ダーク・ファンタジー小説
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- 殺されたけど転生したから殺し返してくるわ
- 日時: 2022/07/20 08:18
- 名前: 楽夢楽優希 (ID: DDFnv65F)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13364
第一話 〜殺されたけど...〜
海のように広がる黄色い空。誰が見ても地球じゃない。
そう、俺は今、死んだ人が行く転生選択所にいる。
なぜかって? それはほんの数十分前のこと、、、
親友である光聖(こうせい)といつもどおりに登校してたんだけど、
『パーーッッッッッン』
激しい銃声と共にとてつもない激痛が走った
そう、俺は何者かにスナイパーで撃ち抜かれここに至るということだ。
『次の方どうぞー』
「あっ、はい」
『お名前をどうぞ』
「平潟 瞳後(ひらかた とうご)です。」
『死因はなんですか?』
「スナイパーで胸を撃ち抜かれました」
『⁉』
『日本で、ですか?』
「そうだけど、」
『面白いですねぇ、気に入りました。あなたは現世では善い行いをしてきたとは
言い難い人生を送って来ましたが、どうです?転生しますか?』
「転生?」
『はい、転生です』
「んー、、、―――何に転生すんの?」
『なんでもいいですよ?』
『では、あなたが死んだ後の10分間を見てみて考えますか?』
「あ、じゃあ。そうするわ」
『では。』――――――――――――――――。
『瞳後!!瞳後!!』
(光聖、俺を撃った犯人を探せ!!(聞こえてないけど)
『おい!!嘘だろ?死んだのか?死んでるなら死んでるって言えよ!!』
(死んでたら何も言えねぇよバカ。死んでたら、じゃなくて死んでるけど)
。―――――『はい、どうします?転生します?』
「いやぁ、なんか自分のせいで膝ついて大声上げてる友達見ると 俺を殺したやつに怒りが湧いてきたよ。」
「転生。するよ勿論人間な?」
『となると?』
「あぁ、俺を殺したやつを殺し返すために転生するんだよ。」
第二話 〜レンバロム〜
転生後の世界では日来 奏芽(ひらい そうが)という名をつけられた。
まぁ意外とかっこいいから気に入ってる。
『転校生を紹介します。入って。』
「千葉県から来ました。日来奏芽(ひらい そうが)です。」
俺が転生前に通っていた高校に転校生として入る事になったのだが...
『ねぇ、転校生。好きな食べ物は?』
『ねぇねぇ、転校生。好きな音楽のジャンルは?』
『ねぇねぇ』
『ねぇ』
...このように転校して3日間は質問の嵐。
『ほんっと、転校生転校生うるさいよね。』
『ずっと座ってないで校舎でも紹介しようか?』
新玲央奈(あらたれおな)と南瑛二(みなみえいじ)だ
この二人だけはまるで初めて会った人じゃないかのように接してくれた。
『あ、ところで聞きたいんだけど』
「ん?」
『昨日の理科の授業。どうして1人で理科室の場所がわかったの?』
『あ、それ私も思った。』
やばいやばい2人に疑われてる。
『他にも色々学校とか街について色々知ってるよね。どうして?』
あーどうしよやばいやばい
『たまたまだよね。転校生だから知ってるわけ無いし。』
「うん。まぁそんな感じかな。」
危ない危ない転校3日目でバレたらたまったもんじゃない
焦ってるのを隠すために水を飲む
『なぁ奏芽』
「?」
『4日前にスナイパーで打たれた平潟瞳後って人の話知ってる?』
「ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥッッッッッ!!」
飲んでる水を全て吹いてしまった
『え?大丈夫?』
「あーうん多分大丈夫。続けて」
『今警察が捜査してるんだって』
俺の知らないところで色々あるんだな。
「んで、今分かってることとかなにか無い?」
『そういや、殺したのが...何だったかな?』
『レインバロムね』
『あーそうそう玲央奈記憶力いいじゃん』
『でね、そのレインバロムっていうのは暗殺組織?テロ組織?
みたいな警察もわからない存在なんだって』
「そいつらが俺を殺したのか」
『『え?』』
「あーーーー!!なんでも無いなんでも無い、そいつらが平潟って人を殺したんだな―って
ね?別になんでも無いよ気にしないで」
『そう?まぁいいや』
やばい難しすぎるだろ知らない人のフリ
最後までバレずにいけるかなあ?
