ダーク・ファンタジー小説

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ダークムーン
日時: 2022/07/16 21:34
名前: だるるる (ID: cGBBsupR)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

プロローグ


「はぁはぁ」
 かっかっヒールの足音を鳴らし息をあげて走る女性を追いかける柊さんを見て俺は裏に回った。
「なんでなんで私あんなやつと・・・・・・・あんなやつと・・・・・・・」
「確かに少し間違いだったかもねボスとなんて」
 女と柊が走ってる、柊は息も上がっていな中、女に問いかけをした。
「なんでボスの金なんて盗んだんだ、こう殺されるのはわかっていたことだろう」
「知らなかったのよマフィアのボスだなんて!ただの小金持ちかと」
 そんな会話を繰り広げながらも走り逃げているなぜか拳銃を使って撃たないのかそれは情報を聞き出すためだだなんで厳しい金庫を乗り越えて金を盗めたのか?
(もしかしたら裏切り者がいるのかもしれない殺す前に聞き出さないとまずいかもしれない)
 かっかっか。
「もうついてこないでよ!」
「じゃぁわかった逃がしてやろうその代わりユダでけでも吐いてもらう」
「わかった!わかったは裏切り者は」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜そいつそいつよ!」
「なるほどあいつなら金庫を突破できるな」
「いったわよいっただから早く逃がして!」
「あぁいいとももういってくれたし、逃がしてあげよう」
 パン!
 その瞬間裏に回っていた暁が拳銃で裏切り者のことを吐いた女を撃った。n
「僕はちゃんと逃がしてあげたよこの世からね」
「いやーーーー仁!よくここだとわかったね!」
「これくらいはマフィアだったらできますよ」
 女の死体を見ながら明るい会話を繰り広げながら、柊が電話をかけ始めた。
 ピッピッピプルルルルルル
『はい』
『ヤァヤァ掃除屋さん♪こんな会も頼むよ♪』
『今回はどんな人ですか』
『こんかいわ』
『なんとねボスの婚約者なんだよでね、そいつがねこういってたんだよ♪知らなかったのよ!ただの小金持ちかとっていってたんだよ♪笑えるよねーーーーー』
『何も笑えません』
『そうかい?』
『まぁーー死体の処理をお願いねーーー』
『あの場所のお願いを!』
 ピッ
「さてと場所をメールで送るか」
 どうやらしっかり場所はメールで送るらしい。
 ぴっ
「よしっと」
「今日の仕事はおしまいですね」
「そうだね♪さっ車へ・・・・・・・レッツゴー」

ダークムーン ( No.1 )
日時: 2022/07/16 21:47
名前: だるるる (ID: cGBBsupR)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

