ダーク・ファンタジー小説

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俺の美少女版 ”オカマ?ホモ?・・・知ってた。”
日時: 2022/06/18 09:09
名前: メクスィィィー (ID: QGavJw1Z)

いや.......どうしてこうなった? 俺は周りからいろいろ天才ーとか、イケメンとか言われてきた。モチロン、彼女アリ。童貞卒業済み。これって絶対死んだらダメだよね? ね?いやなんで死んだ?
死に方もまぁ完璧なもので。彼女とデート!うふ、あはは。いぇーい。とか言うときに帰り道暴走した
高級車が来たから彼女をかばって死んじゃったの。どっかのアニメでみたことあるな
後輩をかばってナイフで刺されて死んで、パソコン風呂に沈めて......よしこれ以上はやめよう。
さぁ生まれ変われるかな。転生とかアニメ、マンが、ゲームよくあるよなぁ、俺もできるかね?
あれ?メッチャ眩し!なんだよこの光。やべ意識飛んでいく。やべマジでもうみんなと会えなくなる?
俺の女は?俺のダチは?いやだ!やだやだやだ!うわぁぁぁぁ!
「生ま・・した・・げ・・・で・!」
・・・ん?声が聞こえる誰だ?なにも見えねぇ。体は?感覚はある。俺、転生したのか?第二の人生
ってことか?嬉しいは嬉しいけど・・・そうかまだ赤ん坊だから首や目がしっかり機能してないんだ
「よ・・ルーシア!・・・俺・・・子ど・・だ!」
ん?ルーシア?誰だそれ?聞いたところ言語はわかる。でも外人っぽい名前だな。うっ!
なんだなんだ?苦しい!もしかして思いっきりハグされてんの?まあ赤ん坊だしな。
・・・それから数カ月がたった。足腰も良くなったし首もしっかりしてきた。目も見えるようになり
耳もよくなった。聞いたところ、母の名はルーシア・レズリビア・リズ。
父はマーキン・レズリビア・リズだ。
そして何より重大なことがある。
転生して第二の人生を歩めるようになったのはいいことなのだ。だが・・・俺は美少女だったのである!

Re: 俺の美少女版 ”オカマ?ホモ?しらん!” ( No.5 )
日時: 2022/06/05 22:21
名前: メクスィィィー (ID: QGavJw1Z)

最近どうもアクアの様子がおかしい。フロディラ・ルイカ学園へ通い始めたアクアだったが、異様に男子の前でもじもじしている。
今まで、男子との交流が少なかったからか?それとも・・・まぁこんなことは置いといて、今日は寝るか。
・・・
「はぁ・・・はぁ・・あっ!や・・・やめて・・・イっ・・・!」
・・・隣の部屋から喘ぎ声が聞こえる。ほう、激しめの家族会議といったところだろうか。(夫婦だけの)
こりゃアクアが起きたらやばいのでは?
「んん・・・誰・・?」
おっと、想定外のことが起きてしまった!アクア。向こうの部屋にだけは行くなよ。・・・いや、まて
面白いものが見れるかもしれん。純粋無垢な美少女が裸の父、母に対して、お父さん、お母さん裸でなにしてるの?むふふふ・・・いや、駄目だ。前世では抑えられていたのに!そろそろこの体と心も思春期なのか?するとアクアがベッドから降りた。
おい!アクア。もう寝ろよ。
(え?隣の部屋の母さんは?体調悪かったらどうするの?見に行かないと。)
いや。そういうことじゃなくて、母さんは大丈夫だから。寝ろよ。
(えぇ~。わかったよ。)
ふぅ。これにて一件落着。しかし性欲旺盛な父よ。わが弟、妹ができるのもそう遠くもないかもな。

