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ダーク・ファンタジー小説
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- 痛ガリカノジョ
- 日時: 2022/04/19 18:22
- 名前: Meta (ID: AbL0epsw)
- 参照: http://www.kakiko.info/profires/ind
俺は彼女の痛がっている姿が大大大好き。痛みを訴える苦しそうな顔。痛すぎてすすり泣く声。全部大好き。これまではロープでキツく縛ったり、1週間食事を抜いてみたりした。これまでは序の口。彼女の腕を切ったり、首を絞めたり、殺害一歩手前のことをしていた。想像するだけでゾクゾクする。早く帰ってこないかなぁ、と考えているうちに寝落ちしてしまった。俺が起きると彼女は怯えた顔をした。
「そんな怯えないでよ、傷つくよ」
彼女は後ずさりながら抵抗していた。
「どうして君はそんなに嫌がるの?」
あーあ、今日はやさしくしてあげるつもりだったのにな。今日は君の命日になるだろうなぁ。包丁を取り出して彼女に向けた。
彼女は涙目にして唇を震わせていた。
「月が綺麗かだなんて、もう関係ないよ」
彼女の腹部に刃先を当てた。そしてジワジワと深く刺していった。俺は我慢できなくなって、何回も包丁で刺したり、抜いたりを繰り返した。
やってしまった。彼女は生きているのか少し息をしていた。
「幸せに......なってほしい.......だけだった........はずだったの......に、本当に...君とは..これで最後なん..だね。ねぇ、最期に一回だけ笑ってよ」
少しだけ笑った気がする。そして彼女は息の根を止めた。俺は感情がグチャグチャになった。
「俺を...永遠に...呪ってよ...」
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