ダーク・ファンタジー小説
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- 殺し屋さんの1日
- 日時: 2022/02/16 17:49
- 名前: チョコミント (ID: 1CZaIdu4)
世界一の殺し屋さんの1日見てみませんか?
今日の依頼は依頼主が本当に殺してほしい相手。
高校3年生の佐藤悠馬を殺すこと。
なるべく苦しませて殺してほしいそう。
「分かりました。絶対成功させますね。」
「ありがとうございます!」
人を殺すのをお願いするときこんな笑顔な人はそうそう見ない。
かわいらしい女の子なのに心は汚れてるな。
私が言うことじゃないけど。
この依頼主ちゃんの名前は莉杏ちゃん毎日学校に行くとこの佐藤悠馬にいじめられているらしい。
この前はこの子が死にかけになるほど殴ったり蹴ったり、次第にはナイフで切りつけたりした。
なのにみんなが佐藤悠馬の味方をして判決は執行猶予付3年、実刑判決5ヶ月と軽すぎる刑が言い渡された。
これは許せない。
なので苦しませて殺す。
とのこと。
私は事前に佐藤悠馬と少し話して待ち合わせ場所などを決めておいた。
「悠馬くん、やっほー」
「おっ!きたー!」
「何する?」
「こんな時間だからホテル行って"イケナイコト"でもする?」
「そうだね…」
「ここで"イケナイコト"しようか」
「まさかの野外?!こういうのが好きなの?」
「じゃあこっち来て」
「おっけー」
うわ、ちょろ。
つか、イケナイコトって何考えてんだよきっしょ。
「ここでヤんの?」
「うん」
「今から君、佐藤悠馬を殺します」
「え…」
「嘘だろ…?」
「ちなみに依頼主ちゃんは苦しませてから殺せって言ってたから苦しめながら殺してあげるね」
「やめろ…!ゔぅ……!ゔぁ!」
「ちなみに依頼主ちゃん誰か分かる?」
「わか…ら…ない…」
「名前はね〜、莉杏ちゃんだよ〜!」
「莉杏…か…」
「いじめてたんだよね〜?半殺しにしたんだよね〜?」
「はい゛しました…ゔっ…」
「だから自分が受けた苦しみを味わってもらいたいんだって〜」
「分かっだがら…もゔやめでぐださい…」
「は?やめるわけねぇーじゃん」
バンッ
「私は世界一の殺し屋、虎白だよ」
「って死んでるからきこえねぇか」
さっき言った通り、私は世界一の殺し屋、虎白です。
私はいつでも依頼を受け付けます。
もしかしたら明日あなたを殺しに行く…
かもしれませんね