翌日
学園で、アクアは人気者らしい。男子の前を通れば、一目で惚れさせる超絶美少女だ。そのうえ頭がよく、って言ってもそのほとんどは俺のおかげなんだけど。
そう完璧な人でも災難はあるらしい。学園は小、中、高の学年があり、小学、中学、高校にそれぞれ分かれている。よく、年上の先輩に絡まれることもあるとかないとか。
「おい、あれみろよ。」
「?どいつだよ。」
「あのアクア・レズリビア・リズだよ。
「あぁあいつか。」
「あいつすげえかわいいよな。」
「確かに」
そばで声が聞こえる。そんなのお見通しだよ。クソガキ。
(ほんと、馬鹿みたい。私は人を選びたいんだけど)
ほんとだよな。

読んでくれてありがとうショコラ。(笑)
青年飢鬼のほうもよろしくお願いします。これはメクスィィィーの悲痛な叫びでございます。
※ご注意ください ※ご注意ください ※ご注意ください ※ご注意ください ※ご注意ください ※ご注意ください

ナンパ戦 ( No.6 )
日時: 2022/06/10 22:02
名前: メクスィィィー (ID: QGavJw1Z)

 学園生活が始まりだいぶ過ぎた。すっかり、友達にもなれたし一緒に家で遊ぶことも多々あった。
そのたびに笑うアクアが何かかわいらしかった。
なぜだろう。心の底では帰りたいの一心だ。その邪魔をアクアがしてくる。早くアイツに会いたい。
本当のトモダチがあの世界で待っている。
 アクアは男の人と付き合いがなく、同い年の男の子がいるとすぐに逃げたりもじもじしてしまう。
おいおい。大丈夫か?そんなんで?なんて思うでしょう。大丈夫。美少女だもん!
 今日は母さんに頼まれて、買い物へ行っている途中だ。何か嫌な予感がする。
(買い物頼まれていってるけど、何買ったらいいんだっけ・・・えっと・・ニンジン、玉ねぎ、牛肉
あと・・・)
お、今日はカレーか。いいな~curry and rice.
歩いていたら、男の人が歩いてきた。おいおい、大丈夫か?ぶつかるぞ。
ドンっと男の人の肩がぶつかった。わざとだろ、くそ親父!
「痛ッ。・・・おいおい姉ちゃんよ~。どうツケ払ってくれんだよ。」
男の人がわざとらしく言った。
「え?あっ、ご、ごめんなさい。ちょ、ちょっと考え事・・してて。」
アクア!もじもじしてんじゃねぇよ!
「これ買ったばっかしの服なんだけど。これだけの服をしたならそれだけの代償を払ってもらわないとこまるぜ」
男が言ったかと思うと、男たちだった。団体で、アクアを襲うとは!?お前ら、人間じゃねぇ!
「!な、やめて。お願いッ!」
アクア!俺と代われ!
(え?・・・でも・・・)
いいから!このまま襲われてデロデロになるよりはマシだろ!
(・・・わかった。)
「さぁ、その体を見せてもらおうじゃないか。」
リーダーらしき男が言った。
本当に大丈夫なのかしら?
「な///やめて!・・・助けて!」
アクア(別)が言った。
ほんっとに大丈夫なの?・・・
「いくら助けを呼んでも無理だよ。」
また男が言った
「・・・フッ、フフフ。アッハハハ!なんて性欲旺盛な男たちなのでしょう!私を素人同然のお前らの手で堕とせるとでも?馬~鹿。そんなわけないじゃん。そのことを理解してもらうためには、
”カラダ”で分かってもらうしかないわね。」
アクア(別)が誘った。そして服をまくり脱ぐ体制に入った。
「うひょ!」
「・・・さぁ脱いで・・・というとでも思ったか!豚野郎共!オラよっと!!」
アクア(別)がそう言い、男たちに蹴りを繰り出した。何発も。
「これこそ、真のナンパ戦ね。」
勝ち誇ったように言い、アクアと代わった。
(あんた、ちょっとやりすぎよ。)
そうか?別に当然の罰だろ。買い物続行だ!

読んでくれてありがとう!
青年飢鬼、赤木さん家の専属メイド(コメディー・ライト)のほうもよろしく!

