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ダーク・ファンタジー小説
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- 僕の記憶
- 日時: 2022/04/11 18:34
- 名前: Meta (ID: B6dMFtMS)
- 参照: kakiko.info
僕は病室で目が覚めた。僕を囲んでる人がいる。やっとの思いで声を出した。
「あなたたちはだれですか?」
囲んでいる人達は目を合わせ、何かを確認した様子だった。すると1人の女性が、
「ほんとに覚えてないの?」
と言った。僕はしばらく考えた後頷いた。女性は目を伏せて、肩を震わせながら泣き始めた。僕が困っていると1人の男性が
「ゆっくり思い出していこう」
と僕の肩を軽く叩いて言った。僕は本当に思い出せなかった。必死に思い出そうとした。でも何も思い出せなかった。
~1カ後~
僕が後から聞いた話だ。僕の名前は佐藤天って言うらしい。何故僕が記憶を無くしているかと言うと、僕は''カノジョ,,とデートしていて、車に引かれそうな時にその''カノジョ,,を守ってこうなったらしい。まぁ覚えてないんだけど。医者に
「もしかしたら記憶が元に戻るかもしれない」
って言われた。その日の昼、僕はとんでもない頭痛に襲われた。そうすると何かを思い出した。家族を思い出した。お母さん、お父さん、弟の銀。その次に彼女、斉藤美空。次々に思い出していった。
~3日後~
僕は無事に退院し、普通の生活に戻った。
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