ダーク・ファンタジー小説
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- 死にたい僕と消えたい君
- 日時: 2022/07/07 00:13
- 名前: 夏芽 (ID: ZmzvuLpA)
僕の人生は薔薇色のクソッタレ色だった。
だから、死のうと思った。
勘違いされるのは、何か問題があったと思われる事だ。
別にイジメや虐待などの原因がある訳ではない。
生きるのに、疲れたのだ。
そして今日、気持ちが爆発しただけである。
自殺の仕方は簡単だ。次の電車が来たら、飛び込めばいい。
死ぬ時は意外と心が穏やかだった。
ただ1秒ずつ針が動く。段々死期が近づいてくる。
最後の日を堪能していると、アナウンスが鳴り響いた。
待っていた、死刑台に上がる気分。
やっと解放される。静かになれる。疲れなくなる。
動く時間はスローに感じ、自分だけが動ける感覚。
安全地帯を抜けて、一番前に来た。
大勢の人が待っている舞台で幕を閉じるのは嬉しかった。
「おやすみ クソな世界」と呟き、飛び込もうとした瞬間
手を引っ張られた
僕は怒りと同時に緊張した。
まさか、バレたのか?メンドイ事情聴取を受けるのか?と
見ると、少女が僕の手を掴んでいた
すると、少女は僕の手を引っ張って「付いてきてよ」と笑った
僕は、無理やり少女が行きたい所に行かされた。
後ろで、死ぬ予定だった電車が走っていく音がした。
しばらく歩いて少女は近くのカフェに入った。
正直、カフェは苦手だった。だが、仕方なく入った。
席に案内されて、座ると彼女は「何か飲む?」と質問してきた。
遠慮する理由も無いので「ココア1つ」と注文した。
彼女は「もしかして、コーヒー飲めないの?」と笑ってきた
「グッ 悪いですか?」と僕は拗ねた。
「馬鹿にする為に連れて来たの?」と僕は怒った
彼女は「確かに、じゃあ本題に入ろうか」と言った
僕は(変な取引とかされるんじゃ)と怖がっていた
しかし、少女が次に言ったのは
「君死のうとしたよね?」だった。
僕は「まぁ そうですけど?何か?」と戸惑いながら答えた。
少女は「丁度良かった」と安堵した
そして、次の瞬間
「良かったらさ 一緒に死のう?」
と提案してきたのだ。
- Re: 死にたい僕と消えたい君 ( No.1 )
- 日時: 2022/07/07 08:44
- 名前: 夏芽 (ID: KXyYVP/C)
すいません この小説は1話です
後日2話を上げる予定です
申し訳ありません
- Re: 死にたい僕と消えたい君 ( No.2 )
- 日時: 2022/07/13 14:55
- 名前: 楽夢楽優希 (ID: DDFnv65F)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
頑張ってください。
次の話楽しみにしてます。
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