先輩。 ( No.7 )
日時: 2022/06/14 21:32
名前: メクスィィィー (ID: QGavJw1Z)

アクアもあの事があったからなのか、男子に対する耐性が”少し”上がった。これであの憧れの先輩と
・・・おっと、そんな脳はアクアにはなかったんだ。
「アクア~。掃除手伝って。」
先輩が来た。
「あ、はい。」
アクアが返事をし、先輩と掃除を始めた。
「あの・・・先輩。」

「ん?どうした?」
アクアが先輩に言い、先輩が返事をした。
「先輩って、魔術の階級ってどこなんですか?」
アクアが聞いた。魔術の階級は、持っているスキル、魔法、知識などを統計し、段階で表したものである。
それぞれ 下、中、上、超、空、天、現となっている。
「俺?俺は、上くらいだけど。」
先輩が答えた。
「私、天級なんですけど、これってすごいんですか?」
「・・・?て、天?そんなん、すごいに決まってんじゃん!アクアすげえな!がんばったら、現まで行けるんじゃねぇの!?」
先輩が興奮気味に言った。
そんなにアクアはすごかったのか~。現まで言ったらなんかあんのかな?
「しかも、現までいったら、ほかの世界に行けるとか何とかっていう噂があるんだよ!」
先輩が続けていった。
現?現実?ほかの世界?帰れる・・・のか?いや、でもただの・・・噂・・だしな・・・。
「そうなんですか?ありがとうございます。がんばって現までいきたいです!」
アクアが張り切った声で言った。
「ありがとうございました。」
そう言い俺らは学園を出た。
現実にもどれる?本当に?いやだめだ。今戻ったってどう・・・?
(なんか考え込んでるみたいだけど、大丈夫?)
あ、いや。大丈夫だ。別に何も。
(あっ、そう。それならよかった。)
家に帰った後も、夜一日中考え込んだ。
俺は元いた世界に帰るべきなのか。この世界は何なのか。アクアが途中から宿ってきたにはなぜか。
全ての謎が明かされるのはもっと先だろう。

読んでくれてありがとう。
青年飢鬼や赤木さん家もよろしく!

俺の美少女卒業編 ( No.8 )
日時: 2022/06/18 00:04
名前: メクスィィィー (ID: QGavJw1Z)

あれから、いろいろあった。
俺が死んで、美少女になって、アクアが俺の中に入ってきて、いろいろな目にあって、でも、温かい家族と一人の少女がいたからがんばれたのかもしれない。
アクアも15歳になり、成人。
友達との関係も続いており、うまくやっていけそうだ。

”現”の階級の魔術師になったのは、あのときから2年後くらいだろう。テスト勉強のとき、死に物狂いで勉強を進めた。そしてギルドで鑑定に行った時には階級が”現”になっていた。
ギルド譲から聞いた話によると、”現”になった魔術師は自分の中の妄想などをこの世に現らすことが
できるらしい。そして、最大のポイントは”現”になったものは”現”(アラワレ) という場所へ行けるようになるらしい。
それはおそらく俺の元いたところ。つまり、アクアが俺を召喚し、”現”(アラワレ) へのポータルを開くということだ。決行は成人になった時。
つまり今だ。
今日の夜、ようやく帰ることができる。現実へと。彼女に会える。
「アクア~。どうしたら私もそんなきれいになれんの?」
アクアの友達が聞いた。
「へ?私はもともと生まれつきだし。化粧とかいろいろ試したら?」
アクアが答えた。
「じゃぁ、アクアはどんな化粧使ってんの?」
またもや友達が言った。
「私?化粧はしてないけど。」
アクアが言うと驚いた声で友達が言った。
「え!?アクア、化粧してなかったの?!」
「うん。そうだよ。」