一章          コンビニのお菓子は最高に美味しい





 ブロロロロロ
 帰りの車に乗りながら柊さんがコンビニに寄るといって、コンビニにいっている。
 ばん、勢いよく車の扉を閉めコンビニの入り口へと歩いた。
「あのなんでコンビニに?柊さんもしかしてみんなに差し入れですか?」
「まぁそれもあるけど、一番はもちろんお菓子だよお菓子♪」
「本当にお菓子好きですよね柊さん」
「まぁでも一応買っていってやろうかな」
 パンパッパパパーーーンぱぱパパパパ
「いらっしゃいませーーーー」
「でなんのお菓子を買うんですか?」
「そりゃーーこの店限定のラムネ餅だよこの店にあるって聞いてね」
「そうですか僕はさけるチーズ買ってきます」
 俺は冷凍の方へ向かっていった。
 パンパッパパパーーーンパパパパパパ
「おい!金を出せ!」
「ん?」
 どうやらコンビニに完全武装してやばい銃持った奴がきた、なんで人一人殺した後にコンビニ強盗が来るんだ、まぁ人を殺した罰ってやつかな。
「おい客も手をあげろ!」
「はいはい」
 向こうの方で柊さんの声が聞こえてきた。
「仁くーーーーーん実はね今日の仕事はユダを聞き出すことだったでしょ」
「はいそうですね」
「でもねもう一個仕事があったんだよ、最近若者で作られた犯罪グループがコンビニで強盗してるらしいんだで、今日このコンビニに来ることがわかったから強盗にくる奴殺してってボスから仕事だよ」
 ってマジかよ、なんで最初にいってくれなかったんだよ本当にまぁ柊さんの能力を使えば余裕かな。
「じゃぁ僕は手あげとくんで柊さんよろしく!」
「まぁいいだろう」
 ぶっそんな音がなってものすごいスピードで強盗に一発蹴りを入れたそして強盗は壁に打ち付けられた、
壁はもうボロボロ、多分これでも手加減した方だと思う、そう俺の先輩柊さんは重力の薬を飲んで
重力を操れるでも重力を操れる自分が許可を出した物を重力状態にできる、自分の足に最大限の重力を使って
威力を上げれるだが体負担がかかる、この人こそが・・・・・・・・柊旭にしてマフィア幹部であり
コードネームはキラー。
「はいよ終わったよ仁くん」
「はいしかっり見てました、でどうするんですか?このぼろっぼろの壁!」
「君は気にならなかったかい?なんで私がケースを持っているのか」
「まぁなんだか触れてはいけないと思ったんですが」
「この箱の中には1億入ってるんだよ♪」
 そういって柊さんは一億が入ったケースを置いていった。
「じゃぁ帰ろうか」
「まだ何も買ってませんよ」
「まぁもう一個コンビニ寄って行きますか」
 そういって僕たちは警察が来る前に、車に乗ってもう一つのコンビニへと向かおうとした。
「あっそうだ店員さん今見たことは警察署に行くまで絶対に誰にも言わないでね、その一億は金庫の中のでも入れときなよ♪」
「はっはい」
 そういった柊先輩は車に助手席に座った、そして俺は運転席に乗った。
「もう一個のコンビニどこにありますかね?」
「まぁすぐに見つかるよ」





拠点


「いやーー買えたねラムネ餅♪」
「良かったですね」
「ねぇ我慢できない食べていい?」
「いいですよーー」
 いや俺は柊さんのお母さんか。
「やったー」
 ガシャガシャガシャ
 おっと俺は車を止めた。
「いやーーーよかったね♪若者の集団全員いるよ、仕事が減った」
 道路の前には完全武装した若者の集団がいた、なんでこうもまぁマフィアになるとこうなるんだ。
「コンビニでは僕が仕事をしたから、今度は仁の方だよ」
「えーーーーーー」
「はぁしょうがないな・・・・・・・・・・」
 俺はそういって、車の外に出た。
(さぁなんども見てきた仁くんの能力今日もいい感じかな?)
「柊さん!重力お願いします」
「うん」
 そういって俺に重力の能力がついた。
 さぁそうしてコートの裏にある拳銃を手に取ろうとすると、大量の銃弾が俺の方に飛んできた、それを全てよけ、空中へジャンプした。
「うわなんであんなに飛べるんだ撃てーーーーーー」
 そう言われて空中にいる俺に大量の弾丸が俺に浴びせられそうになりながらも、全てよけ。
「さっ」
 拳銃を取り出して、弾丸を撃ちまくった、そして銃弾が無差別に動いて武装した若者の頭を撃ち抜いた。
(そうこれが自分の投げたり打ったりした物を自由に操作できる能力者暁仁コードネーム ダークムーン)
 すた。
「いや今度こそはもう終わりですよね」
「まぁどうかね?」
「さっさっさと拠点に戻ろうよ」
 俺はラムネ餅を食べながらそう言われるのに少しいらっときながら、車の運転席に座った。
 そして時は過ぎていって時間は深夜2時、マフィアの拠点に到着した、そもそも俺や柊さんが所属しているマフィアの名前は・・・・・・・・・