第三話 〜レインバロム〜
日来奏芽という名をつけられ転校生という形で転生前に通っていた学校に行くことになったのだが
転校生のフリが思っていた以上に難しい事を知り心が折れそうになった奏芽だった。
そしてここレインバルムの事務所では
『平潟瞳後は始末しましたので次はどこへ?』
『学校やっちゃう?』
『いやーそれはまずいんじゃ...?』
『いーのいーの、上がもみ消してくれるから』
―日来家―
ピーンポーン
「はーい」
『よっ』
「瑛二じゃん」
『学校行こ?』
「うん。ちょっと待ってて」
やばいやばい何も準備してなかった...
制服制服...
ドンッ
「あ゛ーーー痛ってー!!」
タンスの角に小指をぶつけたー
「あああああああああああああ!!」
ガチャ
『どうした!?』
瑛二だ
「タンスの角に小指をぶつけたっ、あっ」
『はっはっは!!おもしれぇ!!慌てるからじゃん!!』
「わ、笑うなよっ!!誰だって人生で一度は小指ぶつけるだろ!!」
『そうか?まぁいいや行こ』
「おう」
―登校中―
朝から賑やかな町が広がっている
『あーーーーっ!!』
「びっくりした、なんだよ急に」
瑛二の目線は大柄な2人の男に向いていた
『あの2人組いるだろ?あいつらが前に言っていたレインバルムの奴らだよ、って、え!!??』
その頃にはもう奏芽の拳が片方の男の顔にあった
ドッンッッッッッッッッッッッ
やってしまった
本能で
無意識に
体が動いた
それを見ていたもうひとりの男が
『何してんだこのクソガキがっ!!』
男が右腕を振り上げたその瞬間
「うっせ―、ボケがっ!!」
奏芽が左足を振り上げ男が避けようとしたが奏芽は足の軌道を変え、避けきれず...
ドッンッッッッッッッッッッッ
頭部にヒット
『あ゛っぐはっ!!』
瑛二は何が起きたかわからないまま口を大きく開き閉じれそうにない。
「瑛二、逃げるぞ」
『う、うん』
倒れた男のうちの1人が
『お、おい、待て、名前を...言え』
「あ?俺か?レインバルムなら知ってるだろ、平潟...いや...日来奏芽。
よく覚えとけレインバルムを潰す男だ」
第4話 〜衝撃の事実〜
キーンコーンカーンコーン
「あぶねぇ!!」
『ギリッギリじゃん!!てかそれよりあれどうゆうこと⁉』
「まぁ...色々あんの、詳しい話はまた後で!!やべっ先生だ」
『はーい席につけー』
てかなんて言い訳しようどうしよう
瑛二にはホントのこと言ったほうがいいかな
どうしよそれより調子乗って名前まで言っちゃったよどーしよ
―放課後―
夕日で少しだけ光が入る教室に3人の生徒が椅子を真ん中に硬め喋っている
「あのー、その―」
『『?』』
「玲央奈は知らないと思うから簡単に説明すると...」
「登校中にレインバロムの奴が2人いて、えーっとーそのー」
『ボコボコにしたわけ』
「やめろ瑛二、ボコボコにはしてないだろ」
『顔面2発思いっきりヒットした後に蹴り2発。ボコボコ以外のなんでも無いだろ』
『で?なんでそんな事したの?理由ないのにしたらただのキチガイじゃん』
『俺たち別に驚かないから、何でも聞くよ?』
「分かった。」
俺はすべてを話した。
前世は平潟瞳後だったこと。
転生して日来奏芽になったこと。
そのすべてを話した。
結果...
『『え、えええええ、ええ、ええええ!!!!』』
一生閉じることのなさそうなほど口を大きく開け、目は今にでも飛び出しそうになっている
ほんの十分前まで『俺たち驚かないから』とかなんとか言ってたくせに。
つづく
- Re: 殺されたけど転生したから殺し返してくるわ ( No.6 )
- 日時: 2022/07/14 13:53
- 名前: 楽夢楽優希 (ID: DDFnv65F)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
うぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええい
- Re: は ( No.7 )
- 日時: 2022/07/14 14:14
- 名前: MIMI (ID: DDFnv65F)
...................................................................................................................................
s
- Re: 2話 ( No.8 )
- 日時: 2022/07/15 11:31
- 名前: 楽夢楽優希 (ID: DDFnv65F)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
2話も見てくださってありがとうございます。
これからもどんどん投稿していくので
よろしくおねがいします。
他の作品にもぜひ来てください。
- Re: d ( No.9 )
- 日時: 2022/07/15 15:36
- 名前: ヒロアカサイコー (ID: DDFnv65F)
2話もみたよ―
- Re: 殺されたけど転生したから殺し返してくるわ ( No.10 )
- 日時: 2022/07/20 21:24
- 名前: ミジンコ (ID: XQp3U0Mo)
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