拘束。
涙の止まらない毎日。
酷すぎる病院だった。
だから、変えてもらってここなんだよね。
虐待のことも知ってる。
だから、慎重に入院した。
まずは、開放病棟でトラウマを解消。愛情を注ぐ。
その後に、保護室で睡眠を取れるようにする。
1人ということに慣れさせる。
刑務所みたいになってしまうので、カメラは隠す。
私は、ちょっと特別扱いだった。
それに慣れて、初めて退院。
学校に行きながらの入院。高校は、病院の近くだったため、入院しながら通うことを許された。
治療のためもある。
苦しい治療は、何年続くんだろう…
次は、病院での厳しい治療。
next>>2

Re: 精神科入院の日々 ( No.2 )
日時: 2022/01/30 11:20
名前: 彩 (ID: DdBicf6e)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13214

開放病棟
恵と再会。
でも…寝ることはできなかった。
17年分の睡眠不足。
とっても辛かった。
あまりに疲れ、歩くことすらできなかった。
クマは、なんとも言えないくらいヤバい。
真っ黒だった。
眠気よりも、怖さがあり、寝ることができなかった。
私は今21歳だが、本当にここ1週間は、2時間眠れてる。けど、前は、眠れて30分とかだった。
睡眠薬を本日から止めてもらい、どんな感じか試してみる。

…夜。睡眠薬止めたら…一睡も出来なくなった。
不眠症はやっぱりこうなのか…
そして、フラッシュバック。
今まで寝てたことを怒られたような感じがした。
殴られる…と思ったら、朝だった。

このことを医師にいったら、睡眠薬を少し前より弱いものにしてもらった。
カウンセリングをして、認知療法をした。
わざとフラッシュバックさせられる…怖くて泣いた。
怒られると思った。
…抱きしめられた。
もっと泣いてしまった。
ごめんなさい、ごめんなさいといった。
謝らないで?そう言われた。
何で?と聞いた。
「だって…親じゃないもん」
この言葉で、私は、眠れるようになった。
睡眠薬飲んで、5時間、6時間と眠れ、止めても、10時間眠れるようになった。
そして…ある日。1週間目覚めなかった。
死んだ?と誰もが思った。
起き上がったら、言葉にできないくらい酷いクマがスッキリ消えていた。
17年分溜まっていた疲れや、睡眠不足が、1週間の睡眠で全て消えた。
不眠症は、完治したのである。
次に、複雑性PTSDの解消。
それを治してから、保護室へ移行。

複雑性PTSD
虐待のことをフラッシュバック。
辛い日々。
自傷。色々やっていた。
薬やカウンセリングを毎日取り入れた。
認知療法も毎日取り入れた。
そして、治っていった。
パニック障害も治った。
あとは、保護室へ移行!
next>>3


Page:1 2



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。