・・・・・・・・・・・・・・・・・デメテル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





 デメテルの拠点は東京のホテルにある34階建、そうして俺はビルの地下にある駐車場の車を止めに地下へ
車を急がせた。
「というかさぁーーーなんで拠点がホテルなの他のお客さんもいるのにーーーー」
「柊さんボスの話聞いてました?表向きにはホテル経営としてなりったってるんですよ、しかも、拠点は
ホテルの30階から34階です、2階から29階は民間が泊まれるようになってるんですよ本当に幹部ですか?」
 そしてそんな会話を繰り広げながら、車を止めて仁と柊は車を降りて、決して一般人が入る事が出来ない
場所に入っていった。
 エレベーターに乗って、32階のボタンを押して無音の空間ができた。
「ねぇ仁くんなんでこうも32階って長いんだろうね」
「まぁ32階ですから」
「そうだ♪32と言えば・・・・・・・・・」
「だよね♪」
「そうですね」
 そんな会話をしてるといつの間にか32階についていた。
「あっもうついたのか、意外と32階って短いのかもしれないね♪」
「なんなんですか柊さん」
 ドアが開くと、見慣れたホテルの廊下が広がっている、柊さんが駆け足で右隣にある、部屋のドアを開けようとする柊さんがドアを開けて陽気に部屋に入っていった、それに続いて入ると柊さんが大きな声で部屋にいる人たちに話しかけた。
「ヤァヤァ君たちーーー」
「あっお疲れです柊さんあと暁さんも」
 誰よりも早くマフィアでは珍しい真面目な新入りの鳳響だ、普通の家庭で育ってるまともだ助かるなぁ。
「あっそうだみんなに差し入れ♪」
「うおーーーちょうどお腹が空いてたんですよ」
「本当に食べる事が好きだよね、廻♪」
「はい!大好きです」
 そうこの子は月城廻俺の一個下でデメテルの幹部の一人だ。
「で?昴は?」
「寝てますよ」
「ん・・・・・」
「ふあぁ」
 奥のベットで寝ていた幹部が、柊さんの声を聞いて起きてきた。
「柊さん帰ってきてたんですね」
「ああ」
「ユダわかりました?」
 そうこの寝ていた幹部は柊さんと異様に仲がいい幹部名前は有馬昴コードネーム



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーートライゾンーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「で?わかったんですか?柊さん!」
「分からなかった」
 柊さんはそう答えた、「実はねぇ仁くんが突っ走って、聞き出す前に売ってしまったんだよ」、ってなんで俺に罪を重ねてるんだか、本当になんで俺をいじり続けるんだか・・・・・・・・・
「そうですかというか仁さんそれかなり問題じゃないですか?」
「まぁそうだな・・・・・・・」
 いきなり俺に質問が飛んできて少し止まっどったがマフィアらしく答えた。
「そうだずっと思ってたんですけど」
 廻くんがみんなに問いかけた、どんな質問が飛んでくるのか、予想もつかない。
「なんでマフィアは学校の出席番号みたいなのあるんですか?」
 どんな質問が飛んでくるのかと思ったら、まさかのメジャーな質問が飛んできた流石に廻くんも知ってる
もんだと思ってた。
 そうこのデメテルには番号がある柊さんは9番俺は15番だそして響は99番廻が17番昴が32番だ」
「廻〜〜〜〜そんなことも知らないのかい?」
 煽るかのように、柊さんが廻くんの質問に答えた。
「ランクみたいなもんだよ」
「へーーーということは僕は17位ってことなんですか」
「つまりそういうことです」
 まさかの即理解知っちゃったよ、なんで今まで悩んでたんだ?まじで意味がわからん廻は天然っぽくって天然じゃないんだよな、本当にマフィアには変な人しかいない。
「僕は99番なのでもっと上に上がれるようにしないと!」
 本当に響は偉い子だ。
「じゃあそろそろ明日の仕事もあるし・・・・・・・・・」
 改まった感じで柊さんがいってきた、普通ならこんな言い方されたら、硬くなると思うがみんなはゆったりしている、なんなら昴くんは「はぁ」とため息を吐いている。
「アルコールにはいろーーーーーう」
「はーーーーーーい」
 そういって柊さんが奥にあるバーカウンターの方にいった、廻が急いでバーカウンターに小走りでいった、それに続いて昴と俺もいった、響くんは今は17歳だからワインが飲めない。
「あのアルコール飲めないんで別の部屋で寝てますね」
「なぜ向こうの部屋で寝るの?」
 柊さんが聞いた。
「それは・・・・・えっと・・・・・・」
 そりゃあ言いにくいだろう真面目だからな、流石に酔っ払った時がうるさいからねれないとは言いにくいだろう。
「まぁでは失礼します」
 そういってドアを閉めて向こうの部屋にいった。
「さっアルコールアルコール」
「さっきからアルコールアルコールいってますけどなに読むんですか?」
「もちろんカクテルだよ」
 そういってカクテルを出し始めた。
 カクテルを出し終わって、四人並んでカクテルを飲み始めた、そうしているとくだらない話を柊さんがし始めた。
「いやーみんなマフィア入って何年よ?」
「僕は小六の頃にマフィアにさらわれて薬飲まされて、2年・・・・・・・14歳の頃ですつまり8年です」
 そう俺は今22だ小六つまり12歳の頃俺はマフィアに薬が飲める体質を見込まれて、登下校中にマフィアの車にさらわれた、そのあと無理やり薬を飲まされて、2年副症状に苦しみながら寝たきりで、起き上がったら、今度はある恩師に力の使い方を教わった、そこからマフィアの仕事で何度も何度も死にかけて、今に至る。
「僕は14で薬を飲みました、起きたのが一年です、使い方は自分で自力で覚えました、で今が20だから
5年です」
 廻くんは一様俺より年下でも、すごくいい成績を残している。
「そうか・・・・・・・君たちこんな場所に・・・・・・・・五年以上も」
「君たちは・・・・・・・・・かわいそうだね」
 そう呟いて俺たちに優しく笑った。
「悪いねぇこんな悲しい話をして、さっこんなカクテルなんてものいいからストゼロでも飲もう」
 そういってカクテルたっぷり入ってるガラス瓶をぽいっと投げた、そしてコンビニの袋の中に入っているストゼロを手に取った。
「さっ飲もうか」
 そうしてみんなでストゼロを飲んだ、そして俺は眠りについていた。