そんなやり取りもさておき、夜になった。
アクア。時間だ。
(・・・うん。わかってる。わかってるけどさ・・・)
アクアが手をかざし、ゆっくりと目を閉じる。イメージを構築し、すべての感情、精神を研ぎ澄ませ
集中する。 アクアが深く深呼吸をした。手を振りかざし正面に強く手を向ける。
「・・・はぁ~。成功だ!」
俺が”俺”の目の前に立っている。今まで、”俺”の顔なんてマジマジと見たことなかった。
意外と俺もかわいかったもんだ。
「やった!えっと、大賢者・・・?」
アクアが聞いた。
「俺か?俺は・・・」
俺が”俺”に耳打ちで言う。
「・・・ありがとうね。いろいろ。なんていうか・・・その~・・・楽しかった。・・・うん。」
アクアが言葉をつまらせながら言った。
「ありがとう。こっちこそ。・・・それと、秘密に特注で作ってたもんがあるんだ。」
俺が”俺”に言った。
「え?それって・・・私の体を乗っ取った・・・?・・・ふふ。キモ。」
アクアが懐かしそうに言った。
「えっと~、これだ。これ。パーカーっていうんだ。これ、お前に似合うだろうと思って、服屋に
特注で注文してた。これお前にやるよ。」
俺が言い、”俺”に水色のパーカーを渡した。できるだけ再現できたと思う。これで心おきなく
”現”に行くことができる。俺も、・・・アクアも。
アクアがもう一度、深呼吸をし、手を振りかざし”現”へのポータルを作った。
ポータルをくぐったときは昼だった。
東京の渋谷の裏路地に出た。
そこからスクランブル交差点へ行き、立ち止り二人で話をした。
「その、もう一回言っていい? ありがとう本当に。感謝?それ以上の何かを言いたいんだけど・・・うまく言えないや。」
アクアが言った。
「俺も。実は俺・・・一回死んでるんだよ。」
「え?」
「俺、車にひかれてさ。それも高級車。あぁ、車っていうのは馬車のもっとすごいバージョン。
あそこにめっちゃ走ってるやつ。」
「・・・すごい・・・」
「だろ?なんていうかこんなこと言うのも恥ずかしいけど、こっちこそありがとう。最後に握手しようぜ。その・・・・・・”相棒”としてのさ。」
「・・・うん。」
俺と”相棒”は握手をした。”相棒”にはギュッと強く握りしめられ、痛かったが、それでも笑って許せるくらいだった。
「それじゃぁ・・・また。いつか会えたら。いつかってのも分かんないな。・・・はぁ。ありがとう
じゃぁ、俺、行かないとだめだから。」
俺がため息をつきながら言った。
「・・・うん。こうなることはわかってた。覚悟してたから。心配しないで。大丈夫。いつ会えんのかはわかんないけどバイバイ・・・・・・・・・」
”相棒”ずっと俺のほうを見続けた。俺はそんな”相棒”に背を向けて、交差点を渡ることしかできなかった。

彼が、交差点を渡った時、かすかに彼の背が縮んで行くのが見えた。それほど距離のある交差点だったのだろう。
もう彼に会うことはできないのかもしれない。そう思うと胸が苦しくなってくる。






















































「今日、東京都、新宿の三丁目付近で男性が女性をかばって車にはねられ死亡する事故が発生しました。なお、男性と女性は交際関係にあっ・・・」

読んでくれてありがとう。どうだったでしょうか?俺の美少女版。二次創作も出してください。
なお、外伝も出す予定なので、最後の謎が一気に解けると思います。
青年飢鬼と赤木さん家もこれからもよろしくお願いします。

Re: 俺の美少女版だぜ! ( No.10 )
日時: 2022/07/22 14:35
名前: メクスィィィー (ID: QGavJw1Z)

最近こちらの小説投稿サイトでリメイク(re)版の俺の美少女版リメイク版の版版(?)を出しています。
ライトノベル作法研究所さんの小説投稿・長編の間です。
気になる方は読んでみてください。
(結構長いので暇つぶしに最適★)
(まだ完成してないよ!)
一話が読みたいのであれば、掌編へ。


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