ダーク・ファンタジー小説

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僕は人を傷つけすぎた。 #1
日時: 2022/10/23 13:44
名前: ぷちとまと。 (ID: rdX62NDu)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

目次
第1話 登場人物紹介 >>01
第2話 ハジマリノオワリ >>02
第3話 ごめんね、僕のせいで。 >>03
第4話 明るさとか関係なくね? >>04
第5話 僕は人を傷つけた。 >>05

みなさん!こんとまと~♪もう何作目かわかんないくらいやりました、アイデアで目玉がぶっ飛んでしまいそうなぷちとまと。です!!今作は少しホラー要素を含みます!心して読んでくださいね☆そして!私のメイン作品と最近新しくはじめた作品を紹介させてください!まず、メインが「カンシタ!」というものです。とある小学生6人が学校やクラスメートにヒミツの歌い手グループ活動をしています。佳奏という子を中心に、曲を作り成長していく物語です!コメディ・ライトのほうで見れるので見てみてね!そして、最近作りはじめたのが「恋愛裁判同好会、判決しますっ!」というもので、恋愛に困った人たちが次々と登場し、個性豊かな同好会メンバーが活躍していく物語です。こちらもコメディ・ライトのほうで見れるので、よろしくお願いします(⋈◍>◡<◍)。✧♡では、「僕は人を傷つけすぎた」ぜひぜひお楽しみあれ~!

Re: 僕は人を傷つけすぎた。 #1 ( No.1 )
日時: 2022/10/23 13:50
名前: ぷちとまと。 (ID: rdX62NDu)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

登場人物紹介
僕      通称、お掃除がかり。日々服は黒いのを着ている。友達はいないし、口数も少ない。
just One Hope 通称、ホープ。僕の日記。just One Hopeの意味は、「ただ一つの希望」。
宮さん    通称、宮殿。大きい屋敷に住んでいる。ちなみに和風。なぜか僕にだけは「宮さん」と呼ばれることを許可している。
    

Re: 僕は人を傷つけすぎた。 #1 ( No.2 )
日時: 2022/10/23 15:17
名前: ぷちとまと。 (ID: rdX62NDu)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

ハジマリノオワリ
「ハア・・・ハアッ・・・」
息が、持たないッ・・・けれど、もう・・・とどめは刺した・・・はずだッ・・・
「ば、化け物ッ!」
怖気づいたそいつは、仲間を見捨て夢中で走っていく。けれど、その行動は無駄だった。そいつは、倒れた切り動きもしなかった。まるで、少年を最後まで憎むように、睨んだまま。少年は、お掃除がかりだった。ただの、掃除係だったーーー。
もう疲れた。1秒でも速く帰りたいのに、僕の体が泥のように、鉛のように、全く動かない。とりあえず止血しよう。そう思い、ボロボロになったポケットから包帯を取り出す。あと少しでなくなりそうだなと思いながら、持ってきた包帯で僕の腕や足をグルグル巻きにした。ああ、なんだかミイラみたいだ。そこらへんにもしミイラがいたら、仲間だともってこっちに来るかな。来て、笑ってくれるかな。君がいてよかったって、言ってくれるかな。なんだかこの気持ち、懐かしいな。僕は、過去の出来事を思い出しながら、あの人がいる場所に行こうと決断した。
「「「「ハッピー、ハロウィン!」」」」
パーンと鳴ったクラッカーの飾りが、僕たちの周りを取り囲むように、ゆらゆら落ちていく。今日は10月31日。そう、ハロウィンの日。僕含む友達は、早速お菓子交換をはじめることになった。
一人は、カボチャの仮装、二人は、魔女の仮装、そして僕は、お化けの仮装だった。あの頃の僕は自分でも言えるくらい、とってもかわいかった気がする。
「うわぁ。すごい!すごい!俺のお菓子ゾンビのグミがある!!」
「私はおばけだ!すごい~!」
僕は、、、
「ミイラ・・・・」
「ふふっ。そのグミ、私が入れたんだよ。あのねあのね、最後の4っつあったんだよ。すごいよねだからねだからね、ゾンビとかあったんだよ。お化けもね。私が一番気に入ったのがミイラなんだけどね、それ飾りの袋に入れたんだよ。だからね、その袋はあたりなんだ!」
「いいなぁ。俺それほしいよー!」
「だめだよ!でも、よかったね。」
「うん。!%kr)ちゃんありがとう。」
「ぜんぜん、いいんだよ。p!#"flくん。」
あの頃は、懐かしかった。あの時代、もう一回やりたいなぁ・・・でも、無駄だよね。ハロウィン、始まっちゃった途端に、終わったもの。そう思いながら歩いていく。あの人のところに行きながら。
ハジマリノオワリ 終
※!%krやp!#"flは、記憶がないので、あえてそうしています。次回、「ごめんね、僕のせいで。」お楽しみに!