ダークムーン ( No.2 )
日時: 2022/07/16 21:51
名前: だるるる (ID: cGBBsupR)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

 一仕事



 時間は午前6時朝だ、みんなストゼロを飲んで酔いつぶれていた、そう仁と廻は寝ていた、そうしてただただ起きていたのはたった一人柊はゆっくりとカクテルを口に運んでいた。
(もう8年か君がマフィアに来たのは、僕は何歳だったかな?)
「ん・・・・・」
「ああおはよう仁」
「あれ昴さんは」
「用事があると」
 どうやら昴さんはもういってしまったらしい。
「さっ僕たちも早く仕事に行かないと」
 そう言われて俺は起き上がってコートを着たそして俺たちは廻くんを起こすのを忘れて、部屋を後にした。
「廻くん起こさなくっていいんですか?」
「まぁいいでしょう」
「あの子はしっかり寝たほうがいい」
 そういってエレベーターに乗った。
「で、仕事って何なんですか?」
「あぁ仕事・・・・・・・千葉の遊園地で、密輸があるらしいんだそれを止める、よくわからないよねぇ
何で僕たちがこんな仕事を・・・・・・・・・まぁデメテルの金庫から盗まれた宝石らしいよ」
「つまり金庫から盗んだユダを殺すってことですよね」
「そう察しがいいねぇ」
 何でこの人は当回しに一定来るんだ、これを何万回繰り返しただろうか、まぁそんなことはどうでもいい
俺は仕事を全うする前だ。
 ピコン
 エレベーターのドアが開き黒いコートのポケットに手を突っ込んでエレベーターを降り、車へと向かった。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「おーーい起きてください柊さん今千葉に入りましたよ、僕は酔って寝てたけど柊さん全然酔わないから寝れてないのはわかってますけど、仕事はしっかり起きてやってください」
 今は車の中にいる柊さんは車に乗ると同時に寝てしまった、いっつもこの人は昼夜逆転生活を繰り返している。
「ん・・・・はぁ」
「おはよう、仁♪」
「はいおはようございます」
「ねぇ仁僕はね起きているときはあまり好きじゃないんだよ、退屈だし刺激を全く感じれない」
 柊さんはそういってるがマフィアなんてやってたら、刺激まみれだろういつ死んでもおかしくないのだから。
「だからねぇ僕は寝ている時が一番居心地がいいまるで死んでれようで、この世から離れられるからねぇ」
「で?それがどうしたんですか?」
「だから僕な寝る」
 そういって柊さんはまた眠りについた。
「はぁ」
 確かにそうかもしれない、この人は小さい頃から残酷な場面を見て生きているんだ、普通の人なら人のしたいなんて刺激でしかないが、この人はそれが当たり前になっているからだろう。
 仁は柊に呆れながらも車を走らせた。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




「おーーい柊さん今度こそは起きてください、柊さん!柊さん!」千葉の遊園地に着いたので、柊さん
を起こそうとした。
「ん・・・・・むにゃむにゃむにゃ」
 てかもう起きてるじゃんもう起きてたのに、起こそうとしてたのかまじで莫迦莫迦しい。
「ヤァおはよう」
「完全に騙されましたよまさか寝たふりだなんて一回起きてから一時間寝たふりをしていたんですか」
「そうだよ君はなだ本物のマフィアになってないのだよ♪」
「そうですか自分なりに頑張ってるんですけどね」
「君は何かを見分ける力がないと、能力だけではマフィアは務まらないよ♪」冷たく返したつもりだったが
柊さんは明るく返してきた、どんだけこの人は陽気なんだ。
「さっ早く仕事にかかりましょう」
「はい♪はい♪」
 そういって遊園地の中に入ろうと、入場場所に向かった。
「で、どうするんですか僕たち拳銃持ってますよ」
「そんなぁこんな遊園地の入場なんて余裕だよ余裕」
「そうですかね、というかチケット何円ですか?」
「ん?一万円」
「一万円!?まぁ払えるけど柊さん金あるんですか?」
「僕かい?もちろん私は年パスを持ってるよ」
「えっ年パス!?」いやしっかりこの遊園地の常連だった、何でこうもまぁマフィアやってってこんなにメルヘンで居られるな。
「まぁ僕はチケット買うんで、柊さんは年パスで入ってください」
「わかっているよそんなこと♪」
「というか知っているかい?実はねぇ取引が行われるの、あと五分しかないよ」
「はっ?そういうことは先に行ってください!」突然言葉に俺は飛び上がった。
 急ぎ気味で、入場門に向かっていった。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




 ザッ
 そんな音がなり、別組織の一人が物陰から出てきた。
「本当にあるんだろうな」
「すぐに口を開くとは、随分強気だなマフィアとは思えねぇ」
「そうか?そんなことはどうでもいい早く品を出せ」
 静かな空気が流れる中バックの中にある箱にある30億の宝石を取り出した。
「ほう」
「おい、30億は」
 一人の男の影に数人の男がケースを投げ捨てた。
「これでいいだろう」
「ああ」
 そういって宝石と金が交換されたその瞬間、金を渡した数人の男たちの頭が撃ち抜かれた。
「何だ?何が起きた?」
「ヤァ数時間ぶりだねぇ・・・・・・・・・・昴」
「何でこんなとこに、柊!」
 ふうなんとか間に合った、俺と柊さんは遊園地に入場した後どこに行こうかとなっていたが、柊さんが
全て見抜いた。
「さぁ答え合わせだ昴まずユダは昴君だ」
「あぁそうだユダは俺だよでも何で?」
「まずは普通に聞き出せた」
「何で・・・・・・・・・」
 そりゃそうだろうなぁ最初ユダはわからなかったなんて言われてたんだから。
「まず僕たちが拠点についた時、真っ先に君はユダについて聞いてきたよね、君とは長い付き合いだからね知ってるよね、仕事の事は仕事じゃない時は口に出さないそれを知っていた君は、わざわざ僕に聞いてきた」
 冷たい声で淡々と柊さんが語った、それにただただ怯えるしか昴はできていなかった。
「何で何でここがわかった?」
「ん?昴言ってたよねぇ妻と子供がいるって、君は今日表向きには家族と遊園地に行っている、で自然に
家族から離れられる方法トイレに行くくらいでしょ、だから取引場所はこのトイレ裏だってわかったのさ♪」
「あぁあーーーー」
 絶望でついにイかれてしまったらしい。
「あと昴聞き出す前から、多分はボスは知ってたよ昴前にコードネーム 帰られたよねぇ確かトライゾン
だったかな?昴英語わからなかったけあれ何語だったかな?まぁいいや確かそれ意味は裏切り者だったかな」
「はっ」
「最初から気づいてたんだよ、ボスは」
「クソクソもうばれちゃしょうがない」
 そう行って昴はどでかい手を出してきた、それを動かして俺たちにその手が飛びかかってきた。
「ああそう言えば、昴の能力って知ってる?」
 そう言って、柊さんが仁に重力をつけて空中に飛び上がった、それに続いて仁も飛び上がった。
「知ってます確か今までの人生で見てきた人の手を作り出して好きに使えるってやつですよね」
「ああそうだよしかも昴が見てきた人の中に化け物の手を持つものがいる、それが昴の武器だ」
 柊さんが言うとうり、俺でも見た事ないような化け物の手を振り回している。
 化け物の手が、遊園地のトイレにあたりいきなり謎の轟音がなりその場は一瞬でガレキまみれとかした。
「やばいねぇ昴じたいが、制御があまりできていないみたいだ、ボスは殺せていいと言われているから
仁の能力で殺してしまっていいよ」
「はい」そう言われて適当に5発ほど撃った、そこから弾丸を操作して昴に弾丸を撃ちこもうとしたものの、化け物の手で弾丸が受け止められてしまった。
「聞かなくないですか?」と柊さんに仁は問いかけた。
「確かにあの化け物手は弾丸が効かない」
「じゃあどうするんですか?らちがあきませんよ」
「多分手を攻撃し続けても、違う手に変えられる、手をとうり抜けて直接ダメージを与えよう」
「はい」俺は拳銃に装填された銃弾を全て放った、そうして銃弾を操作して直接ダメージ与えようと
銃弾を操作したが全て化け物の手が受け止めたこれじゃ本当にらちがあかない。
「ねぇ仁さっきの音で多分昴の妻がくるはずだよ」
「それがどうしたんですか?」
「まぁまぁ聞いててよ」
 そう言って昴に柊は問いかけた。
「ねぇ昴君の妻今日でっかいケース持ってなかったかい?」
「ああ確かに持っていた」
「実はねぇ君の奥さん潜入操作中だよ、多分そろそろこの音を聞いて偽物の子供を置いてこっちに来るんじゃないかな」
 淡々と柊は語り尽くしたさっきまで発狂していた昴は驚きすぎて言葉も出てこない。
「柊さん!暁さん!すいません遅れました」
「おっ噂をすれば」
 丁度昴の妻がきたとても大きな。
「一回は一緒に寝ましたが、そんな奴やっていいですよ」
 そう言って俺に丁度でかいケースを渡してきた、中身を見ていると多分一秒間に何十発も弾丸を撃てる銃が入っていた。
「仁これならあの手でも開け止められない」
「確かにこれを使えば・・・・・・・・・・・・」
 そう言って俺は銃を持ち撃ちまっくったそして何千もある弾丸を操作して昴の方へ一斉射撃した、見事
化け物の手は流石に受け止める事が出来ず昴に銃弾の雨が降りかかった。
「あっあっあーーーーー」
「さようなら・・・・・・・・・・・昴・・・・・・・・・・・・」
 弾丸を止めて死なないギリギリで止めた。
「ねぇ昴なんで、昨日の夜一緒に、一杯飲んだと思う一緒に・・・・・・・・・・・昴と・・・・・・・・・・・・・いたかったからだよ」
「はっ」
 昴はその柊からの言葉を聞いて、少し安心したように落ち着いて涙を流して眠っていった。
「さっ掃除屋に電話しよう」そう言って柊は掃除屋に電話をかけた









           正義か悪か?それは人が考える他に無い






 プルルルル
 ピッ
「あっ出た出たヤァヤァ掃除を頼むよ、まぁかなり大変だと思うけど、今回は千葉県の遊園地だ」
「そうですか、あの有名なとこですよねぇ」
「そうだよ」
 ピッ
 遊園地での騒動が終わり昴の死体の前で、仁が突っ立ていた。
 柊が仁の元へいったそして仁に言った。
「これを正義だと思うかい?悪だと思うかい?」
「僕にはわかりません」
「正義か悪か?それは人が考える他に無いんだよ、仁がどんな考え方をするのかはわからない、僕がどう考えるかなんてそんなことは言わないよ」
 その言葉が仁の胸に優しく響いた。
 そして柊さんはまたいつものように明るいい性格に戻っていった。
「正義か悪か?それは人が考える他にないか・・・・・・・・・・・」
 そう俺はボソッと柊さんに聞こえないように、つぶやいた。


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