Re: 僕は人を傷つけすぎた。 #1 ( No.3 )
日時: 2022/11/06 18:50
名前: ぷちとまと。 (ID: rdX62NDu)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

ごめんね、僕のせいで。

明るい未来も、何もない。暗いことも、なんにも勘定にも入れたくない。そう思ったのは、あの日だった。p!#"flっていう名前も誰だかわからない。そのはずだった―――。
僕はあの日、宮さんの家に帰った日、お風呂洗いをしろと言われ、しぶしぶやったんだけど、もしかしたら僕にあの事を知ってほしかったのかもしれない。スース―する除菌の匂いに包まれて、僕は天井についてしまった水滴をとろうとした。その、たったその行動が、僕を大いに驚かせたのは言うまでもない。
『けて、助けて。もう、お掃除係は、じないで。しないで!!思い出してよ、ねぇ、p!#"flくんっ!』
その悲鳴とともに、僕はある場所で寝ていた感じがした。
「ここ、どこだ?」
僕はとっさに、お掃除係の用具を持った。小学生の時から仕込まれた習慣を自然とやれるのはたいそうご立派だと、自意識過剰じいしきかじょうしながらも僕は前に進むことを決意した。
「森の中か?霧でよく見えんな。」
いつだって用具を持っているときは真剣になる。あたりに人がいないか注意しながらも前に進んだ。刹那せつな―――。
「久しぶりだね、p!#"flくん。」
左目を隠し、Tシャツを着ている女子。この子、見覚えがあるような・・・。
「ううっ、頭がっ!割れる・・・・ッ!」
思い出そうとすればするほど、僕は頭が痛くなった。もう、半端じゃない。ここで死ぬかと思ったぐらいに、強烈に。
「忘れちゃってるんだ、やっぱり。「あの子」の言うとおりだ。」
あの子?忘れてる?やっぱり、この女子の言っていることがわからない。次第に冷静さを取り戻していくと、頭が痛いのが終わった。寂しそうな女子の目を見て、僕は言う。
「何言っているのか、わからない。場合によっちゃお前を掃除する。」
「宮殿、お掃除係代表―――。」
「ッ!」
なぜ、宮さんの名を・・・。本当によくわからないが、取りあえずこの女子はお掃除するとしよう。そう思った瞬間、女子が言った。
「だいじょうぶ。あなたは、p!#"flくんは、必ず、「あの子」たちが戻すから。戻してあげるから。空にいるから。待ってて。私も「あの子」もみんなあなたのこと、大好きだから。ミイラグミだもんね。」
大好きだから。はじめて言われた気がするのに、何回か言われた気がする。この感覚はなんなんだろう?僕は、取りつかれたように、用具を持ったままもんもんと考えていた。そのおぞましいともいえる瞬間を、ずっとあの女子は寂しそうに見ていた。
「空で、待ってるから。」
お風呂を洗ってから、宮さんに明日のお掃除係の予定を聞いて、ひと段落したところ。この出来事を、僕の唯一つの友達(話さないけど)just One Hope、通称ホープに書き出してみた。頭が少し痛くなってしまったけれど不思議とというべきか、なんにせよというべきなのかわからないがあの出来事は鮮明に覚えている。前のページをめくってみるとこんな一言が書いてあった。日付は2011年/3月。確か大地震がある日だ。そのページに小さいときに書いた汚い字でこう書いてあった。

※怖いのが嫌いな人は見るなキケン



「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
全部僕のせいですだからどうか親友を返してください神様かみさまお空から返してくださいお願いしますもうだれも傷つけたくないんですただただ笑いたいだけなんですお願いしますお願いしますお願いしますお願いしますなんでみんなをおそうじしてしまったんですかおねがいします助けてひとりじゃやなんだ僕は一人じゃヤダたすけてたすけてたすけて―――――」

僕はこの時の記した時間と日にちを再確認した。
「2011年 3月 13日」
この日記を見て、今回分かったのは2つある。鳥肌が立ったのは間違ない。それと、僕にも「親友」がいたのだということがわかった・・・。
「ごめんなさいって・・・すべての責任は、僕だった・・?」
その親友(幸せ)を壊したのは僕?あれ、涙が出てきて、止まらない。幸せ(親友)を壊したから・・・瞬間、自然と僕はある言葉を口にした。
「ごめんね、僕のせいで